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末の孫娘に贈る誕生日プレゼントを買ってきた。

 

キリストと同じ12月25日生まれ。

 

10歳のころ、「わたし テンサイです」とシャレを言っていた。

 

大物の予感を漂わせている。

 

その子も、もう高校生になった。

 

時の流れの何と早いことか。

 

正月、千葉にやってくる。

 

86歳になる当方と合わせ100歳越えの合同誕生日を祝う。

 

もう少し頑張って、頑張ればいいというものでもないが、長生きして、孫たちの成長を見守っていきたい。

 

そんなことを考えながら、プレゼントを選んだ。

 

身体反応、身体感覚ががらりと変わってしまった。

 

8月の、コロナと蕁麻疹のダブルパンチのせいだ。

 

老いは、緩やかなカーブを描いて落ちていくと思っていたが、そうではないらしい。

 

ある出来事をきっかけに、階段をがくんと落ちるようにふけていく。

 

コロナ・蕁麻疹という階段の段差は想像以上に大きかった。

 

歳だ。

 

歳には勝てない。

 

――― 一病に守らるる身の温め酒

            田中南嶽

 

ということもあるぞ。

 

こちらも相応に年を取ってきた。

 

御年16歳。

 

よく寝る。

 

こないだ数えてみたら、一日18時間寝ていた。

 

残りの4時間で、大量に食事をし、排尿排便を行い、余った時間は当方のなすことすべての邪魔に費やす。

 

いい歳の取り方ではない。

 

いまさら言っても始まらないが。

 

やれやれである。


 

‥‥ アンタトイッショ ダヨ

 

――― 年の瀬や断捨離のあとさがしもの

               安部哲男

 

大掃除でもするか。