今日も「晴耕雨読」さんを読んでみました:

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転載ここから↓
https://twitter.com/hori_shigeki

時と場合によって自由貿易と保護貿易を使い分けるのが、まともな自由主義経済の王道です。

時と場合を問わずに自由貿易を徹底するのは、観念的な自由を振り回して現実の自由を殺してしまうイデオロギーです迷信です。

プラグマティックな保護貿易こそが産業を、ゆえに自由を、ゆえに平和を救います。
                                                    ↑転載ここまで
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 関税に関するWTOの類の場面でも、口角泡をとばしておまえの国の
○○の関税率を下げよ、と要求する、そのくせ自国の産物である
△△についてはしっかり高関税率をかけていたり、あるいは
生産者の保護を厚くしている。これが欧米のやりかたです。
よくもわるくも。日本はこれができない。
米にしてもミニマムアクセスなどを受け入れてしまっていてもう既に
結構たくさん輸入しているのです。たしか消費量の1割ではなかったか。
 以前書きましたが、せんべいメーカーいくつかに電話して、輸入米の比率を
聞いてみたことがあるのですが、あまりはっきり教えてくれない、
一社だけ、国が輸入米をどのくらい使ってくれ、と指示してくるのだ、と
言っていました。
 官僚(個々的にはりっぱな人もいるでしょうが)は財界のサーバント
なのです。