【しいの食品】この名前を聞いて

ピンとくるヤツは相当の酒好きだろうな。


この会社は「酒盗」を代表する水産製品のほか、

佃煮製品・漬物製品などを製造加工販売していて、

日本の食文化を継承してきた伝統ある会社だ。


特に、酒盗は日本シェアNo.1だそうだから、


酒好きの俺には縁があったのかもな・・。


その「酒盗」に使う鮪を、製造過程で出るエキスを


ラーメンに使えないか?


という発想から俺にオファーが来たって訳だ。




そのしいの食品が社運を賭けたプロジェクト?いったいどんな話なのか・・・





水野君が切り出した。


「佐野さん、実は私どもの会社の主力商品の販路が


高速道路のサービスエリアにありますが、その関係で今度、


東名高速道路・上り足柄サービスエリアのフードコートでの


出店の話があるんです。」




「高速道路?フードコート?おまえなぁ、



俺のラーメンわかって言ってるのか?」




「はいっ。佐野さんのラーメン作りがどんなに大変かは



この二年半の間で十分に理解しているつもりです・・。



そして、幅広い年齢層に喜んで頂いている事もよ~く知っています。



そして何より旨いです!」






「・・・    」





そして、日本道路公団から民営化になった


‘中日本エクシス’の担当マネージャーに話を聞いてみると・・。



「サービスエリア内の飲食を変えたいのです! 


その地域の特徴を出し、【とりあえず食べる】では無く、


【旨いから食べに行こう!】を目指したいと。」



確かに、俺もサービスエリアは利用したことはあるが、


食事をしたことはほとんどないな・・。


旨くない!と言うのが本音だ。



俺のラーメンで、高速道路の利用者だけではなく、



あのラーメンを食べるために行こう!というのも面白いな・・。



しかしクリアすべき問題は山積みだった・・・



売り切れ御免という訳にはいかない。


大量のスープをどうやって作るか・・


そして麺・・






簡単には返事できなかった。



なぜなら、これまで俺が貫いて通してきたことを


ここで簡単に曲げられないからだ。



それからと言うものは、しいの食品関係者と


綿密な話し合いをし、俺がやりたい形を実現させてくれる事で、


このプロジェクトが立ち上がった。。。




椎野社長は言った。
「お客さま、マスコミ関係者に、


どんなこだわりを持っているのですか?と


尋ねられるのが楽しみです。」と・・・



この様な場所ではありえない方法で、



安定して旨いラーメンを出し続けられる喜び・・・。



俺は、この社長がリーダーシップをとる会社と組んだプロジェクト。


成功させたい!!と思った。



そして決まった店名を発表する!


「創彩麺家 野の実」



地場の物を出来る限り使い、地元の方も高速使わずとも


直接食べに行けるようになっているぞ!


店は、女性スタッフを中心に優しさと美味しさを


融合した店造りが基本コンセプト。


オープンは2010年8月中旬。




これが今俺が取り組んでいる大きなプロジェクトの全貌だ!






そこで今回、創彩麺家「野の実」で協力してくれる人を募集する!

興味があれば下記サイトで募集に関する情報を見てくれ!

しいの食品 求人募集ページ
http://www.shiino.co.jp/recruit/jinzai1.html#jinzai1



これからも進捗状況をこのブログで



紹介するからな!



楽しみにしていてくれ!!