塾選びの際の注意点 | 受験対策ならお任せ!佐野北中近くの「明光義塾佐野北教室」ブログ

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栃髙、栃女、佐高、足高(足女)、佐野東、佐野日大、白鴎、佐野高校附属中、北中、城東中、南中、西中、富田中、あそ野学園、犬伏小、城北小など数多くの生徒が通塾。

皆様、今日もお疲れ様です!

入学式シーズンも終わり、いよいよ学校での授業や部活も本格的に始まってきますね。

 

 

塾の方は、3月末あたりが春の入塾のピークでした。

春休みになってお問い合わせが少し落ち着いたと思ったら、先週から再び毎日のように塾へのお問い合わせをいただいております。

そういった動向を考慮すると、お子様の中学・高校での生活が始まってから塾を検討するという保護者様も結構いらっしゃるのかなと思います。

そこで今回は、まだ塾を決めていない方・または夏の入塾シーズン向けに、塾を選ぶ際の注意点について語ってみたいと思います。

 

 

まずは軽く私個人の塾経験を申し上げますと、私は中学3年〜高校3年まで、主に北関東で活躍している地域密着型の集団塾へ通塾していました。

高校卒業後からは個人的に誰かに何かを教えたり、家庭教師を本当に少しだけやったりしました。

それから色々あって・・・

地元の個人経営の集団塾講師や隣町にある他社の集団・個別の両方ある塾の講師を経て、今現在の会社に入社しました。

入社後しばらくの間は、足利市や群馬県の大泉町の教室で講師として働き、その後、佐野北教室の教室長になりました。

 

以上のように、明光だけでなく、いくつかの塾を内部から見てきました。

他塾での指導経験もあるので、少しでもみなさんの塾選びに協力できたらと思います。

 

 

それでは本題へ。

(ネガティブな話はなるべく回避します。さらに、言いたいことを書いていたら文字数が5,000字を超えていたので、今回は色々割愛しつつ中立的な意見を心がけます。それでも長文のエントリーです汗)

 

 

最初に結論から言ってしまうと、料金・講師の質・使用教材も、ほぼ全てにおいては教室ごと、教室長次第・講師次第で変わるということを覚えていてほしいです。

これが分かっているようで、分かっていらっしゃらない方が非常に多いのではないかと私個人的に思っています。

ですから、本当に声を大にして言いたい!

教室ごとに全然違います!

ベースのお月謝額はおそらく変わりませんよ。

でも、同じなのはそのぐらいです。

時間割も違えば、通っている生徒の生徒層、講師の質、教室での使用教材に至るまで、ありとあらゆる点が異なります。

同じ名前・同じ看板だからって中身も一緒だとは考えない方が良いです!

 

 

「近いから」で選んではいけません!

 

スラムダンクで、宮城リョータと三井寿は「安西先生がいるから」という理由で湘北高校を選んでいましたが、流川くんはと言うと、

 

 

「近いから」という理由で湘北高校に行きました。

これは非常にマズイです!

「近いから」で選んだ高校に、偶然全国レベルの仲間がいて、偶然「安西先生」みたいな名将がいたから、流川くんは全国大会であんなに輝けたんです。

めちゃくちゃラッキーです。

でも、流川くんが津久武高校に行っていたら、神奈川予選敗退です。

宮城リョータやミッチーの選び方をしてください!

 

でもこれは、学校選びでも塾選びでも割とよく起こっていることなんです。

 

「バスケ部がある高校ならどこでもいい。」

「県立高校ならばどこでもいい。」

「とりあえず県立の普通科ならいいか。県立高校受かったし、おそらく大学も国公立に行けるだろう。」

このような気持ちでの高校選びは大変危険です。

「旧帝大に行きたい!」と豪語したものの、入学した近くの高校の合格実績では近年全く旧帝大の合格が出ていない、となってしまっては目も当てられません。

 

「家から近いから。」

「送迎に便利だから。」

「学校の近くだから。」

「駅の近くだから。」

このような塾選びをするのもかなり危険です!

「噂を聞いて〇〇塾に入ったものの、聞いていた話と全然違う!」ということも起こってしまうでしょう。

きっとそれは同じ〇〇塾ではあるものの、校舎が違ったんだと思います。

 

どこの塾のどこの校舎のどの先生が素晴らしいのかまでを調べて塾を選びましょう!

きっとそれぞれの教室で素晴らしい先生がいるはずです。

「近いから」で選んでしまったら、その塾で良い先生に当たるかどうかは運ゲーになってしまいます。

そもそも、そのような理由で選んだその塾に、皆さんの希望に叶う「良い先生」が存在しているかどうかも分かりません。

せっかくお金を払って塾に通うんです、学校の担任が誰になるかは本当に運かもしれませんが、塾ぐらいはしっかり選びたいものですよね。

運要素を極力なくして行きましょう!

皆様の大事なお子様のためです。

私も湘北高校の安西先生のような存在になれるよう、これからも精進しますね!

 

 

「塾ナビ」のランキング=問い合わせ数のランキング

 

これは塾ナビさんもHPでランキングの算出方法を記載してますね。

塾ナビのランキングは塾の優劣のランキングではなく、「どれだけ問い合わせがあったか」のランキングです。(※こんなところ見る人なんて、きっとあまりいないですよね汗)

ですから、ランキング上位にいるからといって、必ずしも良い塾とは限らないんです。

大手はやはり知名度がありますからね、まずは皆さんそういったところから資料請求をしてみようとなると思うので、知名度の高い教室がほぼ上位を占めています。

さらに、同塾で掲載する教室数が増えれば必然的に問い合わせの合計数も多くなります。

そうなれば教室数が多い塾が上位になりますよね。

問い合わせ数が多い=人気(?)な塾というランキング形式で掲載しているので、ランキングの見方には注意が必要です。

また、そもそも塾ナビに自分の塾を掲載してもらうかどうかという選択が塾側には存在しています。

つまり、特に個人経営の塾さんは塾ナビに名前が載っていないという場合もあります。

隠れた名店的な塾も、もしかしたら存在するかもですね。

 

 

「安かろう悪かろう」ではないし、逆もまた然り

 

単純に、月謝に関しては、「1人の講師当たりの担当する生徒数」に応じて変動します。

つまり「集団塾<個別指導塾<家庭教師」の順に、月謝は高くなります。

当然ですね。

だからといって、集団塾の講師の方が、個別指導の講師に劣るかと言ったらそうではないですし、むしろ集団塾の講師の方が知識や教える技術的なものだけを取れば能力が高い傾向にあると思います。生徒一人にかける時間が個別塾の先生や家庭教師よりも少ない分、自分の知識を増やしたり、自分の能力の向上に励める時間があるからです。

さらに言えば、集団塾の先生達は、頻度こそは違えど定期的に模擬授業をしていて、日々授業の質に磨きをかけています。

(私も昔やりました。他の先生達に見られながらの教壇での授業はかなり緊張しますよ。懐かしい。)

一方、個別指導塾や家庭教師の多くは、学生さんの講師も活躍しているケースが多いですよね。

ですが、そこで「個別・カテキョは学生講師が多い」と、一括りにはしないでほしいところではあります。

個別指導・家庭教師といっても、学生講師が多めの個別指導教室、学生講師の全くいない個別指導教室、学生講師の家庭教師、プロの家庭教師、様々ですからね。

ちなみに、佐野北教室は2024年4月現在、学生講師が0(ゼロ)です。

 

とにかく、授業の質に関しては、どういった形式の塾だとしても、その教室・講師次第で良し悪しが変わるんじゃないでしょうか?

結局、いくら研修を重ねて、同じような質にしようとしても、やはり個人差というものは出てしまいます。

私は前述の通り、高校生の時は集団塾に通っていて、そこで出会った英語の先生のおかげで今の自分があると思っています。

「こんな講師になりたい!」と今でも目標にしている先生です。

そんな先生が、自分の通った塾にいて良かったと今でも思っています。

ですが同時に、当時、集団塾ではなく受験にかなり詳しい個別指導塾などの教室長に出会っていたら、全く違った進路を歩んでいて、全く異なる人生になっていたのかもしれないな・・・とも思います。

ですから、みなさんがどこの塾に行ったとしても、その選択がみなさんにとって最善であり、そこで素敵な講師に出会ってほしいと思います。

 

 

今現在の自身(お子様)の立ち位置を把握してください!

 

例えば今現在、お子様が中学2年生や中学3年生で、すでに学校の内容から遅れをとっている場合、集団塾に焦って入塾さえてもほぼ効果は望めないんじゃないかと思います。

集団塾は基本的に学校よりも早く授業を進めます。

「教科書の内容は学校の授業だけでも分かる」

「教科書を読めば自分で理解できる」

「学校よりもちょっと早い進度で勉強を進めたい」

「教壇で先生が授業!というスタイルの授業でちゃんと理解できる」

という子が集団塾に行くのは結構ですが、すでに学習の遅れをとっている子が、「月謝が安いから」という理由で個別や家庭教師ではなく、集団塾へ行くのはかなり危険な行為です。

学校の授業でついていけていないという現状を把握してください。

その状態で、学校よりも早く進む集団塾の授業を受けてもあまり意味はないんじゃないでしょうか。

個別指導塾か家庭教師を選んであげてください。

相当遅れをとっている場合は、1:2や1:3で授業を見ても正直キツイ場合もあります。

そう言った場合は、対面形式の家庭教師がベストかもしれません。

オンライン家庭教師という選択肢もありますが、相当遅れをとっている生徒さんの場合は、オンライン授業というスタイル自体に無理が生じるケースが多いように感じます。

 

 

いかがでしたか?

途中でこの記事を書いていて、「自分はどの立ち位置なんだろう?」と思ってしまいましたが、本当に今回は忖度なしの中立的な立場からモノを言わせていただきました。

 

皆様の参考になれば何よりです!

もう少し、自分の経験を踏まえて、もっと突っ込んだ内容も書いていたので、その記事に関してはまた後日ということで🎵

 

ちなみに、私個人が自分の子供のために塾を選ぶとしたら、入試に詳しくて指導力のある個別指導塾の学生ではない人気実力派講師に授業を見てもらいたいです。

オンラインでも良いですけどね。