(伊東さんのフェイスブックより）
「東京朝高生、ホーム転落
車椅子障害者を
人命救助」
東京朝鮮高校(東京都北区)の２年生男児ラグビー部員が、この１日に日暮里駅のホームから線路内へ転落した車椅子利用の障害者の方を、近くに居たサラリーマンと２人で、いつ電車が来るかもわからない線路に飛び降り協力し合いながら、障害者の方もまたその方の車椅子もホームにやっとの思いで上げて人命救助されたようです。このトンムはチュングップの時から私も存じ上げるハッセン、オモニも勿論存じ上げこの子の妹さんが通うハッキョのウンドンヘで先日の日曜日にお逢いしお話ししたところでした。このラグビー部のハッセンは救助した後、名前も告げずその場を立ち去ったようですが、ＪＲだか鉄道警察からは東京朝鮮高校に「生徒さんが人命救助して下さった」旨の連絡があったようです。恐らく胸にある校章の「サンペンマーク」がホームの防犯カメラに写っていたのでしょう。この事実は本日東京朝鮮高校にお伺いさせていただきました時に何名かのハッセンがお話しして下さいました。
（写真はイメージです）
私はご本人には怪我は無かったかを心配でしたので、今夜オモニにお電話したところ、「息子がただその人を助けたくて咄嗟にホームに降りて、ご本人とその方の車椅子をもうひとりのおじさんと力を合わせ何とかホームに上げる事ができてよかった、だけどオンマそういう状況でも、見て見ぬふりする人もいっぱいいたよ・・」と話されたようです。 日頃朝鮮学校のハッセン達となるべく触れ合うようにしておりますが、恐らく全国の朝鮮学校のハッセン達はわたしの知るところ、みんなこのハッセンのような「人として当たり前の愛ある行動、また命の尊さを重んじる素晴らしい若者達ばかり」だと思っています。しかし全く別の部分では、とても残念な事に「高校無償化対象外」となってしまっている若者達です。先日も日本学校の高校生野球部員が人命救助をされ、事故発生所轄警察署の署長から表彰状を贈呈されるご様子が夕方のニュースで放映されてましたが、この度の東京朝高ラグビー部のハッセンも同じくこの国で生きる若者なのです・・同じように愛と勇気ある行動に「日本社会全体で讃えてあげて欲しい」と私は強く思う！・・・最後にこのハッセンはオンマに言ったそうです「表彰なんかいらないよ・・ただ僕は困っている人を助けただけだから・・」と！
さすがウリハッキョの素晴らしい若者、心から尊敬致します。
(写真はイメージです)
素晴らしいですねー
さすがウリハッセン
また詳しい情報が入りましたら
アップしますねー