片玉縁 | mitatake佐野岳彦のライブ日記

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雪が降って驚いてから1週間がたった。

次の日が休みだったから夜更かししており、4時くらいにベランダに出ようとしたら、外がとても信じられない様子になっていた。もちろんベランダには出なかった。
なんだかわくわくっとした。

まだちらほらそこここに雪のかたまりが残っている。
歩いていると、毎日見るが、未だになれず、見るたびに驚く。

朝起きて、窓の外を見ても、毎日点点とした雪のかたまりを見つけて驚く。

雪は、なかなか現実を薄める効果がある。
そういう特別な思いができるので、そういう意味で、雪国に生まれなくてよかった。

静岡の実家にいた頃、中学、1年か2年のとき
、雪がたくさん降って、あれは学校が休みになったのか、友だちと各々の道具を持ちより、千枚田の急斜面で広めな農道を利用し、雪滑りをした。

ソリや、段ボールや、スケボーのタイヤを外したもので滑る斜面は、現実を薄めるどころか、非現実100パーセント濃縮水道から出放題源泉かけ流しであった。

気分が盛り上がったぼくたちは、スキーをしたくなり、家からスキーの板と靴を持ってくることになり、ぼくは実家にいったん戻った。が、何かの理由で千枚田には、スキー板を持っては戻らなかった。
それがなんでだったのか、雪が降ってからずっーと思い出せずに困っている。思い出せないことを思い出してしまってとても困っている。

まああのスペースでスキーをやったら、誰か怪我してたと思うので、持っていかなくてよかったと思うが、やってみたかったなとも思う。

東京に比べ、静岡で雪なんてほぼ降らないので、その日の濃縮源泉はなんだか忘れられない。

その後そのスケボーをどうしたのかもだんだん気になってきた。戻してまた遊んだのか。

いまの中学生はそんな子供っぽいことをするのか。それも気になってきた。

寒いのはやだし、交通機関麻痺マヒまひもやだけど、また現実を少し薄める雪がもう一回くらいあってもいいかなと思う。