約ひと月、東京でいろいろとお手伝いしてくれていた母が、
先日奈良へ帰っていきました。
母にはそばにいてもらえるだけで、心強いのに、
先輩ママは、赤ちゃんのことでも頼りになり、
家事やら育児やらマニの散歩まで、
ほぼ私は何もしないでいいくらいの助っ人ぶりでした。
そのあいだ父は奈良で留守番してくれていたので、
母も安心して東京に長居できました。
そんな母をベビーカーを押しつつ、見送りに行き、
駅に着くと、母が「寂しくなるわ」、としんみりするので、
私もこのまま母に戻ってもらいたくない感情が溢れて、
ふたりで駅で泣きあいました。
駅の改札前で、真昼間に抱き合って泣いている、
いい年したふたりのおばさんとベビーカーなのでした。
また、ゴールデンウィークに会えるのに。
家に戻ると、プーンと臭う・・・
早速赤ちゃんのおむつ替えです。
しんみりする暇もないのはありがたいです。
テレビの選抜高校野球の応援歌と声援でにも元気付けられます!
こういうとき、にぎやかな大家族って羨ましい、と思います。
きっと赤ちゃんのためにもいいですね。
帝王切開する前日の夜、病室で、
ふーちんとマニとのシンプルで普通な暮らしが、妙に懐かしくて、
彼らのために母子ともに元気で家に戻らなければと、強く思いました。
入院すると日常が本当に幸せだったと感じます。
病気での入院ならなおさら、当たり前の生活が奇跡だったと感じるのでしょう。
しんみりすることが多いこの頃です。
春だからかな。