深夜バスの事故、怪我をされた方はもちろん気の毒ですが、非難されな
ければならないのは運転手ひとりなのでしょうか。
居眠りをしないために運転手はどれだけの負担を身体(精神も含めて)に
かけていることか。
以前も“家庭医学”という番組で、若い女性が骨粗しょう症になり、
骨折してしまったという例が紹介されていました。“コンビニ”か何かの
深夜勤務で、食生活がひどかっただけではなく日光を浴びることが
なかったからという説明だったとおもいます。
人間は夜行性動物ではないので、深夜の仕事がほんとうに必要なのか
見直す必要があると思います。
深夜バスも24時間営業も80年ごろまではなかったと思います。
金さえ払えばどんな苛酷な労働をさせてもいいという考えがはびこり
だしました。
上の二つは単純労働に分類されますが、証券会社の方なども、時差があるので
大変ですね。外国の時計に合わせて働くの、かっこいいでしょうか?
給料はいいかもしれませんが。
物々交換より便利だからと考案された―ことになっている金<かね>、
人間のためのもののはずが、いつのまにか人間が金に仕えて
いるのです(正確に言えば金を出したりひっこめたりを自由自在にしている
人たちに、ですが)。