東京に昨日戻りました。
自宅の最寄り駅に降りてすぐ、大きな余震がきたのにはびっくりしました。
橋の上だったので、かなり怖かったです。
マニはまったく平静でしたが・・・
相変わらず、スーパーに物はなく、
まだまだ不安な日は続きますね。
大阪のミスターケリーズCD発売記念ライブ、無事終了しました。
この日の大阪は、寒いなんてものじゃないくらい寒かったですよ!
こういう大きな災害のとき、人の価値観って本当に多種多様だと感じます。
こういう時期にライブなんて不謹慎、という意見もあることは承知で、ライブを決行しました。
何しろ、こういう状態でライブをする、という経験は初めてだったので、
気持ちが情けないほど不安定でした。
でも、たとえお客さんが数人しかいらっしゃらなくても喜んでいただくためだけに精一杯歌わなければ。
当日、サリーさん、中野さん、さとこさんにミスターケリーズで再会し、
リハーサルが始まると、気持ちが落ち着いてくるのがわかりました。
あとは、気持ちを入れて歌うだけ。
今回、かわいこちゃんCD販売員として、晴美ちゃんに同行、力を貸してもらうことにしました。
リハ途中で、美しいお花の贈り物が届き、
開場になって、懐かしいお顔を次々と拝見していくうちに、
エンジンがしっかりかかってくるのがわかりました。
アンコール入れて、2ステージで16曲歌いました。
CD収録曲を中心に、その他over the rainbow, Feeling,など。
特に収録曲は歌うほど
だんだん愛情が深くなってくる。
なんと中学時代の担任の先生や、10歳からのクラシックピアノの先生も来てくださいました。
こういう状況で、不安な気持ちを抱えて、それでもライブに足を運んでださったかたがた。
2ステージともほぼ満席になるほどのお客さんが来てくださって、いくら感謝してもし足りないくらいです。
この場を借りてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
アンコールを歌っていると、胸が熱くなりました。
私にとって、このライブはきっと一生忘れられないライブになると思います。
やってよかった。みなさんに会えてよかった。
また、ミスターケリーズでライブをできる日が来るのを楽しみにしています。
この日のCDの売上金は全額東北関東大震災の義援金にさせていただきます。
4月20日号か、5月20日号の雑誌「JAZZ JAPAN」に、先日のミスターケリーズライブの記事が掲載されることになりました。
ぜひご覧になってください。