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(フェイスブックより)
 
 
 
力道山のお話
 
 
 
今から55年前の1963年、年の瀬も押し迫る師走の12月15日に一人の男がこの世を去りました。その男の名は「百田光浩」。彼の墓所は東京都大田区池上本願寺と長崎県大村市のとあるお寺の二ヶ所にあります。
 
皆さんは「百田光浩」と言っても名前に聞き覚えがないかと思われますが、百田光浩にはもう一つ、誰もが知っている名前があります。その名は「力道山」。日本プロレス界の礎を築いた、プロレスのスーパーヒーローですね。
 
 
 
 
 
 
百田光浩、力道山の本名は「金信洛(キムシンラク)」であり、最初の通称名は金村光浩でした
 
力道山は1924年11月14日、現在の朝鮮半島北部にある咸鏡南道洪原郡新豊里(旧地名:龍源村)で、3人兄弟の末っ子として生まれます。力道山は子供の頃から腕力が強く、ある時地域のシルム(韓国朝鮮の相撲)大会に兄と参加して3位の成績を収めます。この時に興行師である百田巳之吉の目に留まり、日本の相撲界入りを強く勧められます。これを機に力道山は、日本に渡る気持ちが沸きその思いが日に日に強くなって行きますが、病気の父親がおり親兄弟は渡日に猛反対します。そして力道山の気持ちを抑えさせるためにも、朴信峰と言う女性と結婚させ所帯を持たせることにしました。
 
しかし、力道山は日本に渡る気持ちが抑えきれず家族を残し単身で日本に渡り、長崎県大村市に移り住んだ後、大村市の荒瀬地区にあるでんぷん工場で働く事となります。当時の力道山を知る地元のご老人達の話では、セメント袋に詰めたでんぷんを一袋抱える事がやっとの工員たちを尻目に、力道山は優に一人で3袋抱えトラックの荷台に積み上げる程の腕力の持ち主だったそうです。
 
その後力道山は上京して、1940年2月二所ノ関部屋に弟子入りし角界入りを果たします。四股名は、「力道山光浩」。角界でめきめき腕を上げた力道山は、1942年に巡業で朝鮮半島に帰郷します。そして妻の朴信峰と再会を果たします。翌年1943年には長女「英淑」が生まれ、1945年春に再度巡業で帰郷をします。
 
力道山は角界で好成績を収め、1949年には関脇まで上り詰めますが、朝鮮人は横綱になれない事を知り、1950年8月に自ら髷を切り廃業してしまいす。この時の心情を、力道山に空手チョップを伝授した「拳道会」の故中村日出夫総師に「朝鮮人は横綱になれない」と打ち明けていたそうです。角界廃業3か月後、力道山は自らの戸籍整理を行い、翌年1951年2月に就籍が認められ、百田巳之吉の養子となり名を「百田光浩」と改名します。
 
話は少し戻り、髷を切った力道山は荒れた生活になり、後援会の人のお世話で土木作業員やクラブの用心棒として働きます。この時、ハワイからGHQの慰問プロレスに訪れていた日系レスラーとクラブで派手に喧嘩をします。これをきっかけにプロレスにあこがれを持つ力道山は、単身渡米してプロレスデビューを果たします。日本に戻った力道山は、プロレス団体を立ち上げ、興行で爆発的な人気を得て、プロレスラー力道山の地位を確立し日本のプロレス興行を築いていきます。
 
1959年、在日朝鮮人の帰国事業で帰国した人々により、北朝鮮では力道山の話題が上がり、これがきっかけで1960年に北朝鮮の長兄からの手紙を受けとったとされています。そして翌年1961年には、新潟で次兄と自分の娘英淑との再会を果たします。しかしこの後に、政治に翻弄されて北朝鮮との交流を一切絶ってしまいます。
 
数年後の1963年12月、クラブで派手に酔った力道山は、そこにいた暴力団と派手に喧嘩をして、腹部を登山ナイフで刺されてしまいます。この時に応急手当てをしますが、治療が上手く行かず(医療ミスとも言われている)、1週間後の12月15日、39歳の若さでこの世を去ります。
 
余談ですが力道山は実業家としての顔も持っておりました。実業家としての最後の仕事はゴルフ場建設でした。神奈川県の湖のほとりに「レイクサイドカントリークラブ」と言うゴルフ場を建設するために、広大な土地を買収し会員権販売まで済ませ建設工事に取り掛かりました。しかし力道山の死に伴い建設が止まり未完のまま転売されてしまい、遊園地になりました。それが後の相模湖ピクニックランドで、現在のさがみ湖リゾート プレジャーフォレストです。
 
いかがでしたか今日の力道山のお話。
信じるも信じないもあなた次第です。
では、また次回・・・
 
 
 
 
 

「俺は朝鮮人だ-世界プロレスリング強者 力道山-」:北朝鮮版の力道山ストーリー (「朝鮮中央TV」)

 
 
 
 
 
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在日の著名人 すごいメンバーですねー