日本は

食料自給率が低い分大量に食料を輸入しており、つまり大量に遺伝子組み換え作物を

食べているのです、大多数の人は意識していないけれど。

意識していない理由は、家畜の飼料や“サラダ油”等の揚げ物油の原料の

9割以上が遺伝子組み換えのコーン・大豆・菜種だから。

 

以下のオレンジ色網掛の部分をご覧ください。

今回のmRNAワクチンにも共通すると推測される怖い事実です

 

 

 

 

「遺伝子組み換えルーレット」登場人物
http://gmo.rederio.jp/%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

抜粋

オレンジ色網掛部分をご覧ください

 

 


第1章の主な登場人物
◆ジェフリー・M・スミス、“責任ある技術者協会”創設者

当映画の監督であり、アメリカにおける遺伝子組み換え反対運動を牽引するリーダーでもある。
「遺伝子の挿入やクローン過程で重大なダメージが生じます。挿入するDNAの周囲に数千もの突然変異体が生まれ、自然の植物とは発現レベルが変わる遺伝子も生まれます。そのせいで予測不能な副作用が生じるのです」
「バイテク企業は独自の研究を行っています。わたしはそれをタバコ科学と呼んでいます。対象も検出方法も統計も誤ったものを使います。実験期間も短く、がん、生殖障害、出生異常などを確認できません。ニセ科学を科学と呼んでいるのです。」
 
◆アーデン・アンダーソン、医学博士、医師、公衆衛生学修士、『真の医療、真の健康』著者

生物物理学の視点から、免疫への影響を指摘。
「免疫システムは電磁気センサーシステムなのですが、大豆やトウモロコシなどの組み換え遺伝子の配列を感知すると、『こんな配列は見たことがない』『自然界にない異物だ』と認識して攻撃します。炎症反応を伴いながら、その配列を攻撃するのです。」
 


◆マーサ・グラウト、医師、アリゾナ先進医療センター医長
遺伝子組み換え食品が各種の炎症を引き起こし、それがさまざまな病気に発展している可能性を示唆。
「私たちが扱っている病気のほとんどが、炎症に起因しています。腸の炎症が多いです。腸はGMO食品を含むあらゆる食物と身体の接点だからです。」
 
◆マイケル・テイラー、米国食品医薬品局食料副長官、元モンサント社副社長
政府の要職にありながら、実際にはモンサント社の利益のために行動。
「安全で栄養のある食べ物の供給は政府や米国食品医薬品局(FDA)の基本的な責務です。」と建前を語りつつ、遺伝子組み換え作物の危険性と長期研究の必要性を訴える部下の科学者たちの訴えを無視。
 


◆スティーブン・M・ドラッカー、弁護士、FDA訴訟発起人、『変更された遺伝子、ねじれた真実』著者

1998年、FDAに対する訴訟を起こして膨大な量の文書を明るみに出し、FDAの嘘を暴く。
「4万4千ページの文書を読み、ショックを受けました。FDAは1992年から嘘を繰り返していたのです。『科学界の統一見解としてGMO食品は安全です』と言っていましたが、実はFDAの科学者たちの統一見解は真逆でした。」
FDA勤務の科学者たちの間で圧倒的だった意見は、遺伝子組み換え作物は従来のものと同等ではないというだけでなく、アレルギー、毒素、新しい病や栄養問題を引き起こし得るというものだった。
 
◆ニック・パスコ、ベア・フーズ・ナチュラル・マーケット オーナー
ベア・フーズ・ナチュラル・マーケットは、ワシントン州にある自然食品店&カフェ・クレープ店。
「FDA,農務省、環境保護庁は食料生産に責任があるのに、この問題を容認しています。そのやり方に怒りを抑えきれません」
 
◆ローレンス・プラムリー、医師、元環境保護庁研究開発室医学アドバイザー
 「ワシントンのやり方で一番怖いのは、自然界にない新しい異物を食べ物として認めてしまうことです。独立機関の慎重な検査も経ないで。金儲けが理由でしょう。」
 


◆ロビン・A・バーンホフト、医師、バーンホフト先進医療センター医長、米国環境医学会元会長
 「米国環境医学会はGMOに強く反対しています。調査結果が非常に悪いからです。」と断言。
医学会の動物実験では、遺伝子組み換え食品の摂取によって、不妊、免疫疾患、老化の急速化、コレステロールとインシュリンの合併症、肝臓、腎臓、脾臓、消化管系の異変などが見られる。
 
◆トム・ニューマーク、“聖なる種子”(Sacred Seeds)創設者

“聖なる種子”は世界各地における生物多様性保護のためのサンクチュアリ(聖域)のネットワーク。
「進化の構造全体を操作する力を持ってしまったら、どんなに賢い科学者でも、ノーベル賞受賞者であっても、結果を考えずにその力を行使するのは無責任です。ルーレットやサイコロで遊ぶように、遺伝子の摂理を乱す権利は誰にもありません」。

第2章
★【食料の中の殺虫剤】の主な登場人物
◆ゲーリー・ゴードン、医師、『キレート化の答え』著者
殺虫性遺伝子組み換え作物の成分であるBt毒素が人間の腸、および全身に与える悪影響について解説する。
「もしBTが人間の腸を漏れやすい状態にしてしまい、食物が消化不十分のまま血管に入りこむと、あらゆる疾病につながるでしょう。早期老化 アルツハイマー、パーキンソン病 自閉症 がん 喘息…」
「正しいビタミンKは体内でしか生成されません。健康な腸内細菌群が作用するまで活性しない食物も多いのです。そんな腸内細菌群が破壊されて、湿疹、喘息、アレルギーが増えているのです」
 ◆マイルト・アッシュ、医師、公衆衛生学修士、専門家庭医
 「学術論文によると 近年増えている症状の多くが 腸からの漏れに起因しています。GMOが有害だという重大な根拠の一つです」「リーキーガット(穴あき腸)になってしまうと、消化されて吸収されるべき食物が、未消化のまま漏れ出します。それが血流に入ると 身体がアレルギー反応を起こすのです」
 
◆ミシェル・ペロ、医師、米国のトップ小児科医の一人

「リーキーガット(穴あき腸)の子どもが増えています。普通 腸はしっかりと閉じた漏れない組織ですが、診察に来る子どもたちの腸は違います。食べ物が血流に漏れ出し、食物への抗体反応が生まれ、食物過敏やアレルギーになるのです」
 


★【アレルギー】の主な登場人物
◆マリア・ミルズ、子ども用スキンケア用品会社創設者
「息子の食物アレルギーの原因を必死で追究したところ、遺伝子組換え食品の問題に気づいたのです。息子が(最初に発作を起こした)8月25日に食べたのは生のトウモロコシでした。息子は死ぬ直前でした。苦しそうにもがき、首を掻きむしっていました。そして真っ赤になり、呼吸困難になりました。慌てて救急車を呼びました。何人もの医者にかかり、あらゆる検査を受けました。今でもトウモロコシ・アレルギーです」
 
◆ゲーリー・ハイヤー、料理人・教育家
「25~35年前は食物アレルギーは稀でした。今はアレルギーだらけです。黒コショウ・アレルギーさえあります。セリアック病という小麦アレルギーも増えています。乳製品やシーフードなどのアレルギーはもちろん、パセリや 普通の緑黄野菜にすらアレルギーを持つ人もいます」
 



◆ジョン・ボイル、医師、アレルギー専門医、免疫学者
「アレルギー患者にはGMO食品を禁じています。GMOへの反応であることが、明白だからです」
 
◆ロビン、オブライエン、“アレルギーの子ども財団”創設者、『不健康な真実』著者
「4番目の子どもに食物アレルギーがあります。家系ではありません。どの子を身ごもった時も同じように気をつけました。友人に『妊娠中何をしたの?』と聞かれても答えに困りました。GMOと食物アレルギーの関係を学んで答えが見つかりました。原因がわかったのですぐに行動に移しました。24時間以内に 文字通りキッチンを空っぽにしました。6年間子どもたちに食べさせたものをゴミ箱に捨て去ったのです」
 
◆アシュリー・コフ、登録栄養士、著名な栄養士、『ママのエネルギー』著者
「アレルギーの激増を目の当たりにしてきました。しかし患者の食生活を改善し、遺伝子組み換えでない食品や有機食品を処方すると症状は無くなります。」
「30歳の女性患者が何を食べても肌が熱くなると訴えてきました。文字通り何を食べても症状がでるが、原因は何かと。そこで彼女が食べていたものをすべてやめて最良の有機食品を中心に食事を改めました。すると、すぐに治ったのです。酵素なども使わないまま症状はどんどんよくなりGMOでない限り、トウモロコシや大豆も食べられるようになりました。」
 
◆エミリー・リンドナー、医師、内科専門医
 「私の患者にはGMO食品に免疫反応や炎症反応がある人が多いので、関連のある非遺伝子組み換え食品も外しています。トウモロコシや穀類はすべて外すのです。反応を覚えた免疫システムはGMOにも非GMOにも反応するからです」


 
★【自閉症】の主な登場人物
◆ドン・ヒューバー、医学博士、パーデュー大学 植物病理学 名誉教授

「GMO食品に対する豚のアレルギー反応実験で、大腸における異種タンパク質への生理学的反応を見ていると、自閉症の子どもたちの胃で起こる炎症反応と似ていますこの結果をドイツのシンポジウムで報告しました。子どもの自閉症専門の医師である知人がいくつか質問をしました。そこで私は ラット、豚、牛などでGMOを与えた群と非GMOを与えた群の症状や行動の違いについて詳しく話しました。すると、自閉症の子どもたちにそっくりだと言われました」
 
◆マイケル・ウィリアムソン、医師、腫瘍学者、血液学者、自閉症患者顧問医師
「9歳半の息子は 6年前自閉症スペクトラムと診断されました。」「2年前、GMO食品が子どもにも親にも与え得る害について知りました。ここ2年間いろいろな治療で快方に向かっていますが、GMO食品を食生活から除いていることが成功のカギです」
 


◆ローラ・ハーシュ、自閉症児の母
「うちの子の腸の問題と自閉症は関連があると思ってきました。息子は胃腸や腸内細菌の問題が常にありました。消化管の感染症、寄生虫、細菌、ウィルスなど、長年治療を続けてきました。ところがGMOを完全に食生活から除くと、息子の行動に大きな変化が見られたのです」
 
◆カート・リンダーマン、ラジオショー主宰、BoxOrganix経営者
「息子は10歳、自閉症です。5年前に自閉症の相談会でGMOについて知り、即座に食生活を変えようと決めました。大きな成果がありました。自閉症児によくある腸の問題を抱えていましたが、すぐに症状が軽くなりました。膨満感や下痢はほぼおさまったようです。今は 彼の腸も正常な子どもと一緒です。今では GMOを避け有機食品を与える以外に治療はしていません」
 
★【ラウンドアップ】の主な登場人物
◆ボブ・ストレイト、科学修士、コンサルタント農業技師
「グリホサートが散布される最前列では植物が早く病気になります。細胞組織を調べるとマンガン、銅、亜鉛が欠乏しています。採れる作物は栄養価が低く、それを食べる動物も栄養価が低くなります。グリホサートがこれを引き起こし、食物連鎖で広がるのです」
 
◆ドン・ヒューバー、医学博士、パーデュー大学 植物病理学 名誉教授、『ミネラル栄養分と植物の病気』著者

「すべての栄養素をバランスよく採らないと、身体をうまく機能させられません。栄養価の低下は動物の病気だけでなく、人間の病気も誘因していることがはっきり実証されています。身体の部位は相互依存しているからです」
 

◆ダン・スカウ、獣医学士、獣医、農業コンサルタント

「1つの微量ミネラルの欠乏で、1つの病気にかかった場合、治療で回復し、動物は生き残るでしょう。欠乏しているミネラルが2つだと、同じ病気でもより悪性の症状の強い病気になります。激しく欠乏する要素が3つあると、病状は深刻になり、治療の効果は鈍く、死に至る可能性が高まります」
 
★【出生異常】の主な登場人物
◆アーデン・アンダーソン、医学博士、『真の医療、真の健康』著者

除草剤耐性遺伝子組み換え作物に散布される除草剤グリホサート(商品名ラウンドアップ)の害について語る。
「グリホサートは多くの問題をもたらしています。とても悲しい副作用に出生異常があります。大豆畑の労働者の町では出生異常が70倍に増えています。世界中の研究を考察した調査では、グリホサートは遺伝毒性があり出生異常を引き起こすとあります。噴霧器の下でグリホサートを直接浴びなくても影響を受けます。グリホサートに『さらされる』のは口からの摂取も含みます」
 
◆ジェフリー・M・スミス、“責任ある技術者協会”創設者
「ラウンドアップ耐性大豆を食べた実験動物に深刻な生殖障害が見られました。マウスの睾丸が変化し精子細胞にダメージがありました。ラットの子宮と卵巣にも異変がありました」「ハムスターの大半が3代目までに生殖能力がなくなり、口の中に毛が生えた個体もいました。衝撃的です。しかし追跡調査はされません。業界が結果を歪曲し問題ないフリをするからです」
 
◆ダン・スカウ、獣医学士、獣医、農業コンサルタント
「私の住む地域では100マイル以内に50軒の不妊治療院があります。20年前は1軒もありませんでした。地域の美容師が女性客からよく聞く話として、健康な赤ちゃんを1人産む前に3~4回流産することがあるといいます。長期的にどうなってしまうのでしょう。恐ろしいです。生殖能力は確かに低下しています。他にも原因があるかもしれませんが、畜産業界での生殖能力低下は.明白な事実です」
 
★【不可解な生体】の主な登場人物
◆ジェフリー・M・スミス、“責任ある技術者協会”創設者
 「米国の家畜の間では繁殖障害が蔓延しています。獣医や科学者が 流産で流れた家畜の胎児の細胞を調べ、新しい生体を発見しました。ウイルス程度の小さなもので、菌類の特性を持っていました」「その生体を実験室で妊娠中の鶏に注入したところ48時間以内に胚が死亡しました」「この生体はラウンドアップを浴びたトウモロコシや大豆に高濃縮されます。ラウンドアップで病気になった作物では 特に高濃度です」
 
◆ドン・ヒューバー
ラウンドアップを浴びた遺伝子組み換え作物中に存在する謎の生体に強い危機感を持ち、農務省長官トム・ヴィルサック宛てに手紙を書く。
「軍などの専門機関に40年以上勤めた科学者として、自然および人工の生物学的脅威の評価を行ってきました。細菌戦や突発性流行病も研究しました。その経験から見ても この病原菌の脅威は他に類を見ない危険なものです。緊急事態として扱われるべきです」
そして、ラウンドアップ耐性の作物を新たに承認しないよう訴えたが、結局博士の訴えが聞き入れられることはなかった。
 
◆ケント・フリードリッチセン、農家、コンサルタント

「牛の流産や病死が相次いでいると連絡がありました。飼料はラウンドアップを散布したBTトウモロコシでした。GMOです。牛の健康が徐々に損なわれ、子牛まで失いつつあるのです。牛と飼料を調査し ヒューバー博士の研究と一致する問題が見つかりました。大学へ送った肝臓のサンプルはマンガン不足で、第三者機関に飼料のサンプルを送り、例の生体の有無を調べたところ大量に含まれていました」
 
第3章「家畜に何が起きている?」の主な登場人物
◆マイケル・W・フォックス、医学博士、獣医学士、獣医、生命倫理学者、40冊以上の著書を持つ
「1990年代後半からある種の手紙が増えました。飼い犬や飼い猫が病気にかかっていて、獣医にも手の施しようがなく、なかなか治らないというのです。そこで餌を変えるようにアドバイスしました。GMOトウモロコシや大豆を避けるようにすると回復しました。“臨床結果に基づいた医療”によるとこれらの病気の一番の原因は、遺伝子組み換えのトウモロコシや大豆とラウンドアップ除草剤の残留グリホサートでしょう。私の手元には 魔法のように完治したと喜ぶ手紙が40~60通あります。これは獣医たちの盲点でした」
 ◆マーク・タイニオ、農業コンサルタント
 趣味の農園で小型牛を育てていた顧客の体験を語る。
「その人は有機にこだわり、飼料は非遺伝子組み換えトウモロコシでした。ある時飼料が切れたので供給業者を訪ねましたが、GMOトウモロコシしかありませんでした。
仕方なくそれを飼料にすると、突然小型牛の間で病気がはやりました。牛たちは興奮しイライラするようになり、それまでおとなしかったのに落ち着きがなくなりました。そして、90%以上が死んでしまったのです」
 
◆ビル・ダリントン、農家、コンサルタント
非GMOに切り替えたばかりの養豚業者から 喜びの電話を受けたことを語る。
「変化は3日目に現れたと言っていました。『豚舎に足を踏み入れた途端 違いを実感した』と」「11日後に電話をくれた時には劇的に変わっていたそうです」
その養豚場では、豚の発病率と薬代がずっと減り、豚の食欲が増し、ご機嫌になったという。
  
★乳製品でがんに
◆ジェフリー・M・スミス、“責任ある技術者協会”創設者
「モンサント社の科学者は牛の遺伝子を大腸菌に入れ牛成長ホルモン(rGBH)を増殖させます。それを牛に戻して乳量を増やすのです」「(牛成長ホルモンを投与した牛の乳の成分で)医者が一番心配するのはインシュリン様成長因子1(IGF-1)です。発がん率が上がります。IGF-1の血中濃度が高い閉経前の女性は乳がん発症率が7倍高まります」
 
◆ピート・ハーディン、酪農新聞“The Milkweed”発行・編集長

「1994年初め アトランタ連邦疾病管理センターは、50歳以上の米国人女性が乳管がんにかかる年間件数が、劇的に増えていると発表しました。乳管がんは乳がんの中でも進行が早く致命的なものです。その後も乳管がんは増加し続けわずか5年間で55~60%に及びました」
 


◆リック・ノース、元rBGH問題運動家、オレゴン社会的責任のための医師たちの会
「企業はすべて 金儲け主義です。rGBH抜きの方が金儲けになるならrGBH抜きにする。rGBHを使った方が金が儲かるなら使う。私たちの仕事は消費者に十分な情報を広め、「有害物質を使い続けるなら他の商品を買う」と言わせることです。効果があります」
 
第4章「子どもとGMO」の主な登場人物
◆ミシェル・ペロ
「子どもは大人より、GMOの影響を受けます。新陳代謝が高いからです」
「妊娠をめざす2週間以上前から遺伝子組み換えでない食品が必要です。母親が遺伝子組み換え食品を避ければ、未来世代に伝わる遺伝子もが変えられることもないからです。私が心配するのはエピジェネティクス(後成的遺伝学)です。以前は 遺伝子は簡単には変わらないとされてきました。今は違います。遺伝子の変化は早くしかも受け継がれます」
 
◆アナリサ・べーリング、看護学士、自然療法・ホメオパシー医師

「子どもの免疫システムは毒素に対応できません。必要な酵素がなく、腸内細菌も成長していません」
 


◆ドリスラップ、医師、環境医学・小児科アレルギー専門家・著述家

「母親が遺伝子組み換え食品を食べると子どもの成長に影響します。また一つ良くないものが羊水に入りこむことになり、将来 大惨事になります」
 
◆ラッセル・マーズ、栄養学教授、『マーズからの栄養医学』著者

「大豆由来の粉ミルクはほとんどGMO大豆を使っています。健康への被害は深刻です。生まれたばかりの赤ちゃんにはアレルギー反応のリスクが大きすぎます」
 

◆ジェニファー・アームストロング、医師、オタワ環境健康クリニック医長
「GMOは世界の食にとって最高の技術だと聞かされてきました。でも事実は違います。なぜGMOが必要なのかわかりません」
 


◆ウィリアム・リー・カウデン、医師、心臓専門医、内科医、著述家
「多国籍企業の嘘を信じて、GMOが世界の食糧問題を解決すると思ってきましたが、実はひどいもので健康への副作用の恐れもあります。作物の生産量や賞味期限を少し伸ばすために 健康を損ねる価値はありません」
 



◆デニス・クシニッチ、米国下院議員、元大統領候補
「人類史の中でも今の時代は、『科学で実現できる』からといって『科学が実現すべき』だとは限りません」
 
◆エリック・ハーム、木綿農家、『我々の生存』著者
「2005年と2006年にラウンドアップ綿を植えました。広い畑なので燃料費や人件費を削減できると喜んでいました。しかし綿の種の袋に書かれた警告に驚きました。『触るな』『口に入れるな』『医者に走れ』『ここに電話を』 私は一体何を土に入れていたのでしょう。燃料を少し節約したい? かえって問題を増やしていました。
 




◆マルシア・イシイ・エイトマン、医学博士、北米農薬アクションネットワーク上級科学者
「GMOが将来 世界を養えるという証拠はありません。持続可能で公平な方法でね」
 
第5章「GMOの神話、科学者への攻撃」の主な登場人物
◆チャールズ・ベンブルック、医学博士、オーガニック・センター主席科学顧問
「“独立系の研究”とは、バイオテクノロジー企業の資金を受けていない研究ですが、独立系の研究はすべて、遺伝子組み換え技術は経済的な無駄だと結論づけています」
「除草剤耐性作物は 除草剤の使用量を減らすと言われてきました。確かに新種の除草剤耐性作物を導入して数年間はそうですが、その後は雑草にも変化が起こり、除草剤が効かなくなり、除草剤は増加の一途をたどるのです」
「バイテク産業のうたい文句に反する研究結果が出た場合、研究結果を発表したり専門家会議で話したりすれば所属学科長や州議会議員に企業から圧力がかかるのです。『あの大学の農学科のことだが、農家を傷つけようとしている教授がいる。学科長に電話して改めさせた方がいいぞ』これは日常茶飯事です」
 
◆マイケル・ハンセン、医学博士、消費者組合上級科学者、消費者レポート発行者

「米国のある研究ではGMO作物に使われた殺虫剤の量は非GMOより3億2300万ポンドも多かったそうです。ジョージア州には1万エーカーの綿畑がありますが、今やグリホサートを含むすべての除草剤に耐性ができています。なたが必要なほど雑草管理がたいへんです」
 
◆ビル・ウィザースプーン、起業家

「モンサント社の計画を耳にしたとき、呆然としました。モンサント社の最終目的は自然界の種子をすべて排除し、世界の農業が完全に遺伝子組み換え種子に依存するようにし、そのための化学製品市場を創りだすことだったのです。自然を大切にする感覚はなく、自然界の種子を排除するための議論でした」
 



◆エリック・ホルツ・ジメネズ、市民組織Food First事務局長、『食の反乱』著者
「バイテク企業は大学に直接投資をしていて、新任の教授もわかっています。終身地位保証が欲しければGMOに否定的な研究はできません。」「研究用の種子もなかなか手に入りません。モンサント シンジェンタ デュポン各社が種子を渡さないのです。自社のための研究にしか使わせません。研究するのも難しく結果の公表も難しいのです」
 
◆エレイン・インガム
「国連で遺伝子組み換え作物の危険性を話しました。オレゴン州立大学の所属学科に戻ったところ、すぐに元学長から一通の手紙を受け取りました。『あなたが技術を信じられず、この産業や技術開発に心血を注げないなら、オレゴン州立大学に ふさわしくない』と」
「多国籍企業に立ち向かうや否や、企業側は研究者の名声をズタズタにし、方法論が不適切だ、間違っている、と宣伝します」
 
◆シヴ・チョプラ
「金儲けか、科学者の真価か、二択を迫られます。私もそうでした。金儲けに同意すれば堕落に手を貸すことになる。同意しなければ職を失う。私は失職を選びました」
 
第6章「インドと南アフリカで起きていること」の主な
◆デブ・ジェート、“生きている農場組織”のチームリーダー
BT綿が広く普及しているインドで、それが労働者の健康に与える影響について語る。
「多くの労働者がかゆみを訴えています。草むしりに行くとかゆさで苦しむのです」
 

◆J.セカールSekhar “地方インドの現代建築”従業員
「かゆさに悩まされる人は多いのですが、BT綿畑で働く時だけこの症状がみられ、BT綿以外の畑では症状は出ません」
 

◆キラン・サッカリ、農業科学者

収穫後の畑で家畜の放牧を行っているインドで、大量の家畜が死ぬようになったのは、BT綿が原因なのでは、と疑いを持ち、政府に調査を要請。しかし無視されたため、独自に9匹の羊で実験を行う。6匹にはBT綿を、3匹にはGMOでない綿を食べさてみたという。
「BT綿を食べた羊は1か月以内にすべて死にました。BTでない 殺虫剤なしで育った綿を食べた羊は 今も元気です」
 


◆ジェフリー・M・スミス、“責任ある技術者協会”創設者
「アンドラプラデシ州の村を訪ねました。村では長年、収穫後に水牛たちに綿を食べさせていました。しかし13匹の水牛にたった一日BT綿を食べさせたところ、たった3日間で13匹とも死んでしまいました」
 
◆ヴァンダナ・シヴァ
「不安定で高額な種子で 農家は借金にまみれ 自殺が増えています。10年間の調査によると、自殺が多いのは綿栽培の地域で、その中でもBT綿栽培地域です。インドで自殺した25万人の農民のうち4分の3以上がBT綿関連だと推定します」
 



◆ダン・スカウ獣医学士、獣医、農業コンサルタント
主食として遺伝子組み換えトウモロコシを食べる南アフリカの労働者たちについて語る。「彼らも健康の問題があり呼吸器系の病気や風邪や鼻水、インフルエンザのような痛み、頭痛などに悩まされています」「労働者たちは非GMOトウモロコシを食べている間は健康の問題がなくなりました。しかし非GMO作物が尽きると、30~40日で悲惨な状況に戻ってしまったのです」
 
第7章「さて、どうする?」の主な登場人物
◆エミリー・リンドナー、医師、内科専門医
「どの患者にも GMOを避けるように言っています」「もちろんGMOの他にも効果のありそうなことは試みます。でも食べ物をチェックし、GMO食品や加工食品を除くと、皆回復します。2日で効果が出ることも2~3カ月かかることもあります。2年近くかかる人もいますが、必ず効果が出ます」
 

◆マイケル・ヴィスコンティ、看護学士、自然療法・鍼療法医師

「様々な段階の慢性疾患を患った患者を多く見てきました。それが私の専門ですからね。食べ物や栄養を変えるだけで複雑な問題は文字通り消えます」
 


◆ミーガン・ウエストゲート、Non GMOプロジェクト事務局長

「昨年、非GMOプロジェクト認証商品の売り上げは、3.48憶ドルから12億ドルまで伸びました」「219%の成長です」「人々は非GMOの選択を求めています。GMOの人体実験も嫌で家族にGMOを食べさせたくないのです。有機食品や自然産物を扱う企業は、製品認証を受けてどんどん成長しています」
 

◆パム・ラリー、カリフォルニア遺伝子組み換え表示義務運動創設者

「身体に入る物質について知る権利があります」「人々に力を取り戻すのです。この国のあちこちで151人もの精力的なリーダーが、地域をまとめ住民に情報を伝えています」「最後まで諦めない、押しの強いイタリア系のおばあちゃんが本気になれば実現可能です」と、住民たちを鼓舞し、カリフォルニアでの表示義務化運動を牽引する。
 
◆デビッド・ブロナー、ドクターブロナーマジックソープ社社長

「『遺伝子組み換え作物が素晴らしいなら、表示して誇ればいい。私たちには買わない権利がある』政府には そう訴えます。外圧も必要です。FDAに目を覚ましてもらい、私たちの声を届けましょう」
 



◆ロビン・オブライエン

「母親が子どもを守ろうとする力は自然界の中で一番根源的です。子どもを守るためには何でもします。その力を建設的に使えば誰にも無視できません」
 
◆アンドリュー・キンブレル、食の安全センター(CFS)事務局長、『知る権利』著者

「モンサント社には勝てないと言われています。もう取り返しがつかないと。でも違います。この15年間で、私たちはいろいろ勝ちとってきました。GMOトマトは消え去りました。GMOジャガイモも阻止しました。GMO小麦はモンサント社の悲願でしたが、世界中の小麦がGMOに代わるのを、私たちは食い止めました。GMO米もやめさせました」「私たちはこれまでも打ち負かし、そしてこれからも勝つのです」