今日は
「NO MAN'S LAND-創造と破壊@フランス大使館」
に行ってきました。
広尾にあるフランス大使館が新庁舎に移転したことから
旧庁舎を解体する前に、
この全空間を使って、日仏のたくさんのアーティストたちが
作品を展示するという試みです。
大使館が一般公開されるのも最初で最後ということで、
なかなか斬新なイベントです。
大使館内のありとあらゆる空間がアートで埋め尽くされています。
ちょっと中高の文化祭のようなのりを思い出します。
そうです、本当にフランス大使館です。
実際使われていたポストもこの通り。
気ままにペイントされています。
ビザの発給窓口か何かだったのでしょうか。
壁一面に大胆にグラフィティアートが。
ひとりのアーティストに1部屋ずつ空間が当てられていて
それぞれまったく異なる世界が繰り広げられています。
どの部屋も窓が大きくて
光が充満していました。
こちらは壁一面ピンクに塗られた部屋。
真っ白な作品とのコントラストがはっとする美しさです。
今回いちばんのお気に入り、
三宅信太郎さんの手がけた部屋。
私、全然最近のアート事情とかよくわかりませんが、
売れっ子の作家さんのようです。
部屋一面がトリコロールカラー!
クロワッサンクロワッサン・・
バゲットも!
コンセントまで!!
みーんなトリコロールです。
屋外にも色々興味深い展示が。
「地面とは歴史の堆積である。
そこに堆積した歴史を優しく汲み上げ、
眠っていた歴史を表出させる」、プロジェクト。
オードリー・フォンドゥガブさんの作品の
色づかいにうっとりする。
建築ユニットSANAAによる
ルーブル美術館の改装プロジェクトの模型なんてものも。
豆粒大になった名作たち・・
作品そのものももちろん大事ですが、
それがどんな空間に
どんなふうに配置されているかのほうが
自分にとっての印象の深さに大きく影響している
ということを最近感じます。
その点で
今回の「NO MAN'S LAND」は
すごく楽しめました。
やさしくゆらめいていました。
1月31日(日)まで開催されています。(入場無料)
フランス大使館は広尾にあるのですが
今日は散歩がてら恵比寿駅から歩いて向かいました。
ふだんあまり訪れないエリアなので
なんだかちょっとした旅行気分です。
有名なレストランなども多いエリアなので
私たちにとってはある意味観光スポットが多いと言えます・・
帰りも広尾から恵比寿へ。
お箸の専門店で自分に合った箸の長さを測ったり
(ちなみに私は23センチ、旦那さんは25センチでした)
行き交う外国人の多さに驚いたり、
サルシッチャ(ソーセージ)専門のレストランを発見したり、
伊賀焼きのお店で湯呑を購入したり・・
お昼は恵比寿のピザやさん「パルテノペ」へ。
野菜のグリルと
チェリートマト、水牛モッツァレラ、バジルのピザをいただきました。
私の大好きなもちっとしたナポリピザです。
フランスやイタリア・・
となにかと横文字づいていた一日だったので
晩ごはんは
肉じゃが、銀鮭の塩焼き+たっぷりの大根おろし、
きんぴらと水菜のサラダ、黒米ごはん、味噌汁で。
大根おろしがと~っても甘くて感動する。