日本政府は「朝鮮半島の統一」も「緊張緩和」も望んでないのね…
こちらのブログより
http://d.hatena.ne.jp/mzponta/touch/20180112/p3
朝鮮(民主主義人民共和国)と大韓民国(韓国)は、もとは一つの国…だったのが
日本の植民地にされたせいで、第二次世界大戦に巻き込まれて
その結果、現在の分断国家状態になってしまい、(冷戦構造のせいで)対立し合うことになった…のだから
「戦争終結後の思惑」という勝手な理屈で朝鮮半島分断にもっていったアメリカをはじめとする戦勝国と
分断の遠因をつくった日本は、現在の朝鮮半島の分断・対立状況に対してそれぞれ責任があります
(そういうコトをほとんど認識してない日本の市民が少なくないのは由々しきことだと思います)
だから、朝鮮半島の緊張を緩和に向かわせることにおいても、
周辺の大国と日本は責任を負っている…というべきであるところ
日米両政府は南北間の緊張緩和の動きをこころよく思っていないし、
朝日新聞もまた「はやる韓国」と揶揄してはります
じゃ、韓国と朝鮮がいつまでもいがみ合って対立し合ってたらええのか…と言えば
ボクはそんなこと、ええわかないがな…と素朴に思うんだけど
「朝鮮半島の対立」がある方が、日米両政府にとっては都合がよい…そうです
それはなぜかと尋ねたら、アメリカにとって日本や韓国に基地を置く理由ができる…し
日本や韓国に武器を売ることができる…
そして、日本の与党もまた「朝鮮ガ~」で支持率が上がる…
だから、「朝鮮半島の緊張は我が利益」ということで「日米両政府は一致」してるというわけです
(でも、韓国までもが一致する理由はないのでありまして、それは朝鮮もいっしょです)
朝鮮は韓国に脅威を感じているわけではなく
韓国もまた、朝鮮に脅威を感じているわけではない…
なぜなら、朝鮮と韓国はもともと一つの国であって、
いつかはまた一つに戻る…というのが両国民の共通した願いだからです
(朝鮮の核兵器は、韓国(や日本)に向いているものではない…と朝鮮の高官も言うてますしね)
だから、「朝鮮半島の緊張」というものの実態は
「朝鮮と(韓国に基地を置く)アメリカの対立」でありまして
そういう意味でも、朝鮮と韓国がいがみ合う理由は(在韓米軍基地を除いては)ほとんどないはず…なんです
でも、アメリカが韓国に基地を置いて、一年に何回も韓国軍と合同で軍事演習をするから
朝鮮が身構えて、朝鮮と韓国までもが対立することになる…のだし
日本もまた、ホントなら「朝鮮とアメリカの対立」とは直接の関係がないはず…なのに
日本にアメリカ軍の基地があ(り、日米で軍事演習して)るから、
これまた朝鮮と対立することになる…わけですから
やはりどない考えても、韓国や日本のアメリカ軍基地こそが「緊張の種」と言うべきでありましょう