サトリってどんな人？
２分で読めるサトリの簡易プロフィール
この記事内ではスピリチュアルな
表現になっていますが、このことに
関して、もう少し深く掘り下げると、
量子論によって明らかになった、
確率に支配される運命論、
みたいな話になってきます。
『未来』は確率に支配された
不確定な可能性の海の中にあり、
『現在』を通り抜けるときに、
唯一無二の『現実』に集約され、
人はその唯一無二の絶対的な現実を、
『いまここ』で経験しています。
そういう意味で言えば、『未来』は
常に無限に広がる選択肢の中から
自由に選択できる、ということですが、
実際、現実的に考えるとそうはなりません。
人の思考というものは、過去の記憶データ
によって組まれた自動プログラムなので、
その人が過去に経験してきたことによって、
『いまここ』で選択を行うプログラムは
支配されているからです。
なので、人が同じ情報に出会っても、
その人が過去の経験からどういう
学びを得ているのか、
もしくは、過去の経験を踏まえて、
どういうゴール設定をしているのか、
という違いによって、その情報から
得られる学びも変わってしまいます。
この辺は、スコトーマ（盲点）の原理
にも関係してくるところですね。
これは、学びのメカニズム上、
動かしようのないことで、
これを後から振り返って、
『もし、あの時あの時点で
このことを学べていたら』
ということを考えること
には意味がありません。
人は、その時々の自分の器を
越えることを学び取り、
自分の中に容れることはできないからです。
その当時に『学べなかった』という事実は
変えようがない、ということです。
それらのことを踏まえて、
人生に向き合う最善の姿勢は、
過去を見て後悔しながら
生きるのではなく、
常に未来（理想のゴール）を見て、
その上で、より良い未来に行くために、
『いまここ』でできる
最善の選択はなんだろう？
という意識で生きることです。
常に、その時々の自分として最善の
選択ができるように、自分の器を
広げながら生きていく、
という表現もできますね。
