皆様、今日もお疲れ様です。
これから部活を選ぶ子も多いでしょうから、今回は普通科に通う高校生の部活動に関してお話しします。
まず、
Q.「何のために普通科の高校に通うことを決断しましたか?」
A.「大学への進学を考えているから。」
だと思います。
普通科に通う以上は、「大学進学」が目的で、「勉強」が最優先事項だということを忘れないようにして下さい!
もちろん親御さんの中には、「子供が毎日楽しく高校に通ってくれれば、それでOK」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
私も同感ですし、それがいちばん良いです。
私にも子供はいますから、親としてはそれが一番嬉しいですよね?
子供がハッピーなら、親もハッピーです。
ただ、
「第一志望の大学に入りたい(入ってほしい)!」
「有名な大学に入りたい(入ってほしい)!」
「国公立大学に進学したい(進学してほしい)」
と、お子様なり保護者様なりが考えているのであれば、部活は慎重に選んでください!
中学校と同じ感覚で部活動について考えないでください!
大学入試は全く違います!
高校入試は地域大会。大学入試は全国大会です。(どこかで聞いたことのあるフレーズ)
でも本当にそうです。
今やっている部活の全国大会に出場するということを想像してみて下さい。
野球だったら、甲子園。
サッカーだったら、全国高校サッカー選手権大会。
陸上だったら・・・インターハイ?ごめんなさい、ちょっと詳しくないです。
高校3年間頑張って頑張って、それでも全国大会に出場できるのはほんの一握りです。
全国大会に出場し結果を残すには、ものすごい努力が必要です。
勉強も一緒です!
勉強だけ特別扱いしないでください。
ほんの数ヶ月頑張っただけで部活の全国大会に出られるなんてことがないのと同様に、勉強も数ヶ月やったところでは有名大学・国公立大学には合格しません。
大学入試も3年間頑張って頑張って勉強して、合格できるは一握りなんです。
いわゆる難関と言われる大学の合格であれば、小学生・中学生の時から勝負は始まっているんです。
ですから、大学入試で成功させたいのであれば、部活は本当に慎重に選びましょう。
大変な部活に入ってしまったら、勉強時間が相当削られますからね。
その時点で、だいぶ不利な状況に立たされます。
大学に進学する上で、高校時代に部活に入っていたかどうかは対して重要ではありません。
「部活に3年間在籍していた方が良い」は迷信です。
総合型入試などで、何か勉強以外(課外活動)でアピールするものがあるかどうかと問われた時に、部活動というものがアピール材料の1つになるぐらいです。
私の体感ですが、「文武両道」を掲げそれを実現できていた生徒は、全体の1割もいないと思います。
今まで数百人の大学受験生を見てきました。
個別指導なので、本当に間近で生徒の成長過程、そして結果を見てきています。
ガチ系の運動部に入部し、勉強もしっかりこなし、高1・2年の頃から目標としている第一志望校に受かった生徒は、数十人数百人に1人のレベルです。
そのぐらいレアです。
↑普通科の高校での部活動の考え方に関しては、コバショーさんと同意見です。
大学入試に対し、部活は遊びの時間、余暇の時間です。
家でYoutubeを観たり、ゲームをしたり、漫画を読んだりするのと同じ時間です。
割り切って下さい。
このブログ内では、「ネガティヴな表現をなるべく控える」ということを心がけているので、「〇〇高校の〇〇部には入るな!」とか「ここの〇〇部はブラックだ!」とか、学校名や部活動名を出すのは控えさせていただきます。
学校側に怒られちゃいそうですしね
ですが、各高校で「大学入試を成功させたいのであれば、この部活には入るな!」というものはいくつか存在しています。
それに関しては、ブログでは言えないので、気になる方は私に直接ご相談下さいね!
最後に、完全に私個人の意見ではありますが、以下
「大学入試で成功するならオススメの部活ランキング」です!
1:帰宅部←そもそも部活に入らないで勉強時間を確保するのが最強!
2:活動がほぼない文化部←活動がほぼないのに調査書にも書ける!オイシイ!
3:普通の文化部
4:エンジョイ系の運動部
圏外(論外):ガチ系の(全国大会に出るような)運動部・各運動部のマネージャー
多くは語りません。
ただ、ランキング圏外の部活にこれから入ろうとしている新高校1年生、またはすでに所属している新高校2・3年生は、もう一度、今後のことをよーく考えて下さいね!
高校の3年間は、とても短いけどとても貴重な時間です。
私も、みんなには楽しく充実した高校生活を過ごしてほしいと思っています。
ただ、みなさんの人生、高校卒業後の方が長いんです。
高校卒業後にみんなが幸せになれる選択肢を、自分で選択してほしいと思います。
「あの時もっと勉強していれば」
「部活をやらずに、勉強時間を確保していれば」
ということに将来ならないことを、ただただ願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ちなみに私も高校時代は帰宅部でした。