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の続き
東京五輪出場かけ選考試合／朝大、朝高サッカー選手らが祖国訪問
第7回目の代表団
（強豪を相手に大奮闘（U23））
【平壌発＝金淑美】朝鮮学校サッカー部を対象とした年代別朝鮮代表を選出する選考試合が今年も平壌で行われた。第7回となる今回は東京五輪出場に照準を合わせた。夢の舞台へ駆け上がるべく、朝鮮大学校、各地朝鮮高級学校の学生・生徒たちが挑んだ。
在日本朝鮮人サッカー協会では年代別朝鮮代表選出と東京五輪に向けた選手育成を目的に祖国での選考試合実施に取り組んできた。
来年に迫る東京五輪に向けた今回の選考試合。対象となる朝大生らは、この選考試合を通して代表に選出されれば、東京五輪1次予選を兼ねる2020 AFC U23選手権（2020年１月8〜26日、タイ）に出場することになる。
一方、朝高生らは選出されれば、2020 AFC U19選手権（2020年10月）の予選（11月2〜10日、ベトナム）に出場することができる。
第7回在日朝鮮学生サッカー選手団（団長＝李康弘・在日本朝鮮人サッカー協会理事長、6月24〜7月4日）には、朝鮮大学校から18人、各地朝鮮学校から19人が参加。また今回、選考試合に合わせてサッカー協会の副会長を含む役員ら10人が訪朝し、観客席から試合を見守り学生・生徒らにエールを送った。
崔英秀副会長（60）は「朝鮮学校でサッカーに励む子どもらの存在を祖国の人々に積極的に知らせると同時に、異なるプレースタイルから互いに学ぶ好機」と選考試合の意義を指摘し、「五輪出場は予選突破が前提だが、予選から同胞選手が出場し、ぜひ五輪出場に貢献してほしい。団体競技であるサッカーに同胞選手が出場すれば同胞社会全体が盛り上がるし、それは同時に民族教育の素晴らしさを世界に示すことになる」と期待を示した。
代表相手に奮闘
学生・生徒らは滞在期間、U23（朝大）とU19（朝高）チームに分かれて年代別代表チームをはじめ朝鮮の1部、2部リーグの強豪とそれぞれ4試合を戦い、U23は1勝3敗、U19は2分2敗の成績となった。
