菅首相が総裁選出馬を断念した。

 

理由は、

 

コロナ対策に専念するため。

 

うそつけ。

 

辞めるときくらい正直に言えばいいのに。

 

まあいい。

 

はやく辞めてほしいと思っていたのでほっとしている。

 

半面、もう少し、衆議院の総選挙まで、続けてほしかった、と思わぬでもない。

 

誰が新首相になっても、少なくとも現首相よりは<選挙の顔>としてましという印象を国民に与えるだろう。

 

選挙結果に好結果を及ぼすことになるに違いない。

 

菅首相のもとで選挙を行えば、自民党は、大幅に議員数を減らす。

 

数に物を言わせ、好き放題やり放題の政治にブレーキをかける状況が生まれるのではないか。

 

そう期待していた。

 

残念だ。

 

4-5人の首相候補の名が挙がっているが、まあ、だれがなっても同じだろう。

 

誰がどんな信条のもとに、どんな政治を行おうとしているのか。

 

新聞報道は、そのことに一切触れない。

 

競馬の出走表の方がまだましだ。

 

なっ、飼い猫<みり>よ。

 

 

・・・  バカダネ ニンゲンッテノハ 

 

 

平凡社STANDARD BOOKS「多田富雄」を読む。

 

2010年に亡くなった世界的免疫学者のエッセイをまとめたもの。

 

津田沼・丸善に、孫の誕生日プレゼントを買いに行き、偶然、見つけた。

 

こんなシリーズがあることを知らなかった。

 

ほかに、湯川秀樹、南方熊楠、日高敏隆、牧野富太郎、稲垣足穂、岡潔など14冊がそろっている。

 

この本にもある、インフルエンザ・ウイルスがヒトのからだに侵入したとき、からだにどのような変化を起こし、からだはそれにどう反応するかを説明する章がある。

 

目からうろこ。

 

インフルエンザにかかったとき、どうすればいいかがわかる。

 

次回、まとめてみよう。

 

このブログで何回も紹介しているが、白洲正子さんの最期を書いた文章もここにあった。

 

ーーー  白洲正子さんは死を予感して、ご自分で電話して救急車を呼んだ。待っている間に、お好きなものを食べた。入院して間もなく昏睡状態となり、旬日を経ず他界した。

 

葬式も戒名もなし。

 

理想的な死に方だと、多田さんは書いている。

 

こんな死に方ができればいいよな、飼い猫<みり>よ。

 

おやっ、返事がない。

 

まだ死ぬ気がないらしい。

 

 

午後から雨の予報。

 

溜まった洗濯をすませ、外干しする。

 

多少は乾くだろう。

 

今朝の体温 36・1度

 

体調、悪くない。