::::マークの下は、sugi-hayama [→検索]さんのブログ経由

「院長の独り言」さんからの転載記事です:

 院長=小野さんは、東電をやめて医学部を受けなおし熊本で開業している

方です!

 先日ご講演DVDを見ましたが(上記ブログで見ることができます)

内部被曝は外部被曝よりずっと危険だということ、

呼吸は飲食より要注意

といういちばんのポイントをちゃんと強調してくださっています

一応文字部分を転載させていただきましたが、なるべくグラフや写真がたくさん添付されている
元記事でお読みください。

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2012年10月23日
降雨とともに急上昇する環境放射能
 昨晩の熊本はもの凄い雨が降りました。9月までは雨が降ってもそれほどは線量は上昇しなかったのですが、北九州でガレキを燃やし始めてから、とんでもなく線量が上昇するようになりました。

福岡県の公表している放射能測定一覧マップから、熊本市(8/24-9/23)

ガレキ燃焼開始は9/17から。それ以前の雨では、それほどの線量上昇は見られなかったのにもかかわらず17日以降に降った雨には明らかに線量が上がるようになってしまいました。

そして本日の雨は・・・

 雨が降っただけで、0.1uSv/hr近くまで上昇するようになってしまいました。こんなことは今まではありません。先日の藤田先生の勉強会では、北九州市のガレキ燃焼は、10年後に近隣の小学生で何か変化が出るのかも知れないなどと、悠長なことを話されていましたが、この雨での線量変化を見る限り、九州全体に放射能がまき散らされ、莫大な健康被害が出ることが容易に想像出来ます。
 御用学者達は、この線量上昇を、ビスマスだ、鉛だというのかも知れません。それにしても、0.1uSv/hrを超える放射能雨が降っていることは本当に大きな問題です。

そして、民間有志の方が作られている線量測定のページ(検査結果は、文科省測定)

九州、四国全域で上がっていますから、北橋市長も大したものです。そして、このように放射能がまき散らされていることが分かっても、誰も責任を問われない。あの時の顧問会で大丈夫だと認めてもらっていると、うそぶくことが容易に想像出来ます。このような雨が降って作られた水に放射能が入っていないはずがありません。これで、1億総被曝。奇形児の数もなにもかもフクシマと有意な差は出なくなるでしょう。これこそ、環境省がエコチル検査で望んだ結果です。さすが、日本の官庁、自己の防衛のためには素晴らしい仕事をしてくれます。

日本の西で燃やしていますから、当然中国、関西にも影響を与えてくれます。


もはや、確信犯です。そして、これに大阪まで燃やし始めたら、言うことはありません。日本全国総被曝。

 そして、このように広域ガレキ処理をしてくれたことに関して、女川の方が感謝してサンマを東京でおもてなし。

女川のサンマ、大盤振る舞い 日比谷公園、6万匹無料に
 東京・日比谷公園で20日、「おながわ秋刀魚(さんま)収獲祭in日比谷」(女川魚市場買受人協同組合主催)が開かれ、宮城県女川町から朝届いたサンマ6万匹が無料で振る舞われた。8千匹の炭火焼きや、すり身が入った女川汁、生サンマの配布に行列ができ、香ばしいにおいと煙が立ち上った。

 女川町の震災がれき6万トンを東京都が引き受けたことに感謝を込め、6万匹にした。町などに復興支援に入ったボランティアら1300人が運営に協力。収穫祭には約21万人が訪れた。

 女川のサンマ食べるべからずといっても、「風評被害」をまき散らしたカドで逮捕されかねませんが・・・このサンマを喜んで食べている人たちは、海洋汚染の現状を十分知っているのでしょうか?

ドイツGEOMARのシミュレーション


そして、その動画


 もちろん、頭と骨と内臓を取った可食部では、日本政府が保証している100Bq/kgを下回っているのでしょうけど。まさか、内臓が美味だとか、細かい骨はカルシウムと考えて食べたりしていませんよね?
 震災ガレキを燃やしたお礼に、東北沖のサンマが来る。まるで、「恩を仇で返す」ように感じるのは私だけでしょうか。

がれき処理に感謝 焼きそばに込めて2012年10月20日
 20日に始まるB級ご当地グルメの祭典「B―1グランプリ」。今年の開催地となる北九州市には、全国の63団体が集まる。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市の団体もそのうちの一つ。山積するがれきの広域処理を引き受けた北九州市に、石巻の団体は感謝の気持ちを込めて腕をふるう。
 16日夜、石巻市の焼き鳥屋の個室。「石巻茶色い焼きそばアカデミー」の役員5人が、当日の役割分担や配置を確認していた。1時間余りの会議の終わりに、事務局長の木村均さん(53)がぽつりと漏らした。
 「北九州に着いたら、私らどんな感じになるんやろうか」
 北九州市ではがれき受け入れに反対の声が根強く、反対派に逮捕者が出るほどの激しい抗議行動があったことを知っていたからだ。
 石巻のがれきは、隣の岩手県全体の量を上回る579万トン。一時は全国で引き受ける機運が高まったが、放射性物質の汚染を懸念する声で一気にしぼんだ。
 そんな中、処理を引き受けたのが北九州市だった。
 会長の柳橋哲也さん(35)は「受け入れ先がない中、引き受けてくれたからこそ、うれしかった。感謝としか言いようがない」。ただ、「自分が逆の立場なら反対かもしれない。反対する人の気持ちは分かります」とも話す。
 市内は今、津波を受けた建物の取り壊しが進み、空き地が多い。跡地には雑草が生い茂る。街づくり会社に勤める木村さんは「そのうち街中が空き地だらけになり、街が消えるんじゃないか」と、復興への道のりの遠さを思い知らされる。
 それでも、復興に歩き出していることを支援してくれた全国に伝えようと、昨年11月の前回大会に出展。二度蒸しで茶色く仕上がった焼きそばは1万食以上を完売し、6位に入った。
 北九州市のがれき受け入れ量は石巻のがれきの1%程度。木村さんは「量は少なくても、がれきが片付くのがほんの1日でも早まれば、復興が少しでも近づいていると感じられる」と話す。
 がれき受け入れに反対する北九州市の人に反発されるかもしれないという心配は消えない。だが、木村さんは仲間らにこう話した。
 「お客さんに『ありがとうございます』と言う時は、ボランティアなどで受けた支援やがれきを引き受けてくれた感謝の気持ちを込めて頭を下げ、もてなそう」。(菊池文隆)

 このような記事を平気で書くのが、現在の日本のマスコミです。1日処理が早くなった見返りがこの放射能雨。石巻の住民はどうやってこの責任を取ってくれるのでしょうか。被害者が、加害者になり、そして、九州の住民の感情を逆なでする発言まで。我々は石巻の住民を排除しているのではありません。放射能汚染されたガレキを持ってくるなといっているだけです。このような記事を読みますと、本当に腹が立ちます

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