最新たんぽぽ舎さん情報の中に以下のくだりがあります:


午後、六ヶ所村から男女3人の方が来訪される。六ヶ所村は放射能まみれで
大変な状態のようだ。たとえば、食品の放射能汚染は8000ベクレル/kg
までが許容量とされ、半減期が1万数千年という放射性物質も放出されている
そうである。(それを測定できる放射線測定器は世界に3台しかないという)
 たんぽぽ舎で測定してもらおうということで、1.5kgの昆布とイカナゴ
を持参されている。


 たんぽぽ舎さんの情報はいつもすばらしくて感謝していますが、今回の

食品8000ベクレルが「許容量」とはなんぼなんでもあまりにも高いし、許容とは誰によるもの?

 これは調べる必要がありそうです・・・


 いずれにせよ六ヶ所村や東海村は、超危険液状

死の灰(通常高レベル廃液と呼ばれる)が大量に溜め込まれており、

その1%でも環境中に出ると日本の半分が居住禁止か制限地域に

なるそうです(故高木仁三郎さん試算)。原発よりもっとすごいものです。

 すごいという語はもちろん皮肉。


 因みに高レベルの意味ですが、低レベルじゃないという相対的な

意味に過ぎないみたい。

 またこれは原子力資料情報室の澤井さんから

以前お聞きした話ですが、フランスでは中レベル廃液という

カテゴリーもあるそうです。これはフランスの再処理工場(ラ・アーグ)

は、ガラス固化体を作るための漏斗<ろうと>が小さくて、結構頻繁に償却

する、その使用済み漏斗を砕いたものだかそれが混ざっているものだかを

“中”に分類しているとか。


 原発と限らず、言い習わされている語、一つ一つの意味(定義)を

自分の言葉で言えるかという検討が常に大事だとおもいます。

 この訓練を受けたという点では法律をかじってよかったかも。