打越橋・山元町@20190422。 | koji sano's photography.

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生まれて初めて夜の打越橋の上から横浜の夜景を眺めました。

日が暮れるのを待って...

ようやく日が暮れたと思ったら雨が降ってきました。

 

 

以下の記事本文は個人ブログより転載しています。

 

https://koji.yokohama/?p=2592

元記事のURLです。

 

 

 

打越橋。

 

唐沢から山手町方向を撮影しました。

 

打越橋(うちこしばし)は神奈川県横浜市中区打越26番地~山手223番地にあるアーチ橋。関東大震災の復興事業で横浜市内に建設された178本の橋梁の一つ。橋の南側は南区唐沢に隣接する。 1923年9月1日に発生した関東大震災の後、かつて牛島山と呼ばれた丘に多くの避難民が住むようになった。丘の上への交通を確保するため、切通しにして幹線道路(横浜駅根岸道路)と横浜市電を通した。その際に丘の上の生活道路が切通しで分断されるために架けられた跨道橋が打越橋である。総工費は87362円84銭で、竣工当初は淡いピンク色に塗装されていたが、のちに鮮やかな朱色に塗りかえられた。切通しの開削で生じた土砂は、山下公園の造成に使われた。市電は1971年に廃線になり、現在は横浜駅と根岸台を結ぶ横浜市営バス103系統が運行されている。本橋にほど近い丘の麓には、打越の霊泉と呼ばれる湧水が出ている。 1990年度にはかながわの橋100選、 2003年度には横浜市認定歴史的建造物、2015年度には山手隧道、桜道橋、西之橋、谷戸橋とともに「元町・山手地区の震災復興施設群」として土木学会選奨土木遺産に認定された。(Wikipediaより)

 

打越橋を挟んで...

 

横浜屈指の高級住宅街である山手と、横浜屈指の下町?ボンビーゾーン?の南区...

 

町並みの様子がえらく違ったのですが...

 

近年は南区側も新築の住宅が多くなってきて、随分と趣きが変わってきた...

 

と思いたいのですが。

 

やっぱり山手は山手だよなぁ。

 

 

 

八重桜が咲いていました。

 

 

 

これは咲きかけがピンクで咲き進むと退色して白くなってくるのかな?

 

 

 

二色咲きに見えてなかなか素敵な八重桜ですね。

 

 

 

ミステリアス加工してみました。

 

スマフォでどのように見えるかが気になります。

 

 

 

山手町から唐沢方向を撮影しました。

 

 

打越橋の上から山元町の交差点(T字路)を望みます。

 

左折すると山手の丘経由で港の見える丘公園に、右折すると山元町を抜けて根岸森林公園に到達します。 

 

 

綺麗な直線でしょ?

 

人工的な。

 

横浜市電を通すために牛島山という丘を崩して切り通しにしました。

 

切り通しの両側の人々の往来のために懸けられたのが打越橋です。

 

 

 

打越坂を駆け上がって来るのは、横浜市営103系統です。

 

元々、山元町まで横浜市電3系統が走っていましたが、横浜市電の廃止の際に代替路線として新設されたのが市営バス103系統です。

 

打越坂は通称で、正式な名称は牛島坂です。

 

 

 

打越橋は夜景の名所です。

 

実は、夜景を撮影するために、日没時刻(2019年4月22日は18時20分)を確認の上で真金町を出てきました。

 

 

 

日没までには少々時間があるので、山元町に下りて、山元町をぶらぶらしながら時間をつぶします。

 

 

 

打越橋。

 

唐沢から山手町方向を撮影しました。

 

鮮やかな朱塗りのアーチが個性的な橋です。

 

 

 

山元町の交差点から見た打越橋です。

 

 

 

この道を進むと、車橋で中村川を渡り、長者町を進み、横浜市営地下鉄の伊勢佐木長者町を通り、伊勢佐木町2丁目・3丁目間を横切り、長者橋で大岡川を渡り、京浜急行の日ノ出町駅に至ります。

 

 

 

山元町交差点、横浜市電・山元町電停(終点・折り返し点)の遺構。

 

 

 

横浜市電が走っていた頃の画像を拾ってきました。

 

線路の跡は、今は歩道が拡張されています。

 

奥に行くに従い、石垣が左に彎曲して行くのは...

 

市電の本線は複線ですが、電停は単線だからです。

 

 

 

山元町電停の現役時代の画像を拾ってきました。

 

 

 

山元町電停があった場所は、現在は市営バスの山元町バス停になっています。

 

山元町バス停から山元町の交差点を望みます。

 

 

 

往時の画像を拾ってきました。

 

市電はなくなっても、地形に市電があった当時の面影が残ります。

 

貴重な遺構です。

 

 

 

市電時代のまま、石垣が残っています。

 

 

 

なぜ、打越坂を登って、山元町の交差点を右折したところに電停があるのか?

 

市電開通当初は、打越坂をあがって、打越橋をくぐってすぐのところに電停があったそうです。

 

しかし、そこは斜面になっていて...

 

旧・山元町電停(終点)に停車中で無人の状態の車両が、斜面を降りてしまうとい事故を3回起こしています。

 

そのうち1度は、伊勢佐木町すぐ手前の長者町5丁目電停まで空走して、ひとつ前の市電に追突して20数名の負傷者を出しています。

 

ということで、山元町の交差点を右折してすぐの平坦地に電停を移転させました。

 

それが写真の場所です。

 

 

 

旧・山元町電停の先には山元町の商店街が続いていますが...

 

 

アーケードが今でも市電があった当時のままです。

 

 

 

ということで、レトロな山元町の商店街のアーケード。

 

 

 

月曜日なので、シャッターが閉まっているお店が多いですが...

 

月曜日でなくてもシャッターが閉まっているお店が多くなってしまいました。

 

中村橋商店街やお三の宮商店会と比べて、頑張っていた方でしたが...

 

衰退しました。

 

 

 

営業中だったので、食事をして日没まで過ごそうかと思ったのですが...

 

 

 

入る勇気が起きませんでした。

 

 

簑沢入口の交差点、山元町2丁目のバス停近くにて。

 

ラッピング塗装の103系統が走ってる。

 

 

 

調べたら、「ぶらり赤レンガBUS」の専用車両です。

 

横浜駅からみなとみらい地区・新港地区を経由して横浜駅へ、循環バスです。

 

 

 

大きな「A」の文字は「Aルート」を意味するようですが、どうも「Aルート」しかないようだ。

 

 

 

こちらはノーマル塗装の103系統、根岸台行きです。

 

山元町2丁目バス停に停車中です。

 

 

 

ようやく日が暮れました。

 

真金町からは遠くないのですが、山元町を暗くなってから歩くことは記憶に残っていないぐらい昔...

 

高校生の時以来でしょうか。

 

伊勢佐木からドルフィンまで歩いて行ったことがあったっけ。

 

 

 

ちょっと寂しすぎるな、山元町の商店街。

 

 

 

ようやく日が暮れたと思ったら...

 

雨が降ってきました。

 

涙。

 

 

 

右側の坂を上がって打越橋に向かうことにします。

 

 

 

打越橋の上から。

 

倍率を拡大せずに撮影しました。

 

 

 

曇り空に町の灯りが反射しているので、空の色が難しい。

 

 

 

あれこれと試行錯誤しながら、空の色を作ってみます。

 

 

本当は、町の灯りがもっと落ちている夜中の方がいいんでしょうけどね。

 

 

 

このぐらいがこってりしすぎてなくて、ほどよくさっぱりしていていいのかな?

 

 

 

ちなみに日が暮れてから打越橋の上で立っているのは、生まれて初めてです。

 

この次は夜中に来てみよう。

 

 

 

打越橋から降りて、打越坂を下ります。

 

打越橋から長者町方面は、打越の湧水に降りるのが最短距離なのですが、打越橋の間から見えるランドマークタワーを撮影したくて、あえて山元町交差点の方に降りました。

 

 

 

打越坂を下りながら、振り返って打越橋を撮影しました。

 

   

おしまい。

 

 

     

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