晴彩さんのご質問に対するお答えになるかどうかわかりませんが、

アメリカの住民が遺伝子組み換え作物をどう思っているかについて

もれ聞いたことを書きますね。

 以下は、秀逸映画「サイエンティスト」に字幕をつけた

小林大木企画さんからうかがったことです[再現やや不正確かも]。

 

 カリフォルニアで、遺伝子組み換え表示を求める声が高まり、

住民投票にもちこまれることになった

 世論調査では表示賛成派が圧倒的に多いと見られていた。

 だが結果としては反対派が勝った。

 ただし、この逆転現象には巨額の金が動いた。

 その金を拠出した企業の例はぺプシコーラである


 似たような商品ですがーいや、似ているからこそか―

コカコーラとペプシコーラは仲がわるいといわれていますが、

こと遺伝子組み換えに関しては共同戦線を張っているということか。

というのは:↓


 「サイエンティスト」で、攻撃される科学者の一人として紹介される

イグナシオ・チャペラさん。彼に対する攻撃の一つは解雇ですが、

彼を解雇したのはカリフォルニア大学バークレー校で、ここは

目がくらんで経済的支援を受けるようになってしまった、

その支援会社の一つはコカコーラです。

 キャンパスにパトロン企業いくつかの大きな看板がでていて、

その一つがコカコーラ。


 カリフォルニア大学バークレー校というのは、ノーベル賞受賞者を

たくさん出している学校なのですが、初期にマンハッタン計画を

立てたところだというのが怖い。


 これ以上は書けませんが、この映画、ほんとうにぜひ観てください。

 

 友だちと適当なグループを作って最寄の公民館に登録して、

部屋を借りてご自分で上映会を開くとか~☆

 

 

  TPPをどういう企業が推進しているかということも実感できますよ。

  この映画にはTPPという語自体は出てきませんが。 


 大事なことを書き忘れました。

 藤田さんのツイートらしい。↓


 大地を守る会 藤田和芳 

カリフォルニア州のGM食品表示法案の是非を問う住民投票は否決されたが、それをきっかけに、各地で表示を求める動きが活発化している。当のカリフォルニア州では、NON-GMOと表示をした食品がスーパーの棚で増えている。また、GM食品を棚から排除する店も出てきた。

15:12 3月13日(水)