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新ベンチャー革命2014年9月28日 No.983


タイトル:親オバマの中国・習主席の愛娘はハーバード大を卒業するやすぐに帰国させられたのはなぜか:924日、ニューヨーク訪問中の安倍首相がオバマと会えなかった理由と関係する
 
1.中国・習主席の愛娘の米留学から、米中関係の変化が読み取れる
 
 朝日新聞によれば、2014年5月、中国・習近平主席の愛娘が米名門ハーバード大を卒業してすぐに帰国した(帰国させられた?)ようです(注1)
 
 このニュースのポイント、それは、習主席が数年前に、愛娘をハーバード大に留学させることを容認したという事実と、2014年の今、卒業後、ただちに帰国させたという事実です。この二つの事実から、数年前の習主席は愛娘の留学先として、米国ハーバード大を念頭においていたわけで、過去には、それほど米国を重視していたことがわかります。ところが、20149月の今、卒業と同時に半強制的に愛娘を帰国させたわけです。ということは、娘を米国に居住させておくことに危険を感じているということです。
 
 以上の事実より、習主席の率いる中国の対米関係が大きく変化していることを物語っています。
 
2.太子党出身の中国エリート・習主席は元々、江沢民の上海閥に近かったが、今は胡錦濤寄りに転向
 
 中国の元主席・江沢民(上海閥)の パワーが強かった頃は、習氏の出身・太子党と上海閥の関係は良好だったようです。したがって、習氏が主席になったら、江沢民などの親・米国戦争屋勢力が中 国の実権を握り、強大な軍事国家になると予想されていましたが、習氏が主席になるに際して、前任の胡錦濤氏の影響を強く受けていました、そのことは、習氏 が主席になる直前、一時、行方不明になった事実から窺えます(注2、注3)。当時の胡錦濤主席の強い圧力で、習氏は、米戦争屋エージェント・ヒラリー・クリントン米国務長官(当時)との会見をキャンセルさせられ、アンチ米戦争屋のオバマ系だったパネッタ国防長官と会見させられています(注2)
 
 このことから、胡錦濤氏は当時からアンチ米戦争屋で、親オバマ政権だったことは明らかです。その結果、習氏は主席になるに際して、胡錦濤寄りに転向しています、だから主席になれたわけです。
 
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816 の注記をご覧ください。
 
3.現在の習主席は、親・米戦争屋系の江沢民系上海閥要人を駆逐し始めた
 
 以前、親・米戦争屋だった薄熙来が失脚させられ、最近、同じく親・米戦争屋だった周永康が失脚させられています(注4)、明らかに、習主席の背後に、アンチ米戦争屋の胡錦濤が控えているとわかります。
 
 習体制の現在の中国は、明らかに、アンチ米戦争屋のオバマ政権寄りであり、米戦争屋勢力とは一線を画しています。
 
 この事実は米戦争屋に完全に乗っ取られているわれら日本にとっても極めて重要です。
 
 能天気にも、日本の財界人は先日、200人規模で訪中しました、にもかかわらず、なぜ、習主席が会見に応じなかったか、上記の習主席の転向を知ればよく理解できます(注5)
 
4.習主席はなぜ、ハーバード大を卒業した愛娘を即刻、帰国させたのか
 
 現在の習主席は上記のように、アンチ米戦争屋に転向し、米中関係はオバマ政権に限定しています、そして、BRICSの結束を重視して、中露関係を重視し、眠れる大国インドに接近中です。明らかに、アンチ米戦争屋陣営を形成しつつあります。
 
 ところで、世界一の名門大学と言えば、ハーバード大でしょうが、ハーバードは実質的に、米戦争屋ボス・デビッドRF財閥の支配下にあります。そして、ハーバードは、米戦争屋の対中封じ込め戦略を研究しています、その証拠に、米戦争屋エージェント・ヒラリー・クリントンは、ハーバード大にて、中国をこき下ろす講演をしています(注6)。このことから、胡錦濤はヒラリー・クリントンを敵視しているはずです。ヒラリーはオバマと同様に、米民主党上院議員ですが、胡錦濤はオバマ米民主党政権とは友好的ですが、ヒラリーは許さないということです(注2)
 
 習主席がハーバード大の正体を知った時、娘は偽名ですでにハーバードに入学していたのでしょう。だから、渋々、娘が卒業するのを待って、帰国させたのです。2012年のヒラリーの反中講演(注7)を知ったら、胡錦濤も習近平も怒り心頭のはずです。ヒラリーは本心から反中ではないでしょうが、デビッドRFNY州上院議員にしてもらった恩があるのです。
 
5.NY訪問中の安倍首相は中国が敵視するヒラリー・クリントンと会えたのに、肝心のオバマ大統領からソッポを向かれた
 
2014924日、訪米(NY訪問)中の安倍首相は、せっかく訪米しているのに肝心のオバマ(24日はNY訪問中)には会ってもらえませんでした。それをごまかすためか、外務省は安倍首相をヒラリー・クリントンと会見させています(注8)。両者は反中政治家で意気投合なのでしょうが、両者はともに米戦争屋ボス・デビッドRFの傀儡です。
 
924日に安倍首相もオバマ大統領もともに、NYに滞在していたのに、日米首脳会談ができていないことを日本国民に知られないよう外務省が苦心していることが窺われます。この事実から、オバマが安倍氏をいかに嫌っているかがよくわかります。