
けさの朝日の土曜版より.
種々の歌を1曲取り上げるコーナーで,つのだ☆ひろの,メリー・ジェーン,が紹介されていたのだが,どちらかというとつのださんよりこの曲の演奏に参加していた成毛滋に興味を持ったし,記事もこちらにかなり眼を向けていると思う.
成毛滋,というと,往年の名ギタリスト,というイメージしかなく,お姿も知らずにいたのだが,上の写真の左の方だという.ちなみに右がつのださん.
成毛は,ナルゲ,と読むのだとばかり思っていたのだが,ナルモ,だそうだ.お金持ちのおぼっちゃんで,ギターだけでなくドラムスなどマルチインストロメンタルプレイヤーとして,中学の頃から鳴らしてしたらしい.1947年生まれなので,確かにお金持ちのおぼっちゃんでなければ,こんなことはしていられなかっただろう.
メリー・ジェーンも,ハモンドオルガンを買ったのでうちに来ないか,とつのださんを誘い,いじくり回っているうちに出来上がったようで,成毛さんはこの曲にはこの楽器を使ってキーボードとして参加したそうだ.
2007年に亡くなったとのことだが,メジャーな音楽シーンとは無縁な人だった.
資産的なことだけでなく天賦の才もあったので,上昇志向などなかったのだろう.
何か,写真の姿が俗世と無縁だったことを物語っているようだ.