サトリってどんな人?
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鏡の法則のワナ,スピリチュアル,エゴの視点

自分の現実の中の人間関係を読み解くときに、

『鏡の法則』
『自分の現実はすべて自分が創っている』

 
という考えに、
『エゴの視点』で囚われてしまうと、
大きなワナにハマってしまいます。
 
 
昔の僕を含め、スピリチュアルを
少しかじった人の多くが
ハマってしまうワナです。
 
 
 
それは、
 
『他人は自分自身』
 
ということを
エゴの視点で理解しようとすることです。
 
 
 
たとえば、自分の身の回りにいる人、
自分と近しい人が自分にとって
気に入らない行動をとっているとします。
 
 
挨拶をしたのに無視される、とか、

顔を合わせると、
いつもイヤなことを言われたり、
ダメだしされる、
 
とかです。
 
 
スピリチュアルを少しでもかじっていると、
ストレートな被害者意識からは逃れて、
 
相手や環境ではなく、自分に原因がある、
 
という考えができるようになります。
 
 
 
ただ、この先が問題で、スピリチュアルを
中途半端にしか理解していないと、

相手との人間関係を
『自分の中だけ』で変えようとするのです。
 
 
つまり、

自分の心の中を変えるだけで相手も変わる
 
ということを額面通りに受け取ってしまって、
自分の内面にばかりフォーカスを
向けてしまうということです。
 
 
さっきの例で言えば、
 
『自分がこんなにイヤな思いをするのは、
 自分が引き寄せちゃってるんだ』

 
とか、
 
『鏡の法則、だから、

 自分も誰かにああいうことをやっていたり、
 過去にやったことがあるんだ』

 
って具合に、自分にばかり矢印を向けます。
 
 
その時点で、

自分だけを見て、
その相手のことを見てない
んです。
 
 
 
本当のところは、
自分の心の中を変えるためには、
他人との会話も含め、

何かしらの『行動』が必要になるのです。
 
 
鏡ってのは、自分の姿を映し見て、
『自分の居住まいを正す』ために使うものです。
 
 
鏡に映る自分の姿を見て、

反省したりヘコんだりしてるだけで、
何かが変わるワケじゃないんです。
 
 
 
ですが、昔の僕みたいな
中途半端スピリチュアリストは、
 
『行動』なしに自分の
心を変えることができる、

 
と勘違いしてしまいます。
 
 
 
相手が自分の意に沿わない
行動をとっているとき、
 
自分の感じ方だけにフォーカスを向けて、
その感じ方を変えよう、

とスピリチュアルな知識をフル動員させて、
 
ひたすら自分自身と向き合うのです。
 
 
 
さて、これを俯瞰してみれば
どう見えるでしょう??
 
 
この人は、目の前にいる『相手』のことを
しっかり見ようとせず、

『自分(自我)』だけにフォーカスを
向け続けることで、自分の殻を固くして
閉じこもってしまっているのです。
 
 
これが、無意識のうちにエゴを強化している、
という状態にあたります。
 
 
僕自身も、
思いっきり心当たりがあります。。。
 
 
 
何が問題かと言うと、この考え方は、
 
『他人の存在を自分のエゴの
 創造物と見なしている』

 
ってことなんです。
 
 
 
すべては一つ、他人は自分、
というワンネスの概念を、

表面的な理解で受け取ると、

自我(エゴ)の視点のまま、
それを理解しようとしてしまいます。
 
 
そうなると、自分は自分(エゴ)、
他人の姿の中にも自分のエゴを映し見て、

延々とマインドの一人遊びの中に
没頭してしまうことになるのです。
 
 
それを他人の視点で観れば
どう見えるでしょう?
 
 
自分の殻の中に閉じこもって、
他人を理解しようとしない、

ものすごく心の距離が遠い人に映るはずです。
 
 
自分のことだけ大好きで、
他人に目を向けようとしない、

ものすごく自己中なイヤな人、
ダメな人に見えるでしょう。
 
 
 
 
すべては自分、の『自分』とは、
エゴを超えた存在です。
 
 
エゴはエゴ、
自分のエゴと他人のエゴは
あくまで対等、同列の存在でしかないのです。
 
 
自分の人生にとって
自分のエゴが大切なものなのと同じで、

他人にとって、
その人のエゴもまた、大切なものなのです。
 
 
 
人間関係において何より大切なのは、
 
『相手を理解すること』です。
 
 
相手のことを知れば知るほど、
お互いのエゴの距離が縮まり、

共有するものが増えていくのです。
 
 
 
他人が自分の意に沿わない行動を
とっているとき、多くの場合、

人は、その相手の行動によって生まれた、
 
自分の心の中の
『悩み』にフォーカスを向けます。
 
 
その『悩み』『恐れ』『不快』の感情を
癒そうとして、自分の心の中だけで、
感じ方を変えようとしてみたり、
 
考え方、とらえ方を変えようとして
マインドのループにハマります。
 
 
これがマインドの一人遊び、ということです。
 
エゴはこの、
マインドの一人遊びが大好物なので、

これを続けていると、
自分のエゴは丸々と太っていきます。
 
 
 
大切なのは『相手の理解』
 
 
他人があなたの意に沿わない行動を
とっていても、それはあなたの
色メガネを通した視点であって、
 
相手にとっては、
その人なりの人生を歩んできて
できあがった価値観、

ものの見方、考え方からくる、
『必然』の行動だということです。
 
 
他人を見るとき、現在の姿だけを、
外から見て、その人の行動の善悪を
判断することはできないのです。
 
 
その人がどういう『過去』を経験してきて、
また、どういう『未来』のビジョンを
もっているのか、
 
それを知ることで初めて、
その人が『現在』

どういう世界を観ているのかが見えてくるのです。
 
 
それが『相手の心を理解する』ことであり、
『相手の心、感情に寄り添う』
ということです。
 
 
具体的に言えば、
なんで相手が自分に対して
そういう接し方をするのかを

理解しようと努力するんです。
 
 
他の人への接し方と、自分への接し方、
どういう点で違うのか?

そして、自分の相手への
接し方はどうなのか?
 

相手の人は、
どういう人と接しているとき、
楽しそうなのか?

そういう人たちと自分と、
何が違うのか??

 
相手と接するとき、
相手が気分良くなるには、
自分はどういう接し方をするべきなのか??
 
相手は、自分がなにをすれば
喜んでくれるのか??

 
 
 
ここがポイントですが、

相手の感情を理解しようと
意識を向けることで、

自分の心の中の『不快』
癒されていくということです。
 
 
『自分の悩み』にフォーカスを
向けるのではなく、『相手の理解』
に意識を向けるのです。
 
 
一言でまとめると、
 
『相手を理解することを通して、自分を癒す』
 
ということです。
 
 
 
具体的には何をすればいいか?
 
 
自分がかけている色メガネに気づいて
それを外し、相手との会話を
楽しむことに集中する


ということです。
 
 
求めるゴールは、

自分の心を納得させることではなく、
相手との関係を良くすること、

のはずです。
 
 
なら、相手と仲良くなるための
会話をすればいい、ということです。
 
 
 
一人で悶々と考え込むことからは
何も生み出せません。

ですが、エゴはそれが大好きでもあるのです。
 
 
 
大切なのは、

この世界では、自分の殻を破り、
会話を通して他人と交流すること、
 
行動を通して世界と交流することでしか
『変化』を起こすことはできない、

 
ということです。
 
 
マインドの一人遊び、
陥らないように気をつけたいですネ。




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