作家の勝見洋一先生と | 佐野由美子オフィシャルブログ

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人との出逢いが大好きです。 色々と新しいことへも 楽しくチャレンジしています!

 

 

昨年11月末にオープンさせた西麻布の 『香宮』 (シャングー)

 

おかげさまで少しずつお客様が増えてきました。

 

隠れ家レストランとして、敢えて一切の告知をしてきませんでしたが

女性客を中心に、口コミで広まりつつあるようで 嬉しく思っています。

 

これからは少しずつ女性誌に取り上げていただくことになりました。

( 先ずは『家庭画報』に掲載されています )

 

 

 

 

昨晩は、作家の勝見洋一さん をご招待して、書籍編集の方と4人でディナーを楽しみました。

NH K 「男の食彩」 のキャスターをしていらした勝見さん。

著書も 「怖ろしい味」 「中国料理の迷宮」 「匂い立つ美味」 など多数お持ち。

 

 

 

 

 

 

アワビのステーキ 香宮風

 

 

 

 

大フカヒレの土鍋煮込み ウニ添え

 

 

勝見さんとはこれまで何度か、雑誌の取材を兼ねて、北京 などを中心に かなりディープなC級グルメ旅に

行ったことがあり、私の中で 「本当の中国人たちの生活」 を垣間見る貴重な体験になっています。

 

旅に同行したフレンチのシェフたちと、路地裏の露店のテーブルでコップ酒と羊肉をむさぼったこともあり

その写真が文芸春秋に大きく載ってしまって、友達に大笑いされた思い出も・・・。

 

共産党時代の古い中国 (・・・今はすっかり変わってしまいましたが) に とても詳しい勝見さんは

北京の田舎にも、迷路のような怪しげな町にも 知り合いのおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱいいました。

庶民の味も、郷土料理の上手い店も何でも知ってらして とにかく脱帽しっぱなしでした。

 

 

あの時の北京の街は、凍えるような寒さで 吐く息は真っ白、川は固く凍り付いていました。

当時のモノクロ写真は 遠い昔にタイムトリップしたようで、私の宝物です。

 

 

今でもこうして時々お会いして、古~い思い出話に花を咲かせています。