130108
昨日の朝日新聞に「水確保 動く欧米企業 UN「2030年世界の47%で不足」という記事が載っていました。
写真が2枚。フォルクスワーゲンの植樹事業@メキシコのイスタ・ポポ国立公園と、 コカ・コーラがスプリンクラーを使った節水実験
@ジョージア州アルバニー郊外。
またグラフが載っています。グラフは専門家らでつくる「2030
年水資源グループ」の資料などをもとに作製したそうです。
世界で利用可能な水の量は年間4兆2000億㎥
うち河川と湖沼から 3兆5000億
地下水から 7000億
2011年の水利用量 3兆8949億
うち農業用 2兆7260億
工業用 7010億
生活用 4670億
2030年の予測使用量 5兆9000億
うち農業用 4兆5000億
工業用 1兆5000億
生活用 9000億
国連教育科学文化機関が「2033年に世界人口の47%が
水不足になる」と予測しており、
「世界経済フォーラム」も昨年1月の報告書で、影響の大きい
世界的なリスクとして「金融破たん」に次ぐ2番目に、
「水供給不足」を挙げているそうです。
↓ここからは全くの転載、末尾にkatsukoの再コメント:
英国のNGO「CDP」は今年、世界の主な機関投資家500
社あまりを代表して、日本の大手企業150社に水リスクの
情報公開を求める。
公開請求自体は10年に初めており、昨年は、米金融最大手
JPモルガン・チェース、
三菱UFJファイナンシャル・グループなど530の機関投資家が、CDPを通じて世界の大企業600社に公開を求めた。うち日本企業
は21社だけだったが、「水不足が深刻化する国で事業展開する
企業が多い」(CDP幹部のマーカス・ノートン氏)として、
日本企業の対象を広げる。
対象になるのは、昨年末時点の株価時価総額上位の国内150
社。水をあまり使わない金融機関は除き、
自動車、電機、金属、食品など各業界のトップ企業があてはまる。
取引先を含む国内外での水利用の実態や、水不足に備えた準備など
を尋ねる。企業が公開した内容に点数をつけ、投資の際の
参考にしてもらう。
先駆的は機関投資家が、オランダの年金運用機関「PGGM」だ。昨年、保有する世界3千社の株式のうち1割の企業の株式を手放した。「ESG(環境対策、社会的責任、企業統治)」の観点で投資先企業
の点数をつけ始めたのだ。重視する項目の一つが「水対策」。
ピート・クロップ上級顧問は、
「限りある水資源を住民と取り合えば、企業は負けてしまう。
水不足への備えを評価する必要がある」と説明する。
↑ 転載ここまで
↓ katsukoの再コメント
地球は水が豊かな星のようで、(まあまあ)たくさんあるのは海水。
淡水ではないそうです。
だから水を大切に使う、循環を害してはならないということ自体
は大賛成です。
けれども水を大切に使うということは、要らない物は作らないと
いうことではないでしょうか。
写真の例、フォルクスワーゲンはまだしも、コカ・コーラって・・・
咽喉が渇いたら水を飲めばいいので、コーラを飲む必要があります
か?その甘味料のためにとうもろこしを栽培して、水が足りなくなる
ようがんばっています?他方トウモロコシの粉が主食である人たちは
世界にいくらでもいるのに?
それから・・・水不足を訴えているのが国連?・・・尖閣に
石油が埋まっているよとわざわざ調べたのと似てませんか。
上記記事で水対策の公開請求とかをしている側は
国連=ロックフェラーのお仲間では?
温暖化、温暖化と騒いで排出権という概念を作り出し、
その売り買いでもうけたひとたちがいることも想起されます・・
何か・・・すっきりしない記事です。