140823 朝日 b3 「サザエさんをさがして」が浪越徳次郎(1905-2000)
をとりあげていました。
    民間療法だった指圧を体系化し、世間に広めた「指圧の神様」。
    香川県出身。実家は北海道に移住し開拓農家に。
    母マサさんがリウマチになったとき、兄弟が交代でなでたりさすったり
    したが徳次郎がやると症状が軽くなった。それが療法に目覚める
    契機に。
というような内容。
 亡母がわたしが幼稚園時代にリュウマチになり、動けなくなったことが
ありました。
 まだ小さくかったからか愚かだったのかあまり心配した記憶がないのですが、
後でやはり亡くなった同居だった叔父に聞いたところによると、祖母が
毎日マッサージをしていたそうです。
 ときどき家に来ていた鍼灸師に言われて、叔父が柱の高いところに
滑車をとりつけてくれ、母はその後10年かそれ以上も毎日その滑車に
つけた紐を引っ張ってリハビリをしていました。後遺症らしい後遺症は
なかったーようです。
 そのことを、上記の記事を読んで思い出しました。
 手当という語は、昔の人が―別にキリストなどではなくても―手を当てて
治したということからできた言葉だと聞いたことがあります。
 医学(科学)が解明できない力が、生き物にはあるようにおもいます。