来月半ば、久しぶりの鉄旅に出かけることにした。

 

前回、新潟、富山と回った。

 

今回はその先、福井へ行くことにした。

 

東海道新幹線で名古屋へ行き、その先、北陸本線で福井へ。

 

例によって福井市内をひたすら歩き回り、夜、中山温泉で湯につかる。

 

コロナ下では、マスク、手袋つきのバイキングばかりだったが、今回は大好きな温泉料理が楽しめそうだ。

 

帰路、琵琶湖西岸沿いを走る<湖西線>で京都に出、時間の許す限り京都市内を徘徊するつもりだ。

 

娘がまた留守番を買って出てくれた。

 

猫の呪縛から逃れられるしばしの時間を楽しんでこよう。

 

―――― 探梅や今日といふ日の旅にをり

               加藤國基

 

孫娘の母親からもらった青梅を使いジャムを作った。

 

酸味の強いちょっと変わった味のジャムが出来上がった。

 

ヨーグルトに混ぜて食べてるが、これがなかなかうまい。

 

梅はあっという間に煮上がるので手間もかからない。

 

料理が苦になることはないが、ここまでするとは思わなかった。

 

料理って面白いんだよ。

 

材料を見つけ、整え、味付けをし、仕上げを工夫する。

 

料理は編集作業によく似てる。

 

料理における初めての材料は、編集でいえば、初めて出会う才能みたいなもの。

 

どうゆうもので、どう扱えばいいか。

 

あれこれ考え、工夫し、まとめる。

 

これが楽しみなのだ。

 

作業を始めると何もかも忘れ、夢中になって取り組んでいる。

 

つくづく思う。

 

料理も編集作業も同じだ。

 

このところ出来合いの料理で間に合わせることが多いが、<青梅ジャム>を機に初心回帰、また自分で作って食べる食事を心がけよう。

 

「世界史を変えたスパイたち」池上彰を読み始める。

 

猫はどうした。

 

 

やっぱりな。