個人的な想い&朝鮮大学ラグビー部 観戦記 敗戦も確かな手ごたえ | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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朝鮮大学校ラグビー部FBより 9月24日 16:50

 

 

 

朝鮮大学ラグビー部

 

 

 

【関東大学リーグ 結果】

本日(24日)行われた山梨学院大学との試合は31-50(前半24-26)で敗れました。

次の試合は10/8(日)に立正大学にて東洋大学との試合が行われます。
12:00キックオフです。
引き続き応援の方お願いします!

 

 

 

 

朝大スポーツFBより)

 

 

 

【朝大スポーツ特別企画 スポーツクラブ公式戦観戦記ー① ラグビー部(関東大学リーグ2部)】

昨季優勝校に5トライ、敗戦も確かな手ごたえ
    
-スタンドで聞いた話、考えたことー

相手は昨シーズンの関東2部を全勝で制した山梨学院大。
試合開始早々、立て続けに2トライを許し大敗の予感が脳裏をかすめたが、「いけるいける!」、「ここからここから!」と声をかけ合う選手たちの表情には気迫と、何よりも落ち着きと自信がみなぎっていて、スタンドで一人浮足立っていた私の動揺を鎮めてくれた。
そしてその直後から、選手たちのその声と表情がただのはったりではないことが証明され、スタンドを含めた試合会場全ての関心が、前年の優勝校ではなく入れ替え戦に回った朝鮮大学校に注がれることになるのである。

 

 

 

 

 


FBキムスリュンが自陣でボールをキャッチすると猛然と駆け出す。ハーフラインを越えると相手チームが一人また一人と彼を倒しに、あるいはつかまえに襲い掛かって来る。
ゴールラインまでの彼の前方にはざっと6,7人が守備網を敷いて待ち構えている。
常識的に考えてよほどの力の差がなければその全員を抜き去って一人でトライまで持って行くのは至難の業、しかも相手は昨季の優勝校だ、でも少しでも前進してチャンスを広げてほしい、そんな私の悲観も期待もあっさりと裏切られることになる。
キムスリュンのスピードは全く落ちない。襲い来る相手を一人、また一人抜き去ったかと思うと、これはつかまえられると思う瞬間、切れ味バツグンのステップで二人を悠然とかわしてさらにギアを上げる。
誰もキムスリュンの身体に触れられないのだ。
彼の前身の度、ステップの度にスタンドのどよめきが大きくなる。
「まさか」が「もしや」に変わり、「もしや」が「マジか」になり「ヤバい」になっていった。

私の周りには、先に試合を終えたK大学の選手たちが陣取っていた。この試合を見るよう監督に言われたことが会話から知れる。今後対戦する両校だからだが、朝大より上位にいる彼らの「お目当て」はやはり昨季優勝校であることも。
山梨学院大の先制の2トライ目までは「当然の展開」に別段会話も弾まず、「帰ったらバレますよね?」「こっからなら見つかんないじゃない?」といういかにも大学生らしいダレた話で笑い合っていた。
その時、キムスリュンの走りがさく裂したのである。
「マジか」「ヤバい」は、私の周りで湧きおこったK大学選手たちの声だ。
「すげえな、15番」という声に、数人の「スリュンだ」の声。
それをきっかけにスタンドの上、下、横から会話が入り乱れ始めた。
「あいつ、大阪朝鮮だっけ?」
「はい、俺、高校の時さわることも出来ませんでした。」
「その年大阪朝鮮弱かったの?」
キムスリュンが高3だったのが2年前。6年連続で出ていた「花園」を府予選決勝で負けて逃した年だ。それで「弱かった?」なのだろうか。
「スリュンだけだったの?」
「いえ、他にもうまい奴何人かいましたけど」
「そいつらはみんな朝鮮(大学校)に行かなかったの?」
「全員は行ってないんじゃないですかね」
ここで会話がいったん途切れた。
私はいいようのない思いにとらわれた。
彼ら日本の大学ラガーマンが朝高生、朝鮮学校の置かれた状況をどれほど知っているのだろうか。個人的体験の範囲では、絶対多数が在日朝鮮人の存在理由も「高校無償化」排除も補助金切りも「微かに聞いたことがある」か「何それ?」だ。
会話の途切れにどんな理由があるかわからない。ラガーマンを含めた朝高生の前に横たわる朝大か日本の大学かという選択肢の問題を知っているとも思えない。
私は頭の中で彼らの会話の続きを好きなように想像、いやねつ造する。
「朝鮮高校の奴らがみんな朝鮮大学に行ったらヤバいよな」
「ああ、俺らぜってえ勝てないじゃん」
この想像はしかし、残念ながら決して楽しいものではない。くやしいのだ。
みんなが行ったら、という仮定形。実現されない仮定形はただただくやしいのみである。
しかし、実現される嬉しい想像、いや予想をしている自分もたしかにいて、K大学のラガーマンたちにこう言ってやるのだ。もちろん心の中で。
「朝高からみんな来なくても、ここにいるメンバーだけで君たちには勝つよ」。

こう言い切れる試合内容だった。

 

 

 

 

 


K大学生たちの会話から、4トライをあげたキムスリュン「だけのチーム」とは絶対思わないでいただきたい。彼の決定力を生かすための攻撃のオプション、低く低く突き刺さるタックル、体格で勝る相手を押し込むスクラム。どれをとっても充分2部の上位で互角に戦えるだけのチーム力がある。スリュンもすごかったが、後半のモールトライは最高に素晴らしかった。ラインアウトからボールをキープしてモールを組むと一気に30メートルを突っ走って押し込んだのだ。2メートルを超える外国人選手を含む圧倒的体格の相手FWを、である。
最後は総合的地力の差が出ての敗戦となったが、昨季24-70で負けた優勝候補相手の31-50というスコアは、これからの戦いに向けての自信と手応えになったに違いない。
再びK大学生の会話を思い出す。そして今進路を考える朝高ラガーマンたちを想う。
「そいつらはみんな朝鮮(大学校)に行かなかったの?」
有名強豪校に誘われてより高いレベルで己を鍛え高めるのもアスリートの当然の性(さが)だろうしロマンであろう。
そして、朝鮮という民族名がつく高校から同じく民族名だけがつく大学に集まって
数十倍以上の規模の大学と競い合い、2部の上位から1部昇格を目指すのもそれに劣らぬロマンだと信じるのだが。
そして、居並ぶ日本の大学ラガーマンたちに言わせてやりたいのだ。
「すげえ、あいつ〇〇朝鮮?」「あいつヤバい、○○朝鮮だろ?」
○○はもちろん地名である。各地の朝高生が集まって、地名のつかない朝鮮大学校になるのである。
(キムジョンホ)

 

 

 

 

 

 

 

 

次の試合は10/8(日)に立正大学にて東洋大学との試合が行われます。
12:00キックオフです。
引き続き応援の方お願いします!

 

 

 

 

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朝鮮大学ラグビー部も

 

 

 

応援してます。

 

 

 

 

個人的な想い

 

 

 

 

サッカーもそうですがラグビーも

 

 

 

全国の朝高卒業生がすべて

 

 

 

朝鮮大学に入ってサッカー、ラグビーやれば

 

 

 

関東1部も十分狙えるでしょう。

 

 

 

難しい問題も多いですが

 

 

 

朝鮮大学の魅力も一つでも多く

 

 

 

伝えていきたいですねー

 

 

 

1人でも多く朝鮮大学で

 

 

 

サッカー、ラグビー続けてほしいですねー