イノダコーヒー本店へ。
老舗の喫茶店で
優雅に朝をスタート・・
考えることは皆同じ、
早くから長い列ができていました。
オリジナルのグラス、
に感激するも束の間
出てくる出てくる
ポット、ポット
フレンチトーストを頼んだら
上白糖がたーっぷり積もった
揚げパンのようなものが出てきました。
あんの入っていないあんドーナツ
(と表現するとなんだか残念な響きですが)
のようなどこか懐かしい味。
脂+糖って
やっぱり最強に罪なコンビです。
カフェオレは
ガラスと銀のオリジナルカップで。
カフェオレ=まあるいカフェオレボウル、
なイメージを覆される。
ボリュームたっぷりの
クラブハウスサンドも
具とパンのバランスが絶妙。
気候のいい日は
テラス席も気持ち良さそうです。
ここだけ
違う時間が流れているかのようです。
お腹も心も満たされたところで
今回の旅のいちばんの目的地へと、いざ。
京都のおやつといえば、な
出町「ふたば」の豆餅。
長い行列に並び
やっとこさ我が手の中に・・
お店の奥で
餅をついたり
あんこを練ったり
手早く餅にあんこをつめたり・・
忙しそうに働く職人さんの姿が。
一般的には
あんこを一旦丸めてから餅につめるところを
こちらでは直接餅にあんこをつめていくそうです。
できるだけ
あんこのベストコンディションを保つためだとか・・
早速、加茂川の河原でほおばりました。
出来たては
赤ちゃんのほっぺたのように
すべすべやわらか。
旦那さんから
「豆大福が好物と豪語してるわりに
実はたいして食べてないよね」
と指摘を受ける。
本当に豆大福が好きなら
ふだんからもっと積極的に食べるはずだ、と。
豆大福を食べている自分、
が好きなんだよきっと、
と結論づけられるの巻・・
でもささやかな反抗として言わせてもらえば、
大事に思うからこそ、
やみくもにいたずらに食べようと思わないんだ、
豆大福を食べる時間を最大限に堪能するための
然るべきインターバルなんだ、と。
愛し方は、人それぞれです。
でも豆大福的に
どっちがうれしいのだろう・・
ちなみに、
帰りの新幹線の中で1個、
翌日の朝ごはんにも1個、
と時間をおいて食べ比べてみました。
がちがちに固くなるかと思いきや
まだまだ持ちこたえていました。
お店的には
出来たてのやわやわなものを
食べてもらいたいのだと思いますが、
少し時間がたったもののほうが
私的にはうれしいコシが生まれるように思えて
ちょうどよかった・・
餅のかたさも、人それぞれ・・
隣りのベンチでも
「ふたば」のおもちを手にする家族連れの姿が。
柏餅をほおばりながら男の子が
「このおもちがおやつの中でいちばーんすき!」
と何度も口にしていました。
いい子だな・・
大きな加茂川は
みんなの憩いの場。
石をとびとび対岸まで。
亀も気持ち良さそうに浮かんでいます。
目標達成・・
でほっと胸をなでおろし
次の目的地へと向かうのでした。