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Rikoさん のお料理クラス番外編?!
ベージュ東京で
至福・贅沢な美味なる時間を
堪能させていただきました。

現シェフである小島 景氏に
学んでいたRikoさん、
その底知れぬ熱意とお力のおこぼれにあずかり・・
特別なメニュー構成、
シェフ直々にごあいさついただいたり、
厨房にまでお邪魔させてもらったり・・と
本当に「美味しい」思いをさせてもらい・・

感謝、感激!です。

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アミューズの一皿

シェフ自ら鎌倉まで足を運んで
調達されているという野菜たち。

黒オリーブとアンチョビのタプナードを添えて。

自家製生ハム+フォカッチャ


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カットして
軽く塩をふってある・・
だけなのか、そうでないのか・・
はわかりませんが

それぞれの野菜のうまみがぎゅっと
凝縮されているような、
それが口の中でみずみずしくはじけるような・・

生野菜の下には
鶏のスープのジュレのようなものと
グリーンアスパラガスのムースが。
ちょっと和のテイストを感じさせるような、
清涼感のあるお味・・


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ほうれんそうとリコッタチーズを詰めたカネロニ

苦みのきいたグリーンが
揚げ焼きにしたような状態で敷かれ、
鶏の出汁を使ったソースがまわしかけてあります。
アーティーチョークも一緒に。

こういう詰め物の素材の味って
ソースの味で何が何だかよくわからなくなってる・・
ということが結構ある気がしますが、

ほうれんそうの味が、
ほうれんそうらしさ、が
しっかり残っています。


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尾長鯛のパヴェ、グリーンアスパラガスとポワローのエチュベ

このお皿が運ばれてきたとき
思わず「お皿の中に宇宙が・・」
と口走ってしまいました。
枯山水庭園の哲学のような・・
そんなものが頭をよぎったのでした。

パヴェとは本来石畳のことで、
四角い形状のものを指すようです。
とても美しく切りそろえられた鯛、
非常にしっとりとしながらもほどよい弾力もあって・・
絶妙な火入れ加減にただただうっとり。

グリーンアスパラガスは
ソテー、ピュレ、生をピーラーで薄くむいたもの、
と異なる調理法が一皿のなかに。
前のお皿のほうれんそう同様、
素材の持ち味を存分に味わってほしいという
シェフの心意気が感じられるようです。

エチュベとは
素材の持つ水分を活かした蒸し調理のこと。
ポワローの甘味がぐーんと引き出されています。



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仔鳩とフォアグラのロースト、新じゃがいものリソレ、ソースサラミ

Rikoさんをして
「今まで食べた鳩の中でいちばん美味しい」
と言わしめた絶品鳩。

ソースサラミは
内臓を使った重厚なソース。

リソレは
表面をしっかりカラメリゼして
素材のうまみを閉じ込めて焼くこと。
丁寧に火を入れられた
じゃがいもはほっくりねっとり、
濃厚な鳩、フォアグラ、ソースを
絶妙に橋渡ししているかのようです。


このシェフのお料理の中に
「つけあわせ」という概念はないんだな、
と思わずにいられないほど
お皿の上のひとつひとつが残らず
かがやきを放っています。



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カレ・シャネル ショコラ-プラリネ

ヘーゼルナッツに繊細な飴がけが・・

ねっとりとしたガナッシュ、
さくっざくっとした、上等なエアラインチョコ(?)のような食感、
プラリネクリームの素晴らしき三位一体。


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ヘーゼルナッツのアイスクリームも一緒に。
下にはプラリネが敷いてあって・・
たまりません・・

プティフールのマカロンも
キャラメルクリームがとろりとあふれだす
とてもフレッシュな味わいで。
そして
焼き立てのミニマドレーヌを
焼き型にのせたままテーブルに持ってくるという
心憎いプレゼンテーションも。


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お酒がだめな私はただ指をくわえているだけでしたが・・
ワインのたしなみ方も
色々勉強させてもらいました。
ワインの味を自分の好きなものや人に例えてみる、
これなら私でも楽しめそう・・


お料理もさることながら、
みなさんから刺激的なお話もたくさんうかがえて・・
あっという間に時間が過ぎていきました。

Rikoさん、
素晴らしい機会をありがとうございました!



でも
美味しいものを食べていると
あの人にも食べさせてあげたかったな・・
という気持ちが募るもので。

足早に
このラグジュアリーワールドを
後にしたのでした・・

帰宅すると

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旦那さんが
教育テレビに見入っていました。

最近私たち(勝手に巻き込んでいる・・)
の心をつかんではなさない、
にゃんちゅう。

私が見逃した
今日のにゃんちゅうについて
詳しく教えてくれました。


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旦那さんの分だけの晩ごはんを囲みながら
ベージュの料理の秀逸さと
にゃんちゅうについて語らい、
ひとしきり盛り上がる。


いい時間でした。