どたなかがした実験の結果の紹介 @ 「ぽらーの」という冊子 22.5.2

  筆者  神戸大学院教授 星信彦さん

 

 成獣マウスに”無毒性量”とされるネオニコ成分をたった1回与えただけで

好奇心を失い、

また普段よほどのこと―拘束されたり痛みを感じるなど

―がないかぎり鳴かないマウスが落ち着かないようすで鳴くなど

明かな異常行動が。

 また人間でいうと学童期のマウスに同じ実験をしたら

著しい興奮状態になり、混乱・不安・多動が見られたとのこと。

 ネオニコが神経伝達物質のバランスを乱すことが判明、

脳内ではセロトニンやドーパミンの増加が観察された。

 またオスへの影響のほうが大きかった。