朝鮮学校〈高校無償化裁判〉 11 (広島敗訴と大阪勝訴の違い他) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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本日判決!16時~判決出ました。 広島朝鮮学校高校無償化裁判判決   

 

[速報] 不当判決!! 日本司法が差別を容認した!!広島朝鮮学校高校無償化裁判判決  

 

朝鮮学校“無償化”裁判で判決(広島にて)不倒(不当)判決! 

 

〈広島無償化裁判〉不当判決に怒り、逆転判決を信じて控訴へ 

 

朝鮮学校〈広島無償化裁判〉各新聞の社説より  

 

朝鮮学校〈広島無償化裁判〉6(朝鮮学校、全面敗訴  田中宏・一橋大名誉教授の話他) 

 

朝鮮学校〈高校無償化裁判〉 7 (勝つまで戦い続ける。あきらめない学生、同胞たち) 

 

朝鮮学校〈高校無償化裁判〉 8 (明日大阪地裁判決11時~)

 

 

の続き

 

 

 

 

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(金 有燮校長ソンセンニンのFBより)

 

 

 

 

【ニュース速報】
朝鮮学校「無償化」訴訟、

大阪地裁で判決 朝鮮学校側が勝訴!!

【各紙報道】
朝鮮新報
http://chosonsinbo.com/jp/2017/07/0728yh/

朝日
http://www.asahi.com/sp/articles/ASK7X3G0QK7XPTIL007.html…

時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072800194&g=soc

NHK
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170728/5498002.html

毎日
https://mainichi.jp/articles/20170728/k00/00e/040/233000c

読売
http://sp.yomiuri.co.jp/national/20170728-OYT1T50081.html

神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/sp/article/267372

北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/122150

毎日放送(動画あり)
http://www.mbs.jp/news/sp/kansai/20170728/00000027.shtml

読売ニュース(動画あり)
http://www.ytv.co.jp/press/smartphone/kansai/D16630.html

NHKニュース(動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20170728/k10011078051000.html

TBSニュース(動画あり)
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3116868.htm

産経
http://www.sankei.com/…/w…/news/170728/wst1707280052-s1.html

연합뉴스 
http://m.yna.co.kr/kr/contents/…

毎日(続報)
「母校が認められた」全面勝訴に大歓声
2017年7月28日 12時44分
https://mainichi.jp/articles/20170728/k00/00e/040/251000c

産経(続報)
「排除は不当な差別で憲法違反」大阪地裁は学園側勝訴 北朝鮮・総連との関係性明らかにされぬまま無償化義務づけ 
http://www.sankei.com/…/w…/news/170728/wst1707280052-s1.html

 

 

 

 

 

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(ヨンホ副局長のFBより)


 

 

東京新聞より抜粋

 

【広島地裁判決】

広島朝鮮学園(広島市)が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の強力な指導下にあるとした過去の民事訴訟の判決や公安調査庁の報告などを基に、生徒の授業料として学校に支払われる就学支援金の流用に対する懸念を示した国の主張を追認。無償化対象から除外した国の処分は裁量の範囲内で適法と結論付けた。

 

【大阪地裁判決】

朝鮮総連の関与を一定程度認めた上で「在日組織が民族教育を行う学校に援助する点が不自然とはいえない」と指摘し、「不当な支配」を疑わせる特段の事情の存在を認めなかった。国が適用要件の可否を判断するのは「教育に対する行政の過度な介入を容認することになりかねない」とし、司法による客観的判断では要件を満たすと認定した。

 

 

 

 

 

【朝日新聞】 朝鮮学校判決 国は速やかに支給を

 

2017年7月30日 

 日本で学ぶ全ての生徒に公平に教育の機会を与える、という制度の原点に立った判決だ。
 高校の授業料無償化をめぐり、大阪地裁は28日、大阪朝鮮高級学校を対象外にした国の決定を取り消し、就学支援金を支給するよう命じる判決を出した。国は司法の判断を重く受けとめ、速やかに支給すべきだ。
 経済的事情で勉学を断念することがないよう、国の負担で教育の機会均等を確保する。判決が判断の軸にしたのは、高校無償化法にあるこの目的だ。
 無償化は民主党政権が2010年に始めたが、朝鮮半島情勢を理由に適用を見送った。第2次安倍内閣では下村博文・文科相が拉致問題などを理由に「国民の理解が得られない」とし、13年2月、不支給を決めた。
 大阪地裁はこうした国の対応を「教育の機会均等の確保とは無関係な外交的、政治的判断に基づき、法の趣旨を逸脱し、違法で無効だ」と結論づけた。
 教育制度を政治・外交課題と同一線上で論じ、混同することを、厳しく戒めたといえる。
 国が主張したのは、朝鮮学校が北朝鮮や朝鮮総連とつながりをもち、「『不当な支配』を受け、適正な学校運営がされない懸念がある」という点だった。
 判決は、朝鮮高級学校で北朝鮮を賛美する内容の教育があり、総連の一定の関与があることは認めた。ただ、補助教材を活用するなどし、教育内容が一方的ではなく、さまざまな見方を教えているとも指摘、「教育の自主性を失っているとまでは認められない」と述べた。
 国は「支援金が授業料にあてられない懸念がある」としたが、判決は、裏付けの事実がないとして認めなかった。実態を十分に調べず、こうした主張をする姿勢が、学校への偏見を広めたことを国は反省すべきだ。
 朝鮮学校の無償化問題では、広島地裁が19日、学校と総連との関係が強かったとして「不支給は適法」との判決を出しており、地裁で判断が分かれた。国の言い分の追認に終始した広島の審理に対し、大阪地裁は卒業生や元教員らの証人尋問をし、学校側から提出された保護者へのアンケートまで証拠として検討した。朝鮮学校の実情を把握するため、より丁寧な裁判で導いた結論といえる。
 いま、朝鮮学校に通う生徒は日本で生まれ育った在日コリアン4世が中心だ。民族の言葉や文化を大切にしながら、日本で生きていきたいと学んでいる。
 多様なルーツや教育の自主性を尊重するのか。問われているのは、社会のあり方だ。

 

 

 

 

 

 

大阪朝鮮学園声明

日本政府は判決を真摯に受け止め控訴すべきではない

 

文部科学省が朝鮮学校を高校授業料無償化の対象から除外した事に対して、大阪朝鮮学園が、処分取り消しと無償化の指定義務付けを求めた訴訟で、大阪地裁は28日、「教育の機会均等と無関係な外交・政治的理由で朝鮮学校を排除しており、違法・無効だ」と指摘し、原告の全面勝訴を言い渡した。これに関し大阪朝鮮学園は以下のような声明を発表した。(全文)

 

大阪朝鮮学園は、「高校無償化」の適用を求めて日本国を相手どり、2013年1月24日に提訴し、4年6ヶ月、16回に及ぶ口頭弁論を経て、本日、判決言渡しを迎えました。

本日の勝訴判決は、行政の不当な差別行為を、司法が取り消すという画期的なものとなりました。公正で平等な判断を下すべき司法が、強大な行政権力の意向を忖度せず正当な判決を下したものであると、これを歓迎いたします。

この判決は、法治国家・先進国を謳い、国際化、共存・共生の社会を目指す、日本において、朝鮮学校に対する公的助成からの排除の流れを断つ、礎となり、始発点、転換点となることでしょう。

また、朝鮮学校で学んでいる多くの子どもたちの教育への権利が改めて認められ、保障されたことをうれしく思い、我々の民族教育は正当であり、民族教育は法的保護に値する権利であることが証明されたと思います。

「悔しさ」を胸に巣立っていった、数多くの朝鮮高級学校の卒業生や生徒たちの無念を晴らす何よりもの「吉報」でもあります。

我々は、文部科学省の申請書類の作成や調査、視察、質問などに対して、真摯に応対し、誠意をもって対処してきたにもかかわらず、唯一、朝鮮高級学校だけが、指定どころか、挙句の果てには「除外」されました。

国連人種差別撤廃委員会も、日本政府に対して、朝鮮学校に「高校無償化」制度の適用と、地方自治体には補助金の再開・維持を要請するよう勧告しています。

「高校無償化法」は、政府自らが、政治的判断や外交上の問題ではなく、教育上の観点から客観的に判断し、「すべての意志ある高校生」が対象であると言っていたものであります。それがやっと実現しようとしています。

 「教育への権利」は、差別があってはならないし、平等でなければなりません。

 学習権、こどもの権利は、何人も侵してはならない世界共通の神聖な権利であります。

 本日のこの『勝利』は、「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」のメンバーをはじめとする多くの日本人、丹羽雅雄弁護士を筆頭とする弁護団、大阪はもとより日本全国の心ある方々や韓国の市民運動からの物心両面にわたる大きな支援の賜物であります。

 我々の裁判闘争を支えてくださり、協力・支援をしてくださった全ての人々に心からの謝意を表します。

また、公正な判断を下された裁判長をはじめとする裁判官のみなさまに敬意を表します。

日本政府は判決を真摯に受け止め、控訴することなく、すみやかに停止していた7年間の「就学支援金」を支給するよう強く求めるとともに、国家による「民族差別」をやめ、地方自治体の補助金再開を強く求めていく所存であります。(了)

 

 

 

広島無償化裁判を支援する会FBより)

 

 

 

 

今日は民族教育ネットワークの学習会。
お勉強が終わった後はいつもの焼肉交流会。

 

 

 

 

広島無償化裁判 がんばってほしいです。

 

 

2017/07/28 に公開

国が朝鮮学校を高校無償化の適用対象外としたのは違法として、大阪朝鮮高級学校を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」(大阪市)が処分の取り消しと適用の義務付けを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、原告側の全面勝訴を言い渡した。初の判決だった広島訴訟と逆の結論となった。