1990年代初頭、人為的地球温暖化は少しも奇抜な説ではなくなりました。
それは本格的な政治キャンペーンでした。
メディアの注目を集めた結果、政府助成金が増えました。

「ブッシュ・シニア以前の気候や気候関連科学への助成額は年間170億ドル程度だった
 と思います。
 この分野の規模としては妥当です。
 それが年間2000億ドルに跳ね上がりました。
 10倍以上になりました。

 ええ、それで大きく変わりました。
 つまり、、、仕事がたくさん増え、本来なら関係ない新しい人々が流入しました。
 彼らが興味を持っている分野は地球温暖化だけでした。」

「例えば、私がサセックスのリスを研究したいと思ったら、1990年以降であれば
 研究費の申請書にこう書きます。

 地球温暖化の影響に関するリスの採集行動について調査したい

 これなら資金を得られるでしょう。
 もし地球温暖化に言及するのを忘れたら、資金は得られないかも知れません。」

「この小さな科学分野に巨額の資金が投入されたことで、科学全体の取り組みが
 歪められたのは確かだと思います。」

「みんな資金を得るために競争しています。
 もしあなたの研究分野が話題の中心なら資金の必要性を説明するのは簡単でしょう。」