オーディション | Sanoth From Hell

Sanoth From Hell

一児の父親となったSanothが社会問題を理屈っぽく斬る!

いやぁ、テレビ見てるんですがIKKOの自由さは凄いですね。
多分本人は上手く番組回ってると思ってるんでしょうが、いやぁ、あれが会社で同じチームにいたらと考えたらどっと疲れてきました(-。-;)

今日Young GuitarでTriviumの特集記事を読みました。
新譜のIn Wavesリリースに伴うインタビューで、アルバムの解説がメインでしたが、昨今のデスコア勢に対する技術至上主義による弊害、つまり本来演奏する上でもっとも重視しなければならない基本的な部分を無視した演奏への警鐘が非常に印象的でした。
彼曰く、インギーやジョンペトルーシはテクニカルなプレイを得意とするが、そこよりもそれを包み込むような演奏に魅力があるとし、ジョンペト並みの技術を持った若手Gtは数多く存在すれど、その域(譜面上に表せない部分)に達する者は実際少ないとの事でした。
また想像を絶するレベルのフレーズをさらりと弾いた所で印象に残るかどうかは別問題であること、むしろシンプルなリフやメロディこそリスナーの心を捕える事が可能であるが、しかし演奏や曲構成が複雑化して発達してきた現代において簡素化する事自体に相当の勇気が必要な事について熱く語っていました。
で、俺たちの新譜はそういう精神で作り上げたんだ!的なまとめでしたが、細かく読むとやっぱり複雑で小難しい事をやってるみたいで、まぁこれでも手加減したんだぜと言った所なんかな( ゜∋゜)
考えさせられましたね。
他のバンドと差別化を図るにはどうしても複雑で一筋縄では行かない方向へとベクトルを向けなくてはならない、ただそれがキャッチーさの退化に直結するという危険性。
常に客観視するポイントを設けて、やり過ぎにならない程度に上手く統括して行けるかどうかが重要なんですな。
個人的にも出来る限りギリギリのプレイを盛り込もうとする癖があるので、それが悪いとは思わないけど、本筋を見失わない様にせねば。

という記事を読みつつ学生時代のオーディションを思い出しました。
かなり記憶が曖昧ですが、新星堂のオーディションでグランプリを取ったらCDデビュー出来るとかどうとかの類だったと思いますが、当時Bell Eastというポップロックバンドのヘルプで参加しました。
このバンドは常に分かりやすいキャッチーさを目指してました。
残念ながら優勝は出来なかったけれど、このBell Eastは別の東北地区のローカル音楽番組や島村楽器のオーディションで優秀賞を何度も受賞しており、関東ツアーに出向いたり、仙台ではワンマンでかなり集客したりと知らない間にビッグなバンドへと成長してました。
大阪にツアーにも来たし、今はメンバーが就職して別々の地域に住んでるみたいですが、細々活動してるとか何とか。
当時は客の望む売れそうな音を表現するという迎合した姿勢にマイノリティでアンダーグラウンド脳な自分はかなり辛口な評価をしてましたが、まぁ結果がこれですからね、彼らの戦略が吉と出たのは明らかです。
考え方は色々あるしどれが正解とか素晴らしいとかは無いけど、自己満になり過ぎない事は大切でかつ決して容易くないって事です。
やりたい表現は貫き、他との差別化も図り、「受け」や「どう見られているか」にも意識を向ける。
うへぇ、大変やぁヽ(;´Д`)ノ

ちなみにこの時のオーディションででグランプリを取ったのがカラーボトルというバンドで、今や全国区の新進気鋭ホープ、関ジャニにも楽曲提供する程だとか。


今日の一曲。

あぜ道 / カラーボトル

その時の優勝曲です。あの時彼の歌を聴いた瞬間、ほとんどの人が彼らの優勝を直感したはず。うぅん、今聴いても良い。彼らの中で一番好きな曲です。