都会と田舎 | Sanoth From Hell

Sanoth From Hell

一児の父親となったSanothが社会問題を理屈っぽく斬る!

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

今年も社会問題や育児問題を斬っていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、今年の正月、初めて娘を連れて帰省しました。

長時間の移動は赤ちゃんには負担なので、電車の中で泣かれるのを恐れて車で帰ることにし、なるべく高速道路の渋滞を避けるため元日の移動を選びました。

都会から段々と景色が田舎に変わっていき、僕なんかは気持ちが落ち着くんですが、生まれも育ちも都会の妻は「ここで生活するのは大変だ...」とボソリ。

圧倒的に人や物質が少ない環境もそうですが、生活習慣や価値観もかなり違うようで、短い期間でしたが田舎滞在中にあれこれカルチャーショックを受けたようです(別に妻は今回初めてじゃないのに)。

 

妻の疑問/感想を列挙すると下記のとおり。

1.田舎の人は何を娯楽としているのか

2.良くも悪くも昔の考え方が残っている

3.都会の便利さを求めず田舎に留まる理由は?

 

まず1.について、僕の子供の頃は遊びと言ったらテレビゲームが主流で、町に小さなゲームセンターがありそこにたむろっていた記憶があります。

ファッションビルやお洒落なカフェは近所にありませんでしたが、あまり興味がなかったので特に不便さは感じませんでしたし、そういうのに敏感な女子は頑張って電車を乗り継いで都会に出てたんだと思います。

レンタルビデオ店もカラオケ店もやはり電車に乗らないとありませんでしたが、供給量が少ないだけでゼロではなかったので、そういうもんだと思ってました。

仮に歩いていける距離にあったとしても利用回数は少し増える程度でしょう。

生まれた時からそういう環境にいればそこに不便さは感じないもので、方言話者が自分が訛っている事に気付かないのと一緒ですね。

逆に都会の人が越して来たらやりにくくて仕方ないでしょうし、田舎から都会に出て物質文明を享受した人はもう田舎に戻れない(事が多い)。

ただ今はネットで何でも手に入る時代なので、そういう物質的なギャップは埋まってきてるのかなーと思いますがね。

 

次に2.ですが、これは僕も全く同感。

田舎は基本的に少子高齢化が進んでいますから、同居していなくてもお年寄りが身近にいます。

古い人達とともに暮らせば古い風習は受け継がれるものです。

おせち料理だっていまだに作ってる所も珍しくないと思います。

それと都会の人はマスコミに支配されやすい!(原因は情報に触れそれを実感する機会が多いからと推測)

例えば草食男子なんてあれは都会の話です。

田舎に帰ると亭主関白な友人がたくさんいますが、同じ地元でも都会(特に首都圏)に出て行った友人は優男になってる率が高い。

そりゃ勿論父親の代の方がより亭主関白な人が多いですが、それでも草食化の進行は田舎は遅いです。

新しい価値観、もしくはマスコミが流行らそうとしている価値観は都会程浸透率が高い=踊らされやすいというわけです。

 

最後に3.です。

これは全くもって都会育ちの世間知らずの意見といった感じです。

本来自分が育ててもらった土地に恩返ししていくというのが人の道でしょう。

不便だからと言って地元を捨て便利な都会に出ていくのは自分勝手です...と言いたい所ですが、まぁ僕もそうなわけで。

自分の場合、やりたい仕事があって、結果的に地元に戻らなかったというのが実情ですが、地元を捨てたと言われればその通りです。

特に大学で都会に出た人間はやっぱり就職で地元に帰るのって難しいと思う。

大学時代ってめちゃくちゃ遊べますからね、その時期を便利な都会で過ごしてしまうともう駄目です(;´Д`A

でも地元に愛着を持って里帰りして就職する人って格好良いと思う!

また経済的な観点から見れば、田舎は若者(サービスの担い手)が少ない一方でお年寄り(サービスの受け手)は多くいます。

すなわちサービスの需要過多とも言えるので、実は大きなビジネスチャンスがあると思います。

そうやって若者が一攫千金狙いで地方に仕事探しに行くという未来もありえますし、そうなると案外上手い具合に都会と田舎の均衡が保てるのかもしれませんね。

 

結局、都会と田舎のどちらが良いかは言えません。

ただ、両方を経験した人が最も視野が広いという事は確実に言えます。

幸いにも自分はそういう経験が出来ましたし、これは親に感謝しています。

ですので、自分の子供が大きくなったら是非色々な地域で生活し、その大変さや楽しさを味わってもらいたいなと思いました(´∀`)