きのうの「蒲田ひるま寄席」は、花ごめが休演のため、司とはな平が二席づつ。

看板の一 司
百川 はな平
権兵衛狸 はな平
船徳 司

高座でかいた汗を、大田区の温泉で流そうじゃないか!

と、蒲田温泉へ。
蒲田温泉って、広くないし、キレイじゃないんだけど、なんか好き。

46度の熱湯で唸って、またまた汗かいて、抜けたところに生ビールだ!と、大広間に上がろうとすると…

きょうお休みなんですー

ああ、だらっとしたかったのに。
休みとあらば、仕方がない。

はな平が目をつけておいてくれた居酒屋さんへ。

あのお店はやってますかね?

なんて話をしていると、お湯から帰る昔のおねえさんがたが

あそこはおいしい
ワインのなんとかがおいしい
わたしは飲めないけどおいしい
とにかくおいしい
おいしいおいしいおいしい
蒲田温泉は温泉はいいわね温泉「は」

と、いろんなことを教えてくれました。

さて、その「くり平」さんへ。

このお店、はな平が本気で「林家って名前だったかなあ」ってうる覚えで言ってました。「林家」ではなく「くり平」です。海老名で、根岸な間違え方です。


まず、牛すじ煮込み。
その前に、生ビール。

うん、冷えてる、冷えてるしゅわしゅわが、食道を一気に下っていく、どこまでも食道かってほど、ぐびぐびと入る、ぐびぐびと。

牛すじはね、不味かろうはずがない。
見ればわかる、美味いやつ。


はつ、たんおわっちゃいました。

って、言うから、なんこつ、しろ。

塩で大正解、ふわふわ系のしろ。
弾力性のあるのも好きだけど、ふわふわ系、いい。ふわふわ、ようがす。

そして、青海苔かけたひと、天才。
名乗り出なさい、青海苔かけたひと。


そして、真打登場。

からあげ 550円

はな平ときたら、からあげを頼まない手はない、はな平のからあげ、落語よりうまいんだから。

その、からあげ登場。

絶対、食べてください。
これ、絶対、食べてください。

味付けは塩。
シンプルだけど、いや、だからか、酒がすすんで仕方がない。

生ビールから、レモンサワーをさんてれつばかり、緑茶割をふたあつ。

ちきしょう、ちきしょう、酒に合うものばかり出しやがって。

そして、一見強面だけど、やさしいご主人。

また、近々。


そして、林家くり平。