毎月心待ちにしている
Rikoさん
のお料理教室、
4月のクラスは旬のたけのこ!
レッスンの前の
うれしいウェルカムドリンク&フード・・
コーンフラワーと桜のお茶に
塩味のゆでたけのこと
ワイン漬けいちじくのピンチョス仕立て。
期待が高まります。
皮を半分くらいむき、
数か所に包丁で切れ目を入れ
ぬか+鷹の爪とゆでます。
だんだんと
たけのこのかぐわしい香りが
キッチンに立ち込めます。
お先、いただきましたー
ほっこり湯あがりたけのこ。
粗熱が取れたら水洗いして
新しい水につけます。
このゆでたけのこを使って
いざ絶品料理にとりかかります。
ちなみに
たけのこにもおす、めすがあるそうで・・
このずん胴シルエットが女の子。
たけおさんはすっとスリム体型だそうです。
料理に合わせて
カットの仕方を変えて。
手前のさいの目切りは
和え物、炊き込みごはんに。
中央の三角型は
煮ものに。
「たけのこらしさを残したかたちで!」
和え物用の玉味噌作り。
白味噌・卵黄・酒・みりん・砂糖・塩少し
を合わせて弱火にかけ、よーく練ります。
酢を加えて酢味噌にしたり、
魚に塗って焼いたり・・と
なにかと重宝する和食の基本です。
たけのこといえば、
木の芽!
ざくざく刻み始めると
一気にぴりりといい香りが。
玉味噌と木の芽を合わせて。
お互い出会いを喜んでいるかのようです。
たけのこの水気をペーパーで
きっちり拭き取ります。
こういうひと手間の積み重ねで
仕上がりに大きなあ差が生まれるというもの・・
木の芽味噌をたっぷりからめます。
・・ああ、つまみたい。
炊き込みごはん用のたけのこ。
しゃっきり炒めて炊き込みます。
柔らかな穂先のほうを使う
オーソドックスなたけのこごはんではなく
しゃきしゃき歯ざわりを活かした炊き込みごはん。
蒸らしの前に
味噌バターも加えて・・
禁断の味と香りです。
鶏肉と一緒にほっこり炊き合わせに。
鶏の余分な脂は拭き取って、
たけのこの風味を活かしてあげます。
手早く火にかけ、ゆっくりひと晩おいて冷ますことで
味がぐっとしみて美味しくなります。
美味しい和食は
美味しい調味料選びが肝!
ということで
Rikoさんおすすめのみりんたちの味比べ。
熟成期間が長いほど色が濃くなります。
濃いのは3年熟成。
個人的には
左から2番目の福光屋さんのが
くせがなくすんなり入ってきました。
・・この時点で早くもほろ酔い・・
今日もためいきもののテーブルセッティング。
白・赤・青がぱきっと美しい!
木の芽味噌和えも
モダンな盛りつけで・・
絵画のようです。
まずは焼きで!
この日のために
わざわざこのグリルを購入したというRikoさん・・
たけのこへの愛情、半端ない・・!
こーんがり焼きたてに
塩、オリーブオイル、パルミジャーノを
添えていただきます。
・・・おいしい!!
鶏肉との炊き合わせ。
ふくよかな味・・
こういうの、美味しく作れたらなあ・・
そんなお味。
ほっこり煮ものに
シャープでモダンな器を合わせるところが
心憎いです。
味噌バターの香りにノックアウト!
なしゃきしゃきたけのこごはん。
見よ、この美しき真鯛の昆布〆!
教えていただくお料理はもちろんのこと、
サプライズのサイドメニューもまたたまりません・・
アートです。
ハードなお皿にソフトな桜色。
塩昆布とあまどころというほろ苦い薬味を添えて。
たけのこ、たたききゅうり、セロリ、甘夏の二杯酢。
パクチーもたっぷり合わせて。
歯ざわりと香りのいい野菜がオンパレードな
さっぱりうれしい和え物。
最後までしつこくおかわりしてしまいました。
デザートは
黒糖ゼリー+ゆかり白玉。
ぱんぱんなお腹にも
するするっと心地よいのどごしです。
ゆかりの風味がすっきり美味しい。
今日も
めくるめく至福の時間を
ありがとうございました!