1484Set なんとかなるさ

テーマ:

10月。


孫娘に会いにインドへ行く、と思っている。


それはいい。


が、インドへ入るためにはヴィザがいる。


大使館HP上の<所定の用紙>に必要情報を書き込み、それをプリントアウトし、写真その他必要なものを添えて提出すれば手に入る。


かんたんじゃないか。


かんたんじゃないか、ではない。


これが、なかなか手ごわいのだ。


まず、当方所有の石器時代PC、Windows<XP>では<所定の用紙>そのものが手に入らない。


さてどうするか。


娘が帰ってきたときに相談するか。


こないだ<句集>編集を依頼されたばあさんが、新しい<10>を購入したと言っていた。


それを拝借するか。


あめなら、業者に手続き代行を頼めばいいか。


まだ、時間はある。


めんどくさい、と思わず、なんとかなるさ、とお気楽に構えているのがいいだろう。


なっ、飼い猫<みり>よ。




・・・シッタコトカ アタシャ ネムイ



コンビニでふと買い求めた漢字パズル雑誌にはめられた。


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漢字メイト 2018年 09 月号 [雑誌]/マガジンマガジン
¥440
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頁いっぱいの升目にぱらぱらと置かれた漢字をたよりに、言葉をあてはめ、つないでいく。


クロスワードの漢字版もある。


これが意外と面白い。


というか、なかなか難しい。


知らない言葉がいくつもでてきて、ほーっと驚かされる。


やりだすと止まらなくなってしまう。


一冊でやめようと思っていたが、知らぬ間に二冊三冊とたまっている。


読みたい本もたくさん積まれている。


やりたいことは、ほかにもある。


残された時間は、いくらもないぞ。


どうする。


どうするって、なんとかなるさ。


なっ、飼い猫<みり>よ。


・・・ウルサイ!!!



孫に頼まれたポプラ文庫<ルパン>シリーズ三冊、稲毛・くまざわ書店に取り寄せを依頼する。


お盆休みのせいで、2-3週間かかるそうだ。


以前送ったものの感想。


---わくわくしながら読みました


こうゆう読書ができるのは幸せだ。


送りがいがある。


ルパンもの、手に入ったらすぐ送るから、ちょっと待っててね。



久しぶりの翻訳ミステリー「冬の炎」を読む。


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冬の炎 (ハヤカワ文庫NV)/早川書房
¥1,210
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1483Set <演奏者の必死>

テーマ:

8月9日。


千葉みなと<CLIPPER>


<tryphonic>

山田貴子p/小美濃悠太b/斉藤良ds


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なにもかにもが<素晴らしい>につきるライブだった。


新ユニット<tryponic>の初CD、<FICTION>のレコ発ライブ。


いつもながらの超満員。


CDが、文字通りとぶように売れていた。


貴子さんの演奏を聴いいていて<生活者の必死>という言葉を思い出していた。


彼女の場合は、<演奏者の必死>ということになる。


ボストンのバークリーを卒業して帰国、まだ西も東も分からぬころ、飛び込みでライブハウスを回り演奏の場を少しずつ確保していった。


やがて、ジャズの殿堂新宿<PITINN>の昼の部に出演するチャンスをつかむ。


そのライブを、偶然、日野皓正と山下洋輔が聴いていた。


終演後二人に呼ばれ、「死ぬ気で弾け」とか、この日の最後に弾いた10分間のソロについて、「10分弾いて終わりじゃない。そこから始まるのだ」などと説教めいたアドバイスをもらった。


MCで、そんなエピソードを紹介していた。


二人からは、その後、毎日のようにメールがあり、困ったことがあったらなんでも言ってきな、といううれしい申し出をもらっていたという。


いつでも、どこでも、「死ぬ気で弾く」。


大先輩のアドバイスを忘れず、今日に至っている。


そんな<演奏者の必死>が、うまいとか、美しいとか、すごいとかいうものを超越して、聴くものの脳みそをふくむからだの全細胞をばらばらにしてしまうような音の世界を作り出している。


何もかもがすばらしい!!!!!!!


こんな演奏、初めて聴いた。



行きがけに、千葉そごうで買い物。


三省堂で、孫所望のポプラ文庫版「ルパン・シリーズ」のうち三冊を探すも棚になし。


取り寄せをお願いする。


当方用に二冊購入。


「思想家 河合隼雄」 中沢真一・河合俊雄編

「麻布雑記」 永井荷風 (<雑>は衣編に集)


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思想家 河合隼雄 (岩波現代文庫)/岩波書店
¥1,296
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麻布襍記-附・自選荷風百句 (中公文庫)/中央公論新社
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ついでにB1の富澤商店により、レッドキドニーに赤えんどう豆、大好きなきな粉入りピーナッツバターも忘れずに仕入れる。



10月、孫娘に会いにインドへ行くことにした。


大の飛行機嫌い。


踏ん切りがつかず迷っていたが、娘に背中を押され決心する。


当方、最後の海外旅行になるだろう。


体調を整えておかなければいけない。


のう、飼い猫<みり>よ。


---




・・・アタシャ ドウスリャイインダヨ










連日の猛暑。


亡くなる人が絶えない。


テレビが叫んでいる。


---ためらわず冷房をいれてください


ためらわず、従っている。


この五日間、<みり>のために外出時もきらずにつけている。


電気代が心配だよ、飼い猫<みり>よ、えっ。


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・・・・ビールダイ チート セツヤクスレバ エエンジャナイカ エッ



仕事で帰国していた息子が、二日間泊まっていった。


娘もスケジュールを塩梅してくれ、何年ぶりかで親子三人で過ごす時間を持てた。


女房どのの墓参りを済ませ、回転寿司の名店<銚子丸>で寿司をつまみ、家に帰って、ビールで小宴会をもつことができた。


翌日、空港へ送りかたがた、新勝寺表参道のうなぎ屋<川豊>でうな重を食し、無事、空港へ送り届ける。


こんな機会はもうないだろう。


さりげなく、何気なく、当方の希望する<終活状況>を披露しておいた。



とにかく、残った者たちに迷惑をかけたくない。


女房どののように、<ころり往生>が叶えばいいが、そう思うようにはいかないだろう。


ベストは猫と一緒の<ころり往生>。


次善は、<がん>かな。


判明したら治療はしない。


せいぜい敬愛する近藤誠先生の<オピニオン外来>を表敬訪問し、とりあえずご意見を拝聴してくる。


ほっときゃいいんです、と言うに違いない。


だから、痛くなったら痛み止めの処置だけ行う。


あとはほっとく。


最悪は、<寝たきり>と<認知症>の発症だ。


そうなったら、対応できる老人ホームに逃げ込むことにする。


ネットで調べたら、なに、いくらでもある。


猫同伴がなかなか見当たらない。


困ったのう。


まあ、そのときゃそのとき、なんとかなるだろう。


チューブだらけの無理な延命処置は絶対にやらない、を、いい忘れてた。


今度会ったとき、伝えておこう。



9日。


山田貴子さんトリオが千葉にやってくる。


千葉出身千葉在住にもかかわらず、千葉みなとのライブハウス<CLIPPER>には、二ヶ月に一回しか出てくれない。


しばらく聴かないと無性に聴きたくなるピアニスト。


日本中、ツアーで飛び回っているのだからしかたがないが。


待ち遠しい。


予約を入れる。



<マドレリュース>のCDを聴く。


テレーザ・サルゲイロの透明感あふれる歌声。


大好きな<南の燕>を繰り返し繰り返し。


5年ぶりか。


グループを抜けたことを知ったのもかなり前になる。


今、どうしているのだろう。


一度、生で聴きたかった歌手、グループだった。



息子たちと食べた西瓜の皮で、浅漬けと、茄子との味噌炒めを作る。


今宵のビールの格好のつまみができた。


5時が待ち遠しい。













1481Set 8月の猫

テーマ:

8月の飼い猫<みり>。


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・・・ヒルネノ ジャマスンナヨナ



死ぬんじゃないかのあの大騒ぎはなんだったんだ。


わざとらしい大あくびなどかませて、「アルジハ アタシ」を主張する8月の飼い猫<みり>。


死ぬほどのクソ暑さをものともせず、すっかり元にもどった御歳11歳。


あんたは、強い。



三十代のころから、折々に出合った<いいことば>をメモしてきた。


最初はノートに、ついでフロッピーデスクに、そしてPCのHDに書き残してきた。


半世紀もの間続けていたことになる。


その数、ノート30-40冊分になるのではなかろうか。


こないだ、ここ十五年分くらいを読み返してみた。


半日がかりで。


読んでて、あらためて、おっと目が留まった言葉のいくつかを。



---老人性痴呆は、老醜に苛まれた年寄りに神様が与えたもうた安らぎの場 

 養老孟司


  (痴呆症は、本人にとっては天国、家族にとっては地獄、とも言うが)



---業界紙記者時代、いつも駅から走って保育園で待っている娘を迎えに行った


  (子育て時代、奥さんを亡くして苦労する藤沢周平さん)



---苦難は忍耐を生み、忍耐は練達を生み、練達は希望を生むということを、そして希望は人を裏切ることはありません 聖書 ローマ書5章


  (希望を失った時にでも書き留めたのだろうか。記憶にないが)



---家を出たものは家を思う余裕はないが、家族はいつも家を出たものを思っている  中国映画「山の郵便配達」


  (中国奥地の郵便配達の日々を描いた地味な映画。家族を強く意識させら  

  れ、DVDで何回か観ている)



---阿波踊りは、遭難した漁師を悼んで踊ったのが始まり


  (出所を忘れた。たしか、第二次大戦中の戦地の兵隊たちの話を書いた本 

  だったようだが)



---プレスリーは、水の上を歩けると思い何度もプールに沈んだ


  (プレスリーが好きなのだ。彼のニグロ・スピリチュアル、ゴスペルを集めた  

  CDは当方の愛聴盤のひとつ。車を転がしながらよく聴いている)



---どんなに優れた写真集でも、家庭のアルバムにはかなわない 荒木経惟


  (異議なし)



---ぼくがなりたいのは年金生活者なのだ アルチュール・ランボー


  (あのランボーのことばとは思えないが、が、もうなっている当方の感想)



きりがない。


最後にひとつ。



---神は(人が)耐えられない苦しみは与えない 田中澄江


  (苦しみの只中にいる人は、なかなかそうは思えないだろう。年をとるとよく

  分かる。みなさん、がんばって)



連日の35度超。


あと一ヶ月の辛抱か。




1480Set 恥を知る猫

テーマ:

東進するはずが西へ曲がっていった。


へそ曲がり台風。


これも温暖化のせい?!


なんてことはないよね。


自然の立ち居振る舞いは、人間の勝手な思い込みなど無視して自由自在、縦横無尽、何が起こるか理解を超えている。


人間、いい気になるなよ。


そんな気がして、テレビの予報を見ていた。


先の被災地にあんまりひどいことしないで、行ってくれ。


そう願うばかりだ。



朝、洗面台の水を出すと、飼い猫<みり>が飛び上がってくる。


蛇口から、直接、水を飲むために。


最近、5回に1回ほど、飛び上がりそこねてずるっと落ちていく。


その時の、なんともばつの悪そうな表情が面白く、当方の朝の楽しみの一つになっている。


「猫という生き物にはそういうところがある。自分の失敗を恥じたり誤魔化したりするのだ」


梯久美子さんの「好きになった人」にあった。


そうして猫の失敗を笑っているが、あまり人のことは言えない。


もちろん、自覚しております。


ハイエナみたいにずるずる尻を落として歩き回り、横断歩道の白線のわずかな盛り上がりに躓いたりする。


じいさん、きーつけな。


他人は、笑いながら見ているに違いないのだ。


猫のことを笑えないよ。


まあ、ええ。


一心同体、死ぬときゃいっしょ。


せいぜい、人様に笑われながら生きていこうじゃないか。


のう、飼い猫<みり>よ。


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・・・イッショニ スルナ アタシャ マダ シナン



集英社インターナショナルから新刊到来。



「真説・佐山サトル」 田崎健太


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真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男/集英社インターナショナル
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プロレスの世界はまるで不案内だが、タイガーマスクくらいは知っている。


ゆっくり、楽しませてもらおう。


ありがとうございました。



稲毛・くまざわ書店で購入。



「ノモレ」 国分拓

「シリアの秘密図書館」 デルフィーヌ・ミヌーイ

「脅迫者」 堂場瞬一


「まいにちハングル」 8月号


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ノモレ/新潮社
¥1,728
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シリアの秘密図書館 (瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々)/東京創元社
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引きこもり度アップに貢献しそうな本ばかり。



猛暑がぶりかえすらしい。


もうしばらくの辛抱、と、思いたい。






1479Set morning glory第一号

テーマ:

なかなか咲かず心配していた朝顔が咲いた。




英名<mornig glory>というにはいささか気恥ずかしい小ぶりな花。


とはいえ、やはり、朝顔。


朝の<栄光>。


朝を迎えることができたことへの<感謝>。


ベランダに、一挙に明るさ、華やかさをもたらす。


これから、大輪のものが続くだろう。



しばらく楽しめそうだ。



更新シーズン?がやってきた。


5年ぶりに<地震、火災>保険の更新を済ませると、翌日、3年ぶりの<自動車保険>の更新。


クソ暑いさなか、家までやってきてくれた係りの人、ご苦労様でした。


これでおしまいと思っていたら、当方の免許証更新のための<プレ講習>の通知が届いた。


75歳以上の人間が受けなければならない高齢者講習。


これまで、<実技・講習>と同時に行っていた<認知機能検査>が、別に行われるようになった。


来年1月更新だから、ちと早いんじゃないかと思いつつ申し込んだら驚いた。


受講日は、なんと、10月15日。


ほぼ3ヶ月先。


年寄りがいかに多いか、だよな。


実技講習等は、認知機能検査に合格したところであらためて日取りをを決める。


その後、免許証センターで更新手続きをおこない、新しい免許証が交付される。


次の3年くらいは、支障なく運転できるだろう。


返納は、その次かな?



気温が5度ほど下がる。


作夜は、エアコンなしで眠ることができた。


飼い猫<みり>からも、ブーイングの声が上がらなかった。


このままいってくれればいいのに、来週、また暑さがぶり返すようだ。



---世の中の端居楽しむ八十路かな    (新聞)



この心境で、今しばらくの、辛抱、しんぼう、シンボー。



ジョン・ハート「終わりなき道」を読み始める。


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終わりなき道 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)/早川書房
¥886
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二度買いと思っていたら、違った。


なぜそう思ったのだろうか。


わからない。


この手の勘違い、思い込みが増えている。


脳内の記憶保持装置が相当いかれてきているんだよ、きっと。


まあ、しゃーない。


これを奇貨とし、せいぜい楽しませてもらおうじゃないか。


翻訳ミステリー、ひさびさの当たりを予感させる。
















1478Set 気になる数字

テーマ:

最近、新聞を読んでて気になった数字。


<防衛費>


F35A 6機  881億円  (30年度)  1291億円(29年度)

オスプレイ 4機 457億円 (30年度)  754億円(29年度) 

地上配備型迎撃ミサイル 2000億円 (30年度)

迎撃ミサイルSM3ブロック2A 1発30億円


「シンゾーはベストフレンド」などとトランプ大統領におだてられ、言いなりの値段で買い入れている。

アメリカの財布なんていわれ世界の笑い者になっている。



<ロシアWカップ経費>


1兆2千億円。

ロシアの国内従業員の平均月収 7万円

モスクワの路上生活者 5万人



<社長になりたい人>


10.3% (今年の新入社員への調査結果) 過去最低



<日本で働く外国人労働者>


249万人 (今年1月調査)

7484万人 (日本人の生産年齢人口=15-64歳) 68万人減



<企業の利益と家計保有の金融資産>


1266兆円 (企業の利益) +3.9%

1880兆円 (家計保有の金融資産) +11.5%



誰も気にしないし心配もしない。


日本を悪い方向へ押しやっていく目に見えない不吉な黒いうねり。


そんなことを思わせるような数字。


気にならない?


気になるのは、当方だけか。



殺人的猛暑。


気象予報士の言うことが少しもオーバーではない。


新聞の俳句欄にも、猛暑にあえぐ年寄りたち(多分)の悲鳴が寄せられている。


---この歳を乗り切る汗でありにけり


---子の電話冷房入れて水飲めと



死ぬかと思った飼い猫<みり>が、すっかりもとに戻っている。


あれは、汗をかかないため体温調節がうまくいかなかったためだろう。


2回、娘と無理やり飲ませた下痢止めと整腸剤のおかげで水便がとまり、固い立派ないつものやつが出ている。


24時間、フル回転のエアコンも効果大だな。


よく水をのみ、食事もいつもどおり、いや、いつも以上に食べている。


よかったのう、<みり>よ。


---




・・・・アンマリ イタイメニ アワセンナヨ



血を抜かれたあとにまかれた左足の包帯が、痛々しい。


血液検査、便の検査でしめて1万2千円。


保健がきかないので、動物の医療費は高い。


あんまり、当方の財布をいじめんなよ、な。



「レッド・プラトーン」読了。


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レッド・プラトーン 14時間の死闘/早川書房
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アフガニスタンの山奥におかれた米軍の最前線キャンプ<戦闘前哨>。


すり鉢状の底という最悪の場所に設けられたキャンプを50人の米兵が守っている。


周囲の高地から300人を超すタリバンの、執拗かつ巧妙、休みない攻撃を守り抜いた14時間の戦闘の詳細をつづった戦争ノンフィクション。


死んだ兵士たちの、生前の写真が載せられている。


みんな若い。


そして、みんな貧しい家の出身だ。


400頁超、一気読み。


映画化が待ち遠しい。






1477Set 猫の生還

テーマ:

20分ごとに水便を垂れ流し、あとは終日、ぐたっと、ところかまわずひっくり返っている。


水を飲まず、食事もほとんどとらない。


医者からもらった薬もうけつけない。


死ぬかと思ったよ。


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----


昨日、帰宅した娘に手伝ってもらい、朝晩2回、無理やり薬を飲ませたところ、薬効あらたか。


今日は、すっかり元気を取り戻している。


あれはなんだったんだ。


単なる夏ばてか。


あまりかまってくれない飼い主の気を引こうという仮病か。


まあ、いい。


よくなってくれてうれしいよ。


保険がきかず、高い治療費を払い続けなくてすむしな。


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・・・アンマリ ウレシソウニハ ミエナイゾ


病んでも、ひねくれ根性は治らない。


わが飼い猫<みり>。



「好きになった人」 梯久美子

「終わりなき道」 上下 ジョン・ハート


どちらも二度買いだった。


まあ、いい。


当方の不注意、腹も立たない。


梯さんのエッセイを読みなおす。


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好きになった人 (ちくま文庫)/筑摩書房
¥821
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前に読んだ時にはさして気にもとまらなかったところに感心したり、心を動かされたりする。


二度読みのおもしろいところ。


なんて、負け惜しみみたいなことをぶつぶつ言いながら、一気読み。


梯さんのほかの著書も読みたくなった。


「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」(大宅壮一ノンフィクション賞受賞作)や、「狂うひと <死の棘>の妻 島尾ミホ」(読売文学賞 講談社ノンフィクション賞 芸術選奨文部科学大臣賞 受賞作)。


図書館で借りてこよう。


「好きになったひと」では、家族のことを書いたエッセイが、当方にはよかった。


なかの一つに、自衛官だった父親が退職後、二人でトルコ旅行に行った時のことを書いたものがある。


トルコの小さな公園のベンチで休んでいる時、父親は、足元に来た二匹の仔猫を抱き上げ、長いことなでてやっている。


その様子を少しはなれたところから見ていた娘は、謹厳実直を絵に描いたような面白みのない父親の初めて見るそんな様子にひどく驚く。


という話である。


いい話。


と思いませんか。


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散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫)/新潮社
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狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ/新潮社
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連日35度の猛暑がつづく。




あんた、よく平気でいられるねえ、と、猫がそばで呆れている。



エアコンを24時間つけっぱなし。



夕方の徘徊がままならない。



体重、やや増加傾向にある。



まあ、いっか。



しばらくのあいだ、がまん、がまん。

7月10日。


「縄文」展を見る。


日本各地から出土した国宝、重文などが二つの会場いっぱいに展示されている。


土器、土偶や、石棒、織物、漆加工された日用品など写真で見知ったものが多くあったが、実物はまた別だ。


ヒスイや貝で作られたアクセサリーも、種々、展示されている。


なんと、ピアスまである。


もの言わぬ古代の品々が語りかけてくることの多さ、強さに、ただただ圧倒される。


電気もガスも水道もない。


車もないし、コンピュータもない。


便利さでは、今とは比べようもないが、大昔、日本列島に住み着いていたわれらのご先祖様たちは、そうゆう環境の中で、争いのない優雅で充実した日々を過ごしていた。


豊かな文化的生活を送っていた。


なんだかとてもうらやましい。


そんな気がした。


1万年前から2千年前くらいまでの、縄文人たちの生活を一望できるすばらしい展示。



そんな縄文人たちは、どんなことばを話していたのか。


前々から興味があった。


図書館から借り出してきて読み始める。


「縄文語の発見」 小泉保

「地名の謎を解く」 伊東ひとみ


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縄文語の発見 新装版/青土社
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地名の謎を解く: 隠された「日本の古層」 (新潮選書)/新潮社
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中国から漢字が入ってきて万葉仮名ができるまで、日本に文字はなかった。


音源など当然あるわけがない。


縄文人たちが話していたことばをどうやって探り当てたらいいのか。


普通に考えれば不可能と思える縄文人の<ことば探し>を続けている人たちが、いるんだねえ。


暗闇を手探りで歩いているようなもどかしさは否めないが。


自然を恐れ、崇め、利用して生きてきた人たちが、川や谷や崖などにつけた自然地名がてがかりになるのではないか。


伊東ひとみさんの提言。


おもしろそう。



飼い猫<みり>の体調がよろしくない。


水のような軟便を30分おきに排出する。


食事の量が、だんだん少なくなってきている。


心配だ。


近所の動物病院に連れて行き診てもらう。


触診では特に異常なし。


尻に体温計を突っ込まれた結果が39.5度。


平温38度台らしいので、ちと高い。


とりあえず整腸剤・下痢止めのたぐいだろう、薬をもらってくる。


3回飲ませたが、薬効いまだあらわれず。


夕方、また病院へ行ってくるか。




まだ、死ぬなよ。




「終わりなきなき道」 上下 ジョン・ハート

「好きになった人」 梯久美子


稲毛。くまざわ書店で購入。


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終わりなき道 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)/早川書房
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好きになった人 (ちくま文庫)/筑摩書房
¥821
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暑い!!!!!!

1475Set 無益な人

テーマ:

大谷選手の代打本塁打で、エンジェルスがドジャーズに勝利。


おめでとう。


若い人の活躍は、いつどこで見てもうれしい。


長丁場。


あんまり無理しないで、がんばってほしいね。



「夕食にしかるべきワインを選び、鉢植えの植物を育て、野良猫や野良犬の世話をし、その他あれこれと、無益なことに手を出す」男が主人公の小説「書店主フィクリーのものがたり」を読む。


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書店主フィクリーのものがたり (ハヤカワepi文庫)/早川書房
¥907
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・・・・アンタニ ソックリ ムエキナオトコ


惰眠、大食い大グソ、無益を絵に描いたようなオマエに言われたくないぞ。


まあいい。


人様に害を与えるようなことをするより、無益無害がいいんじゃないか。




それにしても、暑い。


明日、「縄文展」を見に上野へ行く。


熱中症対策を忘れずに。


帰りに、丸の内・丸善に寄り、孫娘の誕生日カードとプレゼントを見繕ってこよう。


・・・・ネッチュウショウ タイサクヲ ワスレルナヨ


猫に言われるとは、なさけなや。


年ってことか。


はいはい、あんがとよ。



「地名の謎を解く」読了。


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地名の謎を解く: 隠された「日本の古層」 (新潮選書)/新潮社
¥1,404
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地名に隠された古代人の思いから、日本語のルーツにまで迫ろうという壮大な探究心からうまれた本。

わくわくしながら読み終えた。


夕刻。

気持ち涼しくなってきている。

夕方の徘徊前に、夕食の準備をしておこう。

厚揚げとトマトの炒め物。

同じく、きゅうりとレタスの炒め物。

残り物のキャベツを使ってポトフもつくろう。

安ワインがカシスリキュールで高級ワインに様変わりする<キール>を楽しむか。


そうそう、野良猫の餌やりも忘れちゃいかんな。


ベランダの朝顔にも水をやらなきゃ。


かくしてまた、無益な一日が終わる。