（朴 英二監督のＦＢより １０月５日アップ分）
【部屋とフォーラムと私】
今日寄宿舎の部屋を掃除して、九州ハッキョをあとにしました。
宣言どおり私にとってのウリ民族フォーラムは、これで最後になりました。
思い起こせば、2006年地元の神奈川で行われたフォーラムから数えたら14年。
神奈川→岡山→千葉→茨城→北海道→岐阜→東北→埼玉→長野→20周年→大阪→愛知→兵庫→九州
本格的に携わることになった茨城フォーラムから早11年。
ウリ民族フォーラムと青商会がなければ、いまの自分はいないと断言出来ます。
一年の半分はフォーラムに携わっているので、この十数年一番の思い出がそこにあります。
その過程で本当にたくさんの学びと経験、数えきれないほどの応援を頂きました。
ある時は、自転車が必要と聞いた先輩が「これで自転車買って‼︎」と5万円をくれたり…いま明かしますが、8,000円の自転車を買って、42,000円で一人焼肉10回いきました。
冷蔵庫いっぱいになるほどのコーラやお菓子をおくってくれたり…「困ったことがあればいつでも言えよ」と暖かい声をかけてくれたり
寄宿舎を提供してくれた、北海道、東北、茨城、九州ハッキョ、部屋や車や自転車を貸してくださった方々…
危機を何度も経験しました。
茨城フォーラムの前日、ホテルで最後の修正をして、書き出しをポチッと押して寝ようと電気を消したら、パソコンの電源もすべて落ちてしまった時の絶望感…
北海道フォーラムの直前に編集プロジェクトが故障して、4日間不眠不休で編集して、当日の本場始まったあとに、映像が完成したこと…
岐阜で隣の部屋のおじさんがテレビをつけっぱなしで寝るから、全然ねれなかったこと…
東北で車が故障して廃車になって新幹線で帰ってきたこと…
埼玉の部屋の壁が緑だな〜と思ってたら、パソコンの画面がいきなり緑になって、次の日目が真っ赤になったこと…
…あげればきりがないんですが、とにかく良い経験、良い勉強になりました。
そんな中で色々迷惑もおかけしてしまったこともあり、反省することもたくさんありました。
現在、映画を作る活動をしていますが、元はと言えば、フォーラムがきっかけでした。
茨城フォーラムの時に、再現ドラマを作りたいとの提案があり、それまでドラマを作ったことがなかったので、それがきっかけとなり映画学校に通うようになりました。
茨城フォーラムで作った、「未来をあきらめなかったものたち」これを観た金明俊監督が「在日同胞自身が作るドキュメンタリー映画が必要」という言葉を聞いて、映画作りを本格的にスタートさせました。
蒼のシンフォニーの時も、全国の青商会OBの先輩方が応援してくれたおかげで完成することが出来ました。
ニジノキセキは言うまでもなく兵庫青商会と共に作った集大成です。
青臭い言い方ですが、私にとっての青春そのものでした。
いっぱい笑い、いっぱい泣き、いっぱい恋して…
ん？…なんか違うような…気のせいか？
とにかく、ウリ民族フォーラムに携われたことに全力で感謝し、助けてくださった沢山の方々に感謝申し上げます‼︎
コマッスミダ‼︎
2017年の愛知フォーラムの後、引退を宣言しました。
兵庫と九州のせいで？いや…おかげで2年任期延長になりました。
いつまでも同じ人間がやってたらいけない…発展するには世代交代は必ず必要だと考えています。
よく言われることがあります。
「後釜いるの？」
いなくなれば、現れるものですよね。
誰が担っていくかわかりませんが、ひとつ伝えたいことがあるとするならば、技術は二の次。ハートが一番。
陰ながら応援したいと思います。
私自身は、次のステージを見つけ、これからさらに加速して、志と信念を持って、使命を全うしていきます。
今日は、九州フォーラム解散式&青商会総会の日です。
九州青商会メンバーと時間を共にし、美味しいコーラも飲みたいところですが、今日は京都で撮影があり残念ながら参加できません。
あらためまして、九州青商会ヨロブン‼︎
この1年間本当にお疲れ様でした‼︎
これからの発展を心から期待しています‼︎
※ヨンイ監督
この期間本当にお疲れさまでした。