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ケータイをブラジャーに入れて乳がん発症

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http://www.mynewsjapan.com/reports/1886
出典:mynewsjapan

・ケータイをブラジャーに入れて乳がん発症 接触箇所に腫瘍が集中、ベテラン臨床医が論文発表
06:59 09/29 2013

植田武智
6年以上、毎日ブラジャーの中に携帯電話を入れていて乳がんを発症したティファニー・フランツさん。携帯を入れていた箇所に集中して乳がんができていた。
  携帯電話をブラジャーの中に入れると乳がんになる!?――そんな警告を発する論文が今月、発表された。

 

実際に患者らが、様々な報道番組の取材を受けて報道され、話題になっている。論文の筆者は、乳腺外科の専門医として41年のキャリアを持つベテラン 臨床医のジョン・ウエスト氏で、ブラジャーの中に携帯電話を入れて持ち歩いている4人の女性が、携帯電話を入れていた箇所に集中して乳癌を発症させた、と いうもの。

 

ウエスト氏は「さらに調査が必要な段階だが、解明されるまでの間、携帯電話を体に密着させて持ち歩かないようにした方がよい」と警告。子どもへの影 響が大きいとする他の研究を根拠に「10代の思春期の女性の発達中の乳房組織は特に影響を受けやすい可能性がある」と指摘し、男性でも乳がんは起こるので 胸ポケットに入れないように、と注意を促す。

 

一方、日本の報道番組は、大スポンサーであるドコモのiPhone発売騒動は大々的に取り上げるが、そのリスクについては黙殺を決め込んだままだ。

 

 通話していないとき、携帯電話をどこに入れて持ち歩いているだろうか?アメリカの女性の間では、ブラジャーに挟んで持ち歩くという人が結構いるらしい(以下のニュース番組11秒~22秒の頃の街角インタビューを参照)。

 

 すぐ取り出せて便利ということらしいが、特に学生が学校の授業中に教師に見つからないように胸に入れて隠しているということが流行っているという。

 

 文化的な違いがあるのか、日本ではあまり見かけない。

 

周りの女性たちにも聞いてみたが、胸に入れている人はいなかった。ヤフー知恵袋を見ると、ブラに入れていたという女子学生もいるようなので、一部の若い人たちの間では行われているのかもしれない。

 

 なぜこんなことを問題にするかというと、今月(2013年9月)アメリカで、胸に入れている携帯電話で乳がんになることを示唆する研究論文が発表され、話題になっているからだ。

 

 『Case Reports in Medicine』という雑誌に掲載された査読付き論文で、けっして雑誌としての格は高くはないものの、メインの執筆者は、乳腺外科の専門医としては41 年のキャリアを持つ臨床医であるジョン・ウエスト氏であり、その長年の現場感覚からの報告は、むしろ大学の研究者よりも信用できる、と考えることもでき る。

 

 論文は、4人の乳がん患者の症例報告だ。

 

いずれも40歳以下の若い女性で、遺伝要因はないと判定されており、数年間にわたり1日10時間以上、携帯電話をブラジャーの中に入れて胸部に接触させて持ち歩いていた。

 

注目すべき特徴は、4人ともに、乳がんができた箇所が、ちょうど携帯電話を常時入れていた箇所とほぼ一致している、という点だ。

 

 これだけでは偶然である可能性は否定できず、さらに調査が必要なことは確かである。しかし、これまでも脳腫瘍と携帯電話の因果関係を示す疫学調査は数多く発表され、国際がん研究機関では「発がんの可能性あり」と評価している。

 

 脳腫瘍のリスクに関する記事はMyNewsJapanでも何度か書いてきた。


イタリア最高裁で携帯電話による脳腫瘍で労災認定、日本で認められる条件
ケータイヘビーユーザは脳腫瘍1.9倍 WHO研究結果も、日英で180度異なる報道
 脳腫瘍が注目された理由は、携帯電話の通話中は頭部の至近距離で使うので、脳が最も電磁波にばく露するためだ。

 

 しかし今回のように、常に胸のブラジャーの中に携帯を入れて持ち歩いている人がいるとしたら、もっとも電磁波にばく露されている部分は、まさに胸ということになる。

 

 ジョギング中にスポーツブラに挟んで走るというスタイルも、アメリカでは多いらしい。

 

下記のとおり、携帯電話を入れるポケット付きのブラジャーも発売されている。


携帯電話用ポケットのついたブラジャー

 今まで、乳がんと携帯電話の関連を調べた疫学調査は存在しない。まさに盲点だった可能性がある。