映画「チェルノブイリ・フォーエバー」を観た友人から聞いた粗筋を
メモしようとして、その前に少し調べていて、NPO法人ふくしま支援・
人と文化ネットワーク(代表神田香織さん)
「」http://www.support-fukushima.net/news.html というサイトが
見つかりました。
ふくしま支援という語だけだと、エートスプロジェクトを疑わせなくはない
のですが、実際は原発廃止を謳い、避難や保養を勧めていらっしゃる
ようです。
記事のうちのいくつかを簡単に紹介します:
◇理事小林一さんがチェルノブイリ原発事故機150mまで
行ったときの記録から:
・チェルノブイリ事故の際消火活動に携わった消防士は、
しばらく生き延びた方でも50歳前に亡くなっている人が多く、
また70を過ぎているある方はほとんどの臓器を摘出している
・爆発地点から70kmのナロジチの幼稚園では全員が
呼吸器・循環器等なんらかの障害を抱えており、子ども2000人
に1~2人が毎年甲状腺癌を発症している。免疫力低下が
気になる。
◇理事理事郡司真弓さんが12年12月17日に明治学院大学
国際部(横浜市戸塚)でチェルノブイリ視察や福島の現実を
話したときの学生の感想:
・親が子どものときに被ばくしていた影響が出ることに驚いた
・チェルノブイリ事故は26年前のことなのにまだ影響があり、とくに
こどもたちへの影響が大きいことを知って驚いた
自分が気をつけないと次世代の子どもに影響するかもしれないと
心配になった。
今日まで福島の人々が置かれた状況を知らなかったし、関係ないと
思って知ろうとしなかった。でもこの問題は人ごとではないことが
わかった。
・政府は福島だけのことにしようとしているけど、これは自分たち、日本人全
体の問題である。
これらの感想を読み、まだまだいろいろなことを知らない人が
多いのだとわかりました。この前の選挙に不正はなかったのかも
しれない・・・と思いそうになってしまいます(?!)
が、同時に、この一回の講演を聞いて、ポイントを理解できた
人も少なくからずいたようで、希望も感じました。