鍼灸の施術するタイミングですが、アスリートや芸術関係の患者様には本番の2日前までに施術をすることをお勧めしております。
当院の施術は鍼の本数が多く、施術範囲も広めな為、刺激量(ドーゼ)が多めです。施術した当日、もしくは翌日に気だるさが出ることもあります。
【前日の施術可能な例】
・気だるさが出ない患者様。
・多少気だるさが出ても、痛みを軽減することを優先される患者様。
上記の患者様は、前日に施術されても問題ありません。
【刺激減らす施術方法】
・鍼を打ちっぱなし(置鍼)にせず、打ってすぐ抜く。
・患部限定で打つ。
①線状のツッパリ感なら、最初と最も硬いところ、最後の部分の3箇所のみ打つ。
②点、もしくは円状の硬さなら、そこのみに打つ。硬さの種類によっては、円状に打つこともあります。
・運動鍼(うんどうしん)をやらないか、動かす回数を減らす。
このやり方で刺激量は減らせます。
実際、大先生と呼ばれる知る人ぞ知る鍼灸師の方々は、鍼の本数少なめで効果を出しています。このやり方で結果を出すのが鍼灸師として理想かも。
【シール鍼、円皮鍼、パイオネックス】
・シール鍼は練習前に剥がして頂いているのは、競技のルールによって貼ってはいけない場合もあるからです。
ルール的に問題なければ貼ったままプレーして構いません。
アスリートの画像を見ると結構貼ってます。
施術についてなにかあれば、お気軽にお声掛けください。