日本の方々の感想はこちら 映画ニジノキセ東京プレミアム上映会 330名満員御礼。 | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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厳 廣子ヌナのFBより)

 

 

 

 

2019.9.14 ニジノキセ東京プレミアム上映会 330名満員御礼。
昨年のフォーラムを成功させた兵庫青商会の皆さん、朴英二監督よくぞ作ってくれました。
地道な取り組みの結果、南北同時上映の快挙にもつながったのだと映画とお話を聞いて思います。
ありがとうございます。
日本全国に、世界に、ウリハッキョのキセキを発信していきましょう。

急きょ決まった上映会でしたが、皆で乗り切りました。
共に闘って来た東京オモニ会メンバー、惜しまない力添えをしてくださった諸先輩方、牽引役の真相調査団の梁さん、無償化連絡会の森本さんはじめ最強のウリハッキョ応援団の皆さん本当にお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

デリュン同志も動員・宣伝 お疲れさまでした。

 

 

 

日本の方々の感想はこちら

 

 

 

 

山本 愛さんFBより)

 

 

 

映画ニジノキセキ その名の通り、輝石、奇跡、そして、軌跡。朝鮮学校を取り巻く差別と弾圧の歴史と、これからの希望。二つが織りなす織物のような映画。
「主戦場」に続く、話題になるだろう。
これから、平壌と、釜山、もう一つ三ヶ所の映画祭に出る。配給を勝ち取れますように。必ず勝ち取るはずです。
そして、在日の皆さんは、すぐ歌う、踊る!明るい!アフリカンアメリカンを思い出すよ。
その連帯感羨ましい。
日本人にはあるかなぁ?
盆踊り?笑笑 誰も踊らんやろ。
彼らについていこう!私も入れてな〜〜。神が動いとる!ハレルヤ!
#ニジノキセキ

 

 

 

 

image

 

(デリュン同志より)

 

 

 

同胞の感想

 

 

 

(申さんのFBより)

 

 

 

映画「ニジノキセキ」を観て思ったこと

9月14日、千代田区にある連合会館で上映された映画「ニジノキセキ」を観てきました。

関東初の上映会でもあり2階の大会議室を埋め尽くすほどの人で満杯の盛況でした。

映画は兵庫県下にある朝鮮学校の日常風景を中心に物語が始まっていきます。同じルーツを持つ子どもたちが自国の言葉や文化、歴史を学ぶ朝鮮学校の風景とその学校が経てきた歴史でおりなされた映画です。現在、朝鮮学校に通う生徒たちは日本で生まれ育った在日四世、五世です。この映画の中心軸は1948年4・24阪神教育闘争という歴史に刻まれた在日朝鮮人の闘争史の精神です。

朝鮮学校は在日朝鮮人一世たちが、日本の敗戦により、植民地政策から解放され、自分たちの子供たちに民族の言葉を与えようと、奪われた朝鮮語を学ぶための「国語(朝鮮語)講習会」を日本全国に展開したのが最初でした。解放当時、みんなが貧しく、全てが不足していた中でも、「知恵ある人は知恵を!お金のある人はお金を!力ある人は力を!」のスローガンの下で、血と汗と涙と団結力で朝鮮学校を設立していったのです。当時は日本がGHQの占領下にあり、朝鮮半島では新しい国づくりに理想を抱く民族運動が活発に胎動する激動の時代でもありました。

そんな背景である中、当時、在日朝鮮人は日本に100万人以上在住し、在日朝鮮人が朝鮮半島の新しい国づくりのために子供たちの母国語を学ぶ民族教育の場を持つことは民族の魂を強化することにつながるとして、GHQは日本政府を通し「朝鮮人学校閉鎖令」を発令しました。それに対し、教師、父母、生徒たちが一丸となって抵抗し学校を守るために闘いました。

その闘いを鎮めるためGHQは「非常事態宣言」まで出して、ファッショ的な暴力と圧力で弾圧し、全国にある朝鮮学校の多くの教師、父母、学生を逮捕、連行していきました。

兵庫県でも朝鮮学校閉鎖令撤回と逮捕者の即時解放などを求め、大々的な大衆闘争を連日連夜展開し、知事との交渉で押し合いへし合いする中、粘り強い交渉で要求項目を勝ち取っていきました。その日が4月24日であることで4・24阪神教育闘争と記念されているということです。この教育闘争があったからこそ、現在日本全国に65校の朝鮮学校が存在しているのです。

しかし70年の歳月が経ったいままでの間、朝鮮学校は日本政府による植民地主義的弾圧と民族排他・同化政策、そして社会的差別に常にさらされてきました。朝鮮半島の情勢により、朝鮮学校や在日の社会は大きく影響を受け続けています。特に現在に至っては朝鮮学校無償化排除の問題がクローズアップされます。朝鮮学校無償化排除に対し、高校生が訴訟を起こしている裁判で不当判決が続く実態は、明らかに行政によるヘイトクライムによる判断のもと判決が下されていると思います。この不当判決が覆されない限り、日朝交渉はないと考えます。

パンフによると、タイトルのニジノキセキは3つのキセキがあり、過去から未来へ「4・24」を受け継ぐ虹の架け橋となっています。

3つの「キセキ」とは軌跡、奇跡、輝石とあります。

軌跡-世代を超えて受け継ぎ発展させ続けた、民族教育の歴史。70年の道のり。

奇跡-異国の風雨に打ち勝ち、成果と経験を生み続ける民族教育という奇跡。誇り。

輝石-キラキラと輝くウリハッキョ(朝鮮学校)の生徒たち。ダイヤモンドの原石のような未来たちとなっています。

「朝鮮学校の生徒が放つ光は、ほかの誰よりも増してまぶしく映るのだ。厳しい環境にあっても決してうつむかず、朝鮮人である自分自身を肯定し、他者や集団を思いやり、明るく元気に前向きに生きる姿は誰もが心突き動かされるだろう。自分自身であることへの誇り、そして未来への志と希望に満ちて学ぶまなざしに宿る輝き。(パンフの中の一部)」

まぶしい「輝石」たちに出会える場が朝鮮学校です。

私は日本学校で学んできた在日コリアン二世ですが、在日同胞にとって民族教育は在日同胞の財産だと思っています。4・24阪神教育闘争に敬意を表します。

 

 

 

 

 

 

お疲れさまでした。