旅の楽しみは、出会い。
ひとであったり、場所であったり、それらを結びつけてくれる酒や肴であったり。
暑い暑い、名古屋の旅先で食べたもの。
明宝ハム
伏見の「大甚」は、じっくり呑む店。
数ある肴の中から、自分でお盆にとってくる、それが嬉しい。
明太子のおむれつ
煮穴子
やはり、夏が似合う酒場。
ちょっとした肴で呑む、樽酒の旨さ。
台湾ラーメン
と、いえば「味仙」。
矢場の店舗が好き。
しかし、やりすぎた。
初イタリアン。
普通でよい。
〆さば
大須の「末広屋」。
ちょっとした酒肴から刺身まで、なに、この、全力さ加減。そして、酎ハイやハイボールの力の抜け加減。
鮪の刺身すごかった。
〆さばを頼むと「生姜にします?おろしにします?」の、ようなことを訊かれた。たぶん生姜って言ってた気が。わさび、だったかも。
じゃあ、おろしで。
って、頼んで出てきたのが、コレ。
ほほお、はじめてだ。
はじめての、スタイルだ。
浅〆の厚切りでこそ。
煮ぶた
だったと思う。
250円だったと思う。
料理好きの先輩が、あと一品テキトーにつくってくれて、それが、また、旨い。みたいな、飾らないひと品。
酒。
途中から肴な旨さにテンションがあがり、ふたりでこのありさま。
くしかつ
鳥刺し
「大須亭」と言ったか。
こちらも老舗で、やきとりもあり、名古屋めしも充実。たのしそうなカウンターがいっぱいで、二階の座敷に通されると、いい感じに落ちついている。
ふらっと入って、この鳥刺し。
あの名古屋の手羽の唐揚げも、味噌でたべるくしかつも、ちょっとした旨さ。構えてないのに、しっかりしている料理。
いやはや、大須のこの二軒。ようがす。
ヤマサのちくわ
帰りの新幹線。
これだよ、これ。
東海へ行ったら、このちくわ。
はんぺん焼き?
ひややっこ?
ちがいます。
名古屋コーチン
エビフライ
そう、「コンパル」です。
「コンパル」のサンドウィッチ。
なな子頼んで買ってきてもらったやつ。
この旅、よく飲みました。
「バーのぞみ号」の〆をハイボールにあわせて。
いい旅でした。