南北会談 両首脳白頭山に&焦点はアメリカの「朝鮮戦争終戦宣言」実行 | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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南北首脳が初の白頭山登頂 文大統領「国民も観光できる時代を」

【平壌(共同取材団)、ソウル聯合ニュース】訪朝している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と朝鮮半島最高峰の「聖山」、白頭山の頂上を訪問し、「南側(韓国)の国民も白頭山を観光で訪れることができる時代が来ると信じている」と感想を語った。文大統領が同山を訪問するのは初めて。

 

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백두산에 오르신 남북정상.
白頭山に登った南北首脳。
 
 
 
 

文大統領の帰還報告・対国民談話
とりあえず速報の見出し三つです。

文大統領
《金委員長は第二次朝米首脳会談の早期の開催を希望している》

《北は早い時期に非核化を終えて経済発展に集中することを希望している》

《金委員長は確固たる非核化の意志を重ね重ね確約した》

 
 
 
 

 
 
 
こちらご覧ください。
 

 

 

 

焦点はアメリカの「朝鮮戦争終戦宣言」実行

 
 

https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/ad3ec2939fbc027bb9c119059f45d58c

 

 

 

↑アリの一言ブログより

 

 

 

 

 

戦争のない朝鮮半島が始まりました。南と北はきょう、朝鮮半島全域から戦争を引き起こす恐れのあるすべてのリスクをなくすことに合意しました」(中継の同時通訳)

  「9月平壌共同宣言」(19日)署名後の共同記者会見での韓国・文在寅大統領の言葉に、胸が熱くなりました。4月27日の「板門店宣言」に続く歴史的宣言です。

  そのころ日本では、安倍晋三首相が自民党総裁選で石破茂氏をこき下ろす”内ゲバ“に熱中していました。もちろん安倍氏に期待するものは爪のアカほどもありませんが、あまりにも対照的な、戯画的な光景と言わねばなりません。

  安倍氏だけではありません。日本のメディアは総裁選報道に明け暮れる一方、南北首脳会談については終始、「最大の焦点は北朝鮮の非核化」だと言い続け、「平壌宣言」に対しても「これではアメリカは応じられないだろう」などと傍観者的評論に終始しています。これが日本の現実です。

  「焦点は北朝鮮の非核化」という見方・言説は根本的に間違っています。焦点は「アメリカの朝鮮戦争終戦宣言の実行・約束履行」です。

  「約束履行」という意味は、それが6月12日の朝米首脳会談の合意だったということです。

 

 

 

 

 

 「シンガポール共同声明」は、「トランプ大統領は北朝鮮に安全の保証を与えることを約束」と明記しています。さらにトランプ氏は会談後の記者会見で、「朝鮮戦争は間もなく終結するとの期待を持っている」(6月13日付共同配信)と言明しました。

  ハンギョレ新聞によれば、トランプ氏は金正恩委員長との会談で、「終戦宣言にすぐ署名すると約束した」と米メディアは報じています。

 <米国のインターネットメディア『VOX』は(8月―引用者)29日(現地時間)、関連事情に詳しい2人の消息筋の話を引用して「シンガポール首脳会談でトランプ大統領が金委員長に『会談を終えてすぐに平和宣言に署名する』と約束した」と報道した。
 …ある関係者は、同メディアに「トランプ大統領が平和宣言を約束し、ゴールポストを動かして、それを条件付きのようにしたならば、米国が約束を破ったと見られるだろう」とし、「北朝鮮がなぜ怒るのか理解できる」と語った>(8月30日付ハンギョレ新聞電子版)

 

 

 

 

 

 

  今回の南北首脳会談で、「アメリカが米韓共同声明にもとづき相応の措置をとるなら」朝鮮は核施設を廃棄するとした「相応の措置」とは、この「終戦宣言署名」に他ならないでしょう。

  そもそも朝鮮半島の今日の核・軍事化は、アメリカが朝鮮戦争の「休戦協定(13節d項違反)」(1953年7月27日)に違反して韓国と軍事同盟を結び、核を持ち込み、合同軍事演習を続けていることに原因があります。朝鮮の核がそれに対する対抗措置であることは、朝鮮政府が再三言明しているところです。

 その朝鮮半島を「非核化」しようとすれば、まず原因を除去すること、すなわち、アメリカの核・軍事行動の根源である朝鮮戦争を文字通り終結させることが先決であることは自明ではないでしょうか。
 それなしに朝鮮に「非核化」を迫ることは、核超大国と戦争をしている小国の方に一方的に”武装解除“を迫るに等しいことです。

 朝米首脳会談「シンガポール共同声明」の内容・経過からして、また朝鮮戦争の歴史的経過からして、さらにものごとの道理からしても、まず朝鮮戦争を終結させること、すなわちアメリカが「終戦宣言」に署名すると約束したことを履行することです。これこそが朝鮮半島の平和にとっての現在の焦点です。

 朝鮮半島の分断はもともと帝国日本の朝鮮侵略・植民地化が根源です。日本は朝鮮戦争にもアメリカに従属して直接・間接にかかわってきました。そればかりか、朝鮮人民の血を吸うように、「朝鮮戦争特需」でぼろもうけし今日の「経済発展」の基礎を築いてきました。

 日本は朝鮮半島の分断・軍事化の当事者、加害者です。傍観者的態度は許されません。朝鮮戦争を1日も早く終結させるために、「トランプ大統領は直ちに終戦宣言に署名せよ」の声をあげていかねばなりません。