2月9日に水道コンセッションを推進しやすくするPFI法改正の案が

閣議決定、国会に提出されてしまい、26日からの週にでも衆院内閣委員会の審議が

始まってしまいそうな件、つづき。 

 

日経新聞が以前、水道について、「企業にとっても魅力のある市場だ。一足先にコンセッションが進む空港市場は年5千億円規模だが、上下水道は4兆円と一回り大きい。 」

と書いていたことがあるそうです。

しかし実際は水道が約4兆円、下水道が約5.5兆円、計9.5兆円のようです。

 電力が19兆円だそうです。水道事業って巨大だったのです!

 

これだけの収入が毎年入ってきて、

他方管などの施設の改築は、コンセション後も自治体がもつとしたら

コンセッション受託企業にとってずいぶん”おいしい”話ですよね。

まさかねと思う方、ほんとうなんです。

 コンセッションを水道(下水道)について初めて締約した浜松の

契約を見ると、

運営権代金は25億円、

改築費用は250億円、

改築費用の90%は浜松市がもつことになっているそうです。

 

 コンセッションって、税金で作ったインフラで企業にもうけさせる、

リスクは自治体が負う、受託企業にこんなにいい話はないですよね。