4月16日。


千葉栄光教会へ。


女房どのの告別式をお願いした縁で、毎年イースターの日、物故者を偲ぶ礼拝に誘われる。


讃美歌を歌い、聖書を読み、牧師の説教を聴く。


にわか一日クリスチャンになって、故人の在りし日のあれこれに思いをはせる。


ろくでもない亭主だったと、改めて思い知らされるだけではあるが。


行き帰りの車で、好きなエリック・ドルフィーを聴く。



Illinois Concert/Blue Note Records
¥価格不明
Amazon.co.jp

-----


悔恨の苦い思いをぐりぐり増幅してくれる演奏。


数々の愚行を重ねた結果、あきらめるしかない。



車載温度計が27℃を示していた。



---花疲れこのまますつと逝くもよし



新聞投句欄の句。



今泉総之輔さんとスガダイローさんのPITINN ライブを聴きそこねた。


40年以上、毎日のように通勤していた東京が、だんだん遠くなる。


そのうち、津田沼・蕎麦の会にも行かなくなり、稲毛のくまざわ書店にも顔を出さなくなるのか。


典型的な年寄りの行動パターン。


別に何の問題もない。



---急ぐこともう何もなく春日傘  (新聞俳句欄)



快適なひきこもり生活。


まわりは心配するだろうが。


心配しないか。



今朝の新聞で取り上げていた高校生の俳句。



---夕焼けや千年後には鳥の国  青木柚紀



希望を詠ったものか。


絶望を詠んだともうけとれる。

いずれにしろ、年寄りの句にはないみずみずしい心の動きが感じ取れる。


こういうの、好きだ。



「日本語全史」

「たとえ世界が終わっても」

「文藝春秋 五月号」



稲毛駅・くまざわ書店で購入。



日本語全史 (ちくま新書)/筑摩書房
¥価格不明
Amazon.co.jp


------



たとえ世界が終わっても ──その先の日本を生きる君たちへ (集英社新書)/集英社
¥価格不明
Amazon.co.jp


隣の椅子で寝ている飼い猫<みり>が寝言を言ってる。


からだをぴくぴく動かしながら、「ウーウッ」「ミャッミャー」と声を出す。


人間のレム睡眠と同じだな。


寝返りをうって椅子から落ちたりもする。


照れくさいのか、何事もなかったような顔をして尻をなめたりする。


まだ、可愛いところ、あるじゃないか。






見栄張り猫。










----