昨日C生協で、40人ほどの集まりがありました。

 “寄生虫博士”の異名で名高い藤田紘一郎さんが、敗戦後GHQの人が

驚いて、「日本人はアレルギーのない民族である」と本国に書き送ったそうですと話したら、ほうっ!という、さほど大きくはないながらさんざめきが

起こりました。

 なぜこの約70年の間に、こんなにアレルギーが当たり前になって

しまったのか。


 藤田さんをお話をお聞きした前後に、アレルギーはほんとうに

言われている牛乳だの卵だの大豆だの花粉が原因の

“自己免疫疾患”なのか疑わせる情報を見聞しています。


 ①朝日新聞に、アレルギーのある子どもを二つのグループに分け、

一方には除去食を、他方には普通食を食べさせたところ、

反応に有意差がなかったという記事が載った―ような気

がするのです。

 気がするというのは、あまりに重大な指摘なのに、そのわりに

見出しが大きくなく、しかもテレビではとりあげられなかったので、

信じられない気が、読んだそのときからしたものですから。

 読み違いをしていたのだろうか・・・残念ながら切り抜きを失くして

しまっています。

 ②卵の行商をしている人が、「“うち”の卵はアトピーの

人が食べてもだいじょうぶ」と言っていたことです。

 ③やはり朝日新聞の記事で、花粉症の人が

杉だらけの土地に引っ越したら花粉症がなおったというもの。

 

 ①については標本数や、具体的な食品名を覚えていないので

おくとして、

 ②について:牛や鶏の飼料が何なのか、大豆の場合例えば

 遺伝仕組み換えだと、ラウンドアップをたっぷり浴びて

 育ってきたわけだが、そうしたことが従来のアレルギー研究で

 考慮されているのか?

 ③について:

 ディーゼル車の排気ガス中の微粒子が多少マスコミにとりあげられて

 きましたが、それだけなのかどうか。


 どうもアレルギーについては謎が多すぎます。