〒339-0021 埼玉県さいたま市岩槻区末田2363−1 元荒川改良碑の県道48号線で
16日夕方、さいたま市の県道で80歳の男性が運転する車が対向車線にはみ出して乗用車と正面衝突し、1人が死亡し、4人が重傷を負いました。男性の呼気からは、アルコールが検出されたということです。
16日午後6時ごろ、さいたま市岩槻区の片側1車線の県道で、「車同士の交通事故です」と目撃者の男性から通報がありました。
警察によりますと、市内に住む80歳の男性が運転する車が対向車線にはみ出し、別の車と正面衝突したということです。
この事故で反対車線にはみ出した乗用車の助手席に乗っていたさいたま市岩槻区平林寺の無職・野沢敏枝さん(77)が全身を強く打って、搬送先の病院で死亡が確認されました。 またこの乗用車を運転していた野沢さんの夫と息子が腹を打つなどして大けがをしました。 このほか反対車線を走っていた乗用車の60代の夫婦も腕やろっ骨を折るなどの重傷です。 4人はいずれも命に別状はないということです。 警察によりますと事故当時、野沢さんの夫からは呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたということです。 警察は、野沢さんの夫の回復を待って話を聞く方針で、事故の詳しい状況を調べています。